むんさんの映画レビュー・感想・評価

むん

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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

4.0

アフガニスタンに駐留していた米軍。
アメリカ政府は、アフガン人を通訳として大勢雇った。ビザを発行する約束をして。
でも政府はその約束を反故にし、通訳者たちは今も命の危機にさらされている。
恥ずかしなが
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アメリカン・ファクトリー(2019年製作の映画)

-

興味深いドキュメンタリーで見応えあった。

2008年、アメリカのオハイオ州。
GM社の工場が閉鎖された。
その数年後、そこを福耀(フーヤオ)という車両用ガラス製造の会社が買い取り、進出。
1000人
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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

アウシュビッツ強制収容所の隣で暮らす一家。
壁を隔てたこちら側では、下働きの女性、庭師がいて、何不自由ない生活を送っている。
壁の向こう側からうっすらと聞こえてくる怒号、悲鳴、銃声。
煙突からは煙が上
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.5

ムッキムキのジェイク・ギレンホールを見るやつ‼︎
ほぼ殴り合い、美女とちょっぴりロマンス、いかにもなヘンテコ悪役など…
ひさしぶりにザ・アメリカな娯楽映画を見たって感じ。
けっこう好き。

マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

4.0

戦争という過酷さを味わった、ロンゼルとジェイミー。
2人は、人種の壁なんてどうでもいい事なんだと悟り、友情を育んでいく。

人を虐げて、搾取するばかりか、ここまで攻撃性をあらわにするって、人間って一体
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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

-

最初は三つ子が奇跡的に再会した、明るい話かと思ったけれど……

「遺伝か環境か」
これってずっと答えは出ないんだろう。
「環境には全てを圧倒する力がある」
色んなことが影響しつつ、それぞれの人生を歩ん
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.5

頭空っぽにして見る王道のロマコメ。
2人がかわいい。

ニコラス・ガリツィンが今回はブロンドだからか、昔のウィリアムに似てる。
でも役名はヘンリーなの。笑

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.5

ポルノ俳優業が上手くいかなくなり、ロサンゼルスからテキサスに戻ってきたマイキー。

舞台になってるテキサスの田舎町。
なんか何もなさそうで、廃れた切ない感じ。
貧しい人たちはカジュアルに法を犯してる。
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インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2010年製作の映画)

-

2008年、9月。
リーマンショックはなぜ起こったのか。

専門用語てんこ盛りで、めちゃ難しかった。
金融業界の一部の強欲な人たちが、大金を稼ぐためにやりたい放題。
もちろん政府とはズブズブの関係。
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アンチソーシャル・ネットワーク: 現実と妄想が交錯する世界(2024年製作の映画)

-

日本の2ちゃんねるから、アメリカの4chanが生まれ、そこから締め出された人たちが8chanを作った。

ただ日本のアニメの話をしたかったのが、どんどん暴走していき、アノニマス、Qアノン、そして米国議
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虎を仕留めるために(2022年製作の映画)

-

『デリー凶悪事件』という実際のレイプ事件をもとにしたドラマがあった。
カースト制のなごり、女性蔑視、貧富格差があり、田舎の村に行くと、部族が違って、言語も違う。
村の風習も違うから危険だという話があっ
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警官の血(2022年製作の映画)

3.5

色々と普通。アッサリ。物足りない。
ただチョ・ジヌンいいよなー!っていう、チョ・ジヌン加点です。

グレート・スクープ(2024年製作の映画)

3.0

エリザベス女王のお気に入りと言われていた、アンドリュー王子。

謎の富豪と言われ、小児性愛者で、性的斡旋をしていた、ジェフリー・エプスタイン。
(エプスタインに関してはNetflixにドキュメンタリー
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ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

-

なんという邪悪さ。
カッとなった勢いで…ではなく、綿密に計画してというのは、あまりに冷酷で悪だよ。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

