きくたきよしさんの映画レビュー・感想・評価

きくたきよし

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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

何かを訴える訳じゃない純粋エンターテイメント。

ツルツルメタリックなウルトラマンの肌?の質感スゲーイイなーと思ったし、カラータイマーがない代わりに色が赤から青に変わるって言う現代CG活かした設定もな
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.6

あまりにも淡々と物語が進むので途中眠くなったんだけど退屈ということは決してなくて、説明が少ないので次々と解釈を求められるので割と頭は忙しい。眠気と戦いながら考えがまとまらない状態で鑑賞してた感じ。
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

シャーリーズ・セロンが出てるので観た。
出産後まで主人公にかかるプレッシャーが不穏でこの後良くなって行くと思わないとちょっと辛いんだけど、ラストは大きく変わらず。
エンタメとしてこのテーマを扱ったなら
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.4

優れた映画音楽の歴史を一通りお勉強しながら、制作の舞台裏を見ることが出来る。スタジオミュージシャンの人たち、楽譜を初見でオーケストレーション出来ちゃうってスゴイ。

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.8

グレン・クローズ、スゴイ。なりきってる。迫力と哀愁と愛情。

シーサイドモーテル(2010年製作の映画)

3.0

温水さん怖い、麻生さん可愛い。お、え、って感じでテンポよく笑えた。

斬る(1968年製作の映画)

3.8

裏切り、仲間割れ、勝ち負けがはっきりしないエンディング、ドラマも良いし、役者も良いし、演出も良い、面白かったです。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

シャロンテート事件の犯人達に復讐する映画。ラストで犯人達を徹底的に痛めつける。女性だって関係ないってくらいガンガン顔を潰するブラピ。ほぼ動けないような相手に火炎放射器を浴びせるデカプリオ。
過剰とも思
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

3.7

荒唐無稽でスタイリッシュなハードボイルドなコメディで俳優みんなカッコよくて楽しめる。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.0

ブレイキングバッドと設定が似てるけど、こっちは人が死なないしもっとライトな感じ。
何よりイタリア語が陽気な感じでテンポが良くてサラッと観れる。1.5倍で観ると会話のテンポがスゴい。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.0

コメディっぽい作りなんだけど、警官に殺される情景がそれぞれ実際の事件に基づいているのだと言う日本に住む私には想像がつないほど恐ろしい。

グローバルヘルス革命 -医師たちの挑戦-(2017年製作の映画)

3.7

信念と行動とユーモア。
知らなかった事ばかりで、驚いて感動した。
「楽観主義は道徳的な選択です。
この仕事に悲観的なら最低限の夢しか叶えられないでしょう。」

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

自分ももう歳なので見ていて身につまされて、VANライフ自由でいいな〜とは思えなかった。夫と家と暮らした街まで失って、引き締めた口元を常に緩めないファーンがラストに家に戻り裏庭の荒涼とした風景にどんな表>>続きを読む

人情紙風船(1937年製作の映画)

3.9

面白い!
冒頭の通夜にかこつけてドンちゃん騒ぎするコミカルなシーンからテンポ良くカットが進んで、長屋住まいから抜け出そうとして叶わない浪人夫婦の最期で終わる。
上手くいかない人生と上手くやってる人生が
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

1.5

俳優の演技は素晴らしかった。バレエもキレイ。
でも脚本監督の登場人物への愛情が感じられなかった。唐突に起こるハプニングはインパクトとストーリー展開に必要なんだろうけど前後が無く使い捨てで演者への敬意に
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

映画館で観たかった。
俳優の息でレンズが曇っちゃうくらいの広角撮影で微妙な表情の動きと背景の風景の迫力がスゴい。
足の向きが変わっちゃうくらいヒドイ骨折してた割に早く歩けるようになったのも気にならない
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失くした体(2019年製作の映画)

3.6

最近のCGのような滑らかさとは遠くカクカクした映像なんだけど、ほぼデフォルメされていないリアルな線でリアルな構図なので、実写でできるんじゃね?と思うんだけど、切断された右手が旅をするっていう非現実的な>>続きを読む

キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.2

面白かった!
台詞で説明しすぎず、人物それぞれが矛盾してて勝手なんだけど、それでいいじゃんって思えるところが観ていて気持ちいい。
味海苔食べたい。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.4

ワンシーンだけど安田成美の演技が強烈に印象に残った。もうワンシーンあるかな〜と思ってたら終わっちゃって残念。
原作読んでの鑑賞だったんだけど、服役後の生き辛さ、を超えた主人公の魅力という点は本作は控え
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

4.4

登山者本人が撮影してるのでとにかくリアルなのに現実離れした光景とエピソードに現実感を失ってしまう。
淡々とした編集なのに迫力と説得力がハンパない。

音楽(2019年製作の映画)

3.8

独特の間と抽象的な表現の切り替えで10代の説明できない訳分からない衝動が伝わった。思い出した。

そこにいた男(2020年製作の映画)

3.8

昔テレビで深夜にやってた感じ。演出も撮影もしっかりしてて面白かった。
こういう芸能界の力関係ではないキャスティングの作品をもっとたくさん見たい、と思った。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.7

やっと見た。面白かったんだけど、見終わってどうしてもフレディ本人が見たくなってYoutubeでライブエイドを見てしまった。
ライブエイドの選曲と歌詞に感動。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

当たり障りのないエンタテイメントだけど、面白かった。草刈正雄の悪役ぶりが良い。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.4

6年間費やしたレポートがやっと陽の目を見たのはGoodなんだけど、上院議員のおばちゃんそんだけ?って言う抑制され過ぎな演出がリアルで、現実って怖いし思い通りにはならないのね〜、と思った。
アダムドライ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

ほんの少し前にあった恐ろしい弾圧に偶々関わったタクシー運転手。自分もこうありたいと思わせる素晴らしい物語。
繰り返してはいけない歴史をこうしてエンタテイメントで残すことは大切だと思った。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.8

世界的な理論を支えた妻の姿。
あなたの眼鏡はいつも汚れてるのね。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

主役のサルー、タスマニアの母親の演技がとても良かった。特にニコールキッドマンの抑制された感じが物語後半の緊張を力強く支えていた様に思う。

悪夢のエレベーター(2009年製作の映画)

3.6

ミステリーでスリラーでシチュエーションがコロコロ転がって面白い!丁寧に作ってる感じが良かった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

ステレオタイプではない黒人ピアニストの孤独に寄り添ういかにもイタリア系チンピラのロードムービー。二人の友情に感動した。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

1.5

二宮さんの取調べシーンは迫力ある。テンポよく進んでいくんだけど、ボヤけたラストに向かって段々話が散漫になっていく。友人の代議士とかその告発とか妻が右翼とか細切れすぎて無い方が良かったな。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

1.8

ラスト、なんて簡単に形勢逆転しちゃうんだろう。原作もこうなのかな。

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