映像と音楽、そして劇場の閉鎖的な空間だからこその鑑賞体験があるわけで、いくらテキストで語ったところで何も伝わらない気がする。
見せない、見えないということで、こんなにおぞましく映るのか。
かなりしん>>続きを読む
資本主義によって自然を駆逐する都心の企業とそこに暮らす村民たち、といった構造の中にももっと緩やかなグラデーションがあること。また、ここに暮らす人々も、元々は自然を壊して住み始めた開拓者であること。
(>>続きを読む
リブート3部作が本当大好きだったので、事前情報とは裏腹に話がつながっていて嬉しかった。
同じシーザーという思想を祖にもちながらも、敵対する関係に至ってしまうというのがあまり見たことなくて面白かった。>>続きを読む
特に予定のないGW中にふらっと観に行ったのが良かった。
プチガのキレ芸に笑ってたら更なる強キレキャラが現れるのめちゃウケる。
因果応報的な終わり方も皮肉たっぷりで良き。
予算少ない中でちゃんとエンタメしててめちゃ面白かった
ちょいちょい間抜けなカットもご愛嬌
一抹の懐かしさすら感じる"良い映画"
マチズモな世界観かつ、かなり悲哀に満ちた話であるはずなのに、心地良いのはなぜだろう?
"超"家父長制や支配的なマッチョイズムに対しての批判もありながら、決して突>>続きを読む
ドラキュラの部下、レンフィールドに焦点を当てて現代のハラスメント問題を重ね合わせるアイデアがまず面白い。
ほとんどそのアイデアで乗り切った90分って感じも否めないけど、ニコラス・ケイジのヴァンパイアビ>>続きを読む
『続・夕陽のガンマン』を観たその日の夜に観た。
ドキュメンタリーとしては物足りないけど、ファンの熱量と作り手との邂逅に熱くならざるを得ない。
「イーストウッドと同じ石の上に立てればそれ以外に理由は>>続きを読む
4K復元版を劇場にて。
4K版の予告に載っていた「宇宙一カッコいいロードショー」
この宣伝文句に偽りなし。
撮影と編集がめちゃめちゃモダンで3時間あるにも関わらずあっという間。
色めき立つショットの>>続きを読む
自分がこの映画に対してモヤモヤを感じとっていることに動揺して、今だにグルグルと色々なことを考えている。
あくまでこの映画は"中立"という立場ではあるのだけど、それは「核と共存しなければいけなくなった>>続きを読む
アメリカンニューシネマど真ん中〜といった趣きだけど、情緒に溢れていて不思議と多幸感もある。
突然のイナゴ大発生🦗と、炙り出しの大火事🔥とか、スペクタクルもあって楽しめた。(もちろんバキバキの撮影があっ>>続きを読む
4K復元版を劇場にて。
なんじゃこりゃ〜面白すぎる〜〜…!
そしてイーストウッドかっこよすぎだ。。
キャラが立ちまくってて良き。
ギャングのボス、インディオのカリスマっぷりと色気がめちゃめちゃかっこ>>続きを読む
作曲・石橋英子自らによるパフォーマンス上映にて鑑賞。
濱口竜介が撮るサイレント映画だ。
もちろん『悪は存在しない』も楽しみだし、観た印象としては映画監督が晩年に撮る作品、みたいな趣きを感じた笑
砂漠の情景にいかんせん興味がないから、ほとんどその場面なのがちときつい。
だからハルコンネン側の世界のシーンの方を息継ぎのようにして観てしまっていて、俺はあの世界なら帝国側の生活の方に魅力を感じてしま>>続きを読む
自分が思ってたよりも変な映画で面白かった。
『嫌われ松子〜』は『アメリ』の丸パクリだったんだということが後から分かる形に。『アメリ』からはそこはかとないウォン・カーウァイ風味を感じた。
最速上映で鑑賞。1年以上待ってた!