長かった……
劇場で見ていたら、印象は変わったんだろうけどな…
細部までこだわってそうな美術と、合戦シーンの迫力は素晴らしい。

ナポレオンが愛した、フランスと戦いとジョゼフィーヌ。
ジョゼフィーヌと
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

公開初日、IMAXにて。
かなり前からずっと公開を待ってました。

この映画の原作本は読んでないけど、他の本を読んで、なんとなくの予備知識はあったものの…それでも難しかった。
ぽんぽん出てくる人名を辿
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

3.0

この邦題はひどいね。

車を手に入れるため、純朴でシャイな青年を誘惑する話。
ドタバタコメディで笑えた。

アマンダ・ノックス(2016年製作の映画)

-

かなり駆け足なドキュメンタリーだった。

ずさんな捜査、決めつけ、過熱報道でめちゃくちゃになってしまった。
こうなってしまうと真相は闇の中。
被害者は置き去りになってしまう。
スティーブン・エイブリー
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ケイト・ブランシェット、圧巻の演技。
話し方、身のこなし、全てに見入ってしまう。

地位も名誉も権力も手に入れた、女性マエストロ リディア・ター。
何よりも音楽へ情熱を注ぐ。
反面、人間関係に関しては
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.5

エクソシストものってほとんど見たことないけど、ベッタベタなストーリーと演出だと思う。

昔に見た、韓国ドラマの「客」のほうがよっぽど怖かった。

ある男(2022年製作の映画)

3.0

人は無意識に偏見の目で見てしまうもの。
純粋に自分自身を見て欲しいのに。

なんかいまひとつしっくり来ない映画だった。
やたらと豪華なキャストだけど、それがいいのか悪いのか。
なんで小籔なんだろう?ノ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

1.5

全く意味がわからなかった。
考察を読んで 何となく分かったような、わからんような…

こういうグロテスクさは好きじゃない。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

正体不明の遺体を解剖で解き明かす、ミステリーな感じはおもしろかった。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

原題 No Country for Old Men
老人には安住できる場所などない

殺し屋シガーは世の中の不条理さの象徴
どうしたって変えることはできない

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

大昔に見て、内容をすっかり忘れていた。

ドラマ「ファーゴ S5」とリンクしている所がたくさんあったんだね。

やたらとYeah Yeah言ってるのが耳に残った。

バービー(2023年製作の映画)

3.5

ライアン・ゴズリングおもしろすぎる。笑

女性、男性どちらの目線もあったと思う。
どっちに偏ってもおかしくなる。
男性優位社会から、女性が声を上げて、バランスを取っていってる最中。
バランスを取るのっ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

エルヴィス・プレスリーをほとんど知らないので、黒人音楽に影響を受けてると初めて知った。

オースティン・バトラーの熱演はすごいけど、この過剰というのか、派手なガチャガチャした演出が自分には合わなかった
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

3.5

一目惚れロマンスものであり、家族と向き合うストーリーでもあったな。

不自然にめちゃくちゃすれ違わせるところが無かったのが好印象。
携帯の充電切れすぎとか、カバン忘れるとか、ベタベタな展開だけど、ホッ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

ティーンが主人公のタイムループもの。
コメディでゆるっとホラー。

ツリーがめちゃ身体能力高いね。笑えた。
終始カーターが可愛かったので加点です。

オットーという男(2022年製作の映画)

3.5

ちょっと雑だなと思うところはありつつも、おもしろかった。
悲しさと怒りで色々と突っぱねてしまうの、とても分かるよ。

向かいに越してきたファミリーがカラッと明るくて、ホッコリした。

STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー(2023年製作の映画)

3.5

過去作の映像などを上手く繋ぎ合わせて作られていて、よかった。
奥様との出会いがロマンチック。

治らない、進行していく病との闘いは思っているよりツラい。
この映画で見るより何倍も怪我をしたり、トラブル
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

(ケンシロウが出てくるのかと思っちゃったよ…)

ハイテンションで派手なアクション。
何も考えず、楽しむ系。
映画館で見たらとても楽しそう。
シャーリーズ・セロンかっこいいな。