ウォシさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

「原作ファン向けに作った映画」とネットニュースのインタビューだかに書かれてたので、原作ゲームをやった事ない自分が観ても楽しめるか不安でしたが、むしろ原作ファンは「期待してたのと違う!」と怒りそうな気が>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.5

朝鮮王朝時代。
盲目の鍼医が宮廷内で王が殺される瞬間を目撃してしまう歴史サスペンススリラー。

2024年2月現時点で今年暫定ベストの傑作!

最初の1時間ほどは朝鮮王朝の歴史ドラマが展開され、中盤あ
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

3.8

前作「暗黒タマタマ」に続いて銃火器&格闘アクションに気合いが入りまくった洋画っぽいテイスト。

中でも今回は海外を飛び回ったり敵のアジトの感じだったり敵の動機だったりと、007のようなスパイ映画を彷彿
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

2.8

脱走した水牛を捕まえようとしたら、大勢人が集まってきて地獄と化す話。

個人的にちょっと因縁のある映画です。
劇場上映当時チケット買って映画館まで行きましたが、諸事情により映画を観ずそのまま家に帰らざ
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.2

今度は荒れた学校で歌を教える!

と「GTO」的な不良を更生させる系の学園ものに。

前作とパターンを変えてきたのは良いが、前作以上にありきたりな話になってしまい物足りなかった…

ただエンドクレジッ
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.6

昔はよくテレビでやってて何回か観た事あったが実は最初から最後までしっかり観た事ってあまりなかった。

話の発端は結構バイオレンスだったんですね。

厳格な修道院に型破りな歌手がやってきて、お堅い空気を
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.3

事故で視力を失った音大生と怪我で声を出せなくなった清掃員が紡ぐ音のない静かな恋の物語。

音楽が久石譲という点に惹かれて鑑賞。
それでいてタイトルが「サイレントラブ」で、主人公が言葉を発さないと来ると
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

胎児の脳と入れ替えられた女性が「見た目は大人、頭脳は子供」状態になり、何やらヤバそうな医者に育てられる。
外は危険だと閉じ込められるも、冒険したいと外へ飛び出す。
こんな感じで何となくジャンプ新連載一
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

閉鎖された曰く付きホテルに住み込んで小説書いてたら頭がおかしくなる話。

いろんなところでパロディにされるほど一つ一つの場面が強烈な映画。
ひたすら気味が悪くどんどん不安な気持ちになっていく。

原作
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作未読。

「漫画原作映画はハズレ」
そんなイメージを払拭してくる良作。

原作を読んでないのでどのくらいキャラクターが再現されてるかや、ストーリーをどこまでなぞってるかは分からないけど、1つの映画
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レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.4

元映画監督のお婆さんが未完成のアクション映画の脚本執筆中に事故で昏睡状態に陥り、自分の書いた脚本の世界に迷い込む話。

まずこの覚えにく過ぎるタイトルからして尖ってる…笑
劇場スタッフも開場を知らせる
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地獄のデビル・トラック(1986年製作の映画)

2.6

無人で暴走する大量のトラックに囲まれ、ガソリンスタンドに閉じ込められた人類の話。

知る人ぞ知るカルト映画との事。
スティーヴンキング監督作と本職じゃない人が作ってるのもあって、無駄なシーンや編集・ス
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香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

3.2

タイトル的にポリスストーリー1〜3のような軽快なコメディかなと思いきや、血の気が引くほどのドシリアスハードアクションでした。

前半の警官を罠に嵌めるシーンはかなり猟奇的で子供の頃に観た時はそのギャッ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

ヤクザが罰ゲーム付きカラオケ大会でビリを免れるために合唱部中学生に教えを乞う話。

原作未読。

自分の中だけにあるジンクスですが、年始に上映される映画は大傑作率が高いというのがあり、見事本作がそのジ
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

4.3

白黒版ゴジラ-1.0

カラー版は鑑賞済み。
内容に関する感想はカラー版に書いたのでこちらは白黒の映像になってどうだったかの感想を書きます。

やはり色がなくなる事で昭和の歴史資料のような質感になる。
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ブレーキ(2009年製作の映画)

1.0

※超大酷評です。
感じ悪い文章になってるので、目を通したくない方はスルーして下さい。

遠隔操作で勝手に走る謎の車に閉じ込められた男。
車を止めようとブレーキを踏めば監禁された女が殺される。
果たして
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.2

炎上するタンクローリーをくぐって炭鉱で爆走する回。

この辺りからはちゃめちゃ娯楽カーアクション路線に振り切った感がある。
なのでストーリーはあってないようなもので、どんなアクションシーンがあったかを
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

2.8

ねずみ捕りの男についての話。

短編4部作の中で一番映像のクセが強いかな?
そして一番観た後「???」となった。

散々ねずみ駆除に関して賢いアピールしてたけど、結局野蛮な方法でしかねずみを駆除できな
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白鳥(2023年製作の映画)

3.4

いじめっ子から犯罪級のハードないじめを受ける少年の話。

飄々としたトーンで展開されるが、実際の情景を想像するとあまりにも悲惨。
いじめっ子2人の姿は視覚的に現れないが滲み出る邪悪さが半端ない。

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(2023年製作の映画)

3.2

ベッドに蛇がいる…!
ベッドの上で身動きが取れなくなった男の話。

「ヘンリーシュガーのワンダフルな物語」を観た後、同じような演出で作る短編があった知り急遽鑑賞。

掛け布団に隠れて姿が見えない蛇をど
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.4

カジノで勝つために透視能力の修行をする金持ちの話。

「アステロイドシティ」で個人的に一気にウェスアンダーソンに対する期待を失いましたが、本作によってすこし信用度が回復しました。

この物語の語り部に
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アス(2019年製作の映画)

3.8

ある家族が自分たちのドッペルゲンガーに襲われる話。

遠くに手を繋いだ4人の人影…
この不安を掻き立てるヴィジュアルがめちゃくちゃ怖い!
その後はアグレッシブに襲ってくるので不気味さは薄れるがこれはこ
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

2.0

製作されたものの内容の過激さから長らくお蔵入りしたスリラー映画。

ゴア描写がキツいとかそうゆう事ではなく、内容の辛辣さが強い。

地位も名誉も実績も財産もない老人。
居場所はなく、若者からは蔑まれ惨
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.5

人付き合いが苦手なハガキ職人がお笑い作家を目指す。

挨拶ができない。
すぐ睨みつける。
嫌味と悪口しか喋れない。
キレると奇行に走る。
…と人見知りという言葉では片付けられないほどの人付き合い苦手っ
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.5

天変地異により荒廃した街。
唯一奇跡的に倒壊を免れた一つのマンションで巻き起こる人間同士の争い。

"被災者"と"運良く被害を免れた者"による軋轢という点で筒井康隆の「日本以外全部沈没」を彷彿とさせる
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

2024年一発目の劇場鑑賞映画。

1人のトイレ清掃員の日常を特に大きな山場もなく淡々と見せる。

朝起きて支度して、トイレ清掃して、仕事終わりに銭湯行って、酒飲んで寝る。
そんな日常がテキパキと見せ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.6

スーパーの激安セールで起きた暴動事件。
その事件に関わった町民が次々と惨殺されるスラッシャーミステリー。

残酷描写盛り盛りのゴアスリラーではあるが、「犯人は誰なのか?」といったミステリーっぽさも強く
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

一瞬だけ悪霊を憑依させる危ないチャレンジで遊んでたらやり過ぎて除霊できなくなるオカルトホラー。

「引きずった親子愛」と「不良がカッコいいと勘違いして強がる虚勢」がもたらす惨劇。

ショッキングな瞬間
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

原作未読。

ジャンプマンガ原作だけれど、変にコミカルにせず結構落ち着いたトーンで人間ドラマを描く。
劇中の「文字で説明し過ぎてはダメ。マンガなら画で分からせないと。」というマンガ添削に対するセリフの
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タキシード(2002年製作の映画)

2.9

着ると強くなれる特殊なタキシードを着た事で、ある平凡な男がスパイの世界に足を踏み入れる事になるアクションコメディ。

ワイヤーを使ったであろうアクションのおかげなのかジャッキーの芸達者ぶりのおかげなの
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

1.3

射殺されたある男が魂となって浮遊していくドラッグ&セックスムービー。

うずくまった姿=胎児のメタファー
…と言いたげなアート全開の大っ嫌いなタイプの映画。
すごいもの見たなとは思うけどやっぱり嫌いな
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.2

子供の頃にテレビで放映された007を何作か観てきたが、ちゃんとDVD借りてきてしっかり観てみようと思って当時一発目に借りて観たのがこの映画でした。

日本が舞台という事に惹かれて観てみたけど、一発目に
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.7

戦乱の世に引き裂かれる2人の男女。
あまりにもヘビーな大人の恋の物語…

好きな人に好きと言えない時代。
唯一できるささやかな幸せとは戦で華々しく死ぬ事だけ。

本来なら儚く死を辿るしかないはずだった
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市子(2023年製作の映画)

3.6

プロポーズした翌日に姿を消した恋人の市子。
警察に捜索願いを出すも「そんな名前の人物はいない」と言われる。
果たして市子とは何者だったのか…

市子が過去に出会った人々がチャプター構成のように1人ずつ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

口コミに釣られて鑑賞。

ゲゲゲの鬼太郎は子供の頃にほんの少しだけビデオレンタルして観た事があった程度で、ほぼ無知の状態でしたが問題なく観れました。
前日譚とは言え原作要素であろう物事をごく自然に飲み
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.8

手段を選ばないサイコパス弁護士が謎の連続殺人鬼に標的にされる話。

ごく稀に傑作を生むが大抵は記録的大駄作を量産する三池崇史監督作という事なので、ギャンブル感覚で鑑賞。

結果としては傑作とはいえない
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