服を脱ぐ、階段を上る、階段を下りる、カーテンから外を覗く、ドアを開ける
何をうつして、何をうつさないか
言語の使用法含め黒沢清を彷彿とさせた。というより黒沢清がリチャードフライシャーを彷彿とさ>>続きを読む
調和のとれてない服装→炭鉱主の息子と娘の結婚という説話論的な不調和
説話論的な持続と主題論的な体系の緊密な連携
着替えるという主題
冒頭ぬっと顔が出るまでのカットの繋ぎ。ゾッとするラストへ。
断片的な記憶が断片的に書き換えられていく様が断片的な映像によってみせられる。
記憶を書き換えてしまうトリガーの1つとしての音。良かったな
人間の内側にある“鳥的なもの”が表出する瞬間が恐ろしい。
人間が安心して暮らすための枠組み=社会に文字通り穴が空いたときの人間という存在の弱さの露呈。
ラスト、カオスな世界に飛び出していったあの>>続きを読む
ここではないどこかを求め彷徨う3人が、紛れもなく存在するここに回帰する物語。
3人はフィクションの世界を生業としていた。
ここではないどこか、私ではない何者かを求めて。
が、当然そのような世界>>続きを読む
白いレースのようなものがゆらめいている恐怖。
うつしてほしいものがうつらないもどかしさ。映らないゆえにみる側が想像させられる。恐怖が増幅させられる。
非常に良かった。
社会から開かれる契機になった毒女宅への土砂崩れ事件。そこまでの流れが良かった。
画面の色彩。
白→黒→白→黒の往復。
最初は色彩とシーンの雰囲気が一致していた。
明るい→苦悩>>続きを読む
stream =流れ
愛は流れる。大きい流れの中で出会い、愛し、死んでいく。
物理的に、モノは上から下へ。水の流れもそう。山から海へ。
男の家は高台にある。孤独を抱える人間たちが男の家に集>>続きを読む
生黒沢清ありがとうございました
2人の通過儀礼の話だと理解しました。
not too late
ラストは、彼らが内側から湧き出る思いで演奏した音楽。過去の肯定。
そしてそれは、冒頭彼らを一直線に見つめる少年の瞳に通ずる。
短編みた中で1番おもろい。
後ろで秒針なり続けてるのが死ぬほど気になる。秩序と混沌が同時にそこに存在してる感が最高。
それまでずっと男の上半身メインで撮っていたが、スッと床を映す。広がる惨状>>続きを読む
大前提、社会生きるためには、なりすます必要がある。
これは、父母の開かれと、ヨーヨーの開かれの話。
父母に関しては、中盤あたりでもう開かれちゃったので、それ以降は一回も登場しなかった。>>続きを読む