予告から感じてた通り美しい撮影。
韓国系の監督による韓国人の話を、映画史に連綿と続く王道のマンハッタンロマンス映画として、それが受け入れられている痛快さ。堂々とし>>続きを読む
観ている我々観客に特別な視点は与えない。あの法廷にいるすべての人物と同じだけの情報の中で真実とは何か?を考えさせられる。
「1人の人間が雪山の中、転落した」その事実の背景にある幾重にも重なるストーリ>>続きを読む
ビクトル・エリセ作品をひとつも観ないで行くことに抵抗があって躊躇していたのだけど、観に行けてとても良かった。
老いと記憶にまつわる旅路。3時間あっという間だった。
黒人の作家が白人の女子学生からNワードを指摘されてクビになるというなんとも皮肉たっぷりな始まり。
作品の良し悪しを超えて、作家のコンテクストやアイデンティティを評価する昨今のカルチャー界への痛烈なカ>>続きを読む
過去2作のアリ・アスター監督作品に比べて大分コメディ要素が大きかったので、実は1番観やすいのでは?という気も。少なくとも個人的には『ミッドサマー』よりは好きだったな、めちゃめちゃ笑えたし。
特に第一>>続きを読む
なんとなく忘れ去られてしまいそうなガイ・リッチー映画。
RRRみたいな話じゃん!と途中めちゃテンション上がった!
白人救済モノに見えなくもないけど、翻訳者側のパートを多く割いていたり、意外とバランス>>続きを読む
SSUはしっかり映画館で追ってるのでこちらも観た。面白くなりそうでなりきれない、なんとも言えない後味。モービウスみたいにイジリ切らない変なモヤモヤがある。
SSUはいまだにスパイダーマンも出さずに何>>続きを読む
いやーとても良かった…
世界を知らない事によって、あるいは無知であるがゆえに搾取されてしまう事。そしてそれを知ってるからこそ知識を与えない利権側(男性側)の醜悪さ。ベラの視点で見れることによって追体>>続きを読む
無知を自覚して自分の目には見えていない世界を広げること、そして他者に優しくあること。それが世界平和への大きな第一歩であり最短距離なんだ。
プラネタリウムという原作にはないモチーフは、我々が「大きな宇>>続きを読む
ちょうどでかいスクリーンと音圧で体全体でこのLIVEを浴びれて良かった。カメラワークも照明も衣装もグラフィックも全てかっこいい。
デヴィッド・バーン、スタイル良すぎ。
主人公とそのファミリーのキャラクターが良かった!
戦うことになるヴィランに対しての結末もGOOD。
もうこの頃からイーストウッドは老兵の役。
ソーとロキのお母さん!
リンカーンの前でアイスを食べる一連のやりとり、あとホテルでのバーからエレベーターそして部屋まで行くシーンがとてもチャーミングで良き。
いやー素晴らしい完結編でした。
一作目にやや不満を感じる「結局ドラゴンを人間がいいように飼い慣らしてるのでは?」という疑問に対して、真っ向から答えようとする姿勢に感動。
今作を持って真の意味でドラゴ>>続きを読む
初めて2を観た!
まずもって冒頭のヒックとトゥースレスの飛行シーンが最高。ここで涙出そうになる。
本作では亡くなっていたと思っていたはずのお母さんが登場。導き手としての側面もありつつ、「思想の違う人>>続きを読む
アクション映画観たい欲が満たされた。
ケイト・マーラの役は今見ると都合良すぎていやだった。
全く存じてなかったんだけど、何の気無しに観てみたらめちゃ面白かったー!
お手本のような群像劇。
宮田がとにかく可愛すぎる。
アキ・カウリマスキ監督の映画を初めて観た。
妙齢の2人のロマンスは、いじらしくて可愛いくてでもやっぱり一抹の切なさもあって。
独特な照明がカウリマスキ監督の特徴なのかな?ただこの作品を観て、自分の好>>続きを読む
大自然に委ねられたブロマンスという意味では『オールド・ジョイ』を想起させる。
画面は厳かながら、牛乳盗んでドーナツ揚げて売る、というキュートなストーリーが妙なアンバランスを生んでて、独特な空気感を醸し>>続きを読む
ショーン・ベイカー監督作品、やっと観れたけどやっぱり最高でした。
テキサス州の工場群、ブルーカラーの労働者やドラッグディーラー、低所得者たちの日常。この閉鎖的で鬱屈とした日常に「Make Ameri>>続きを読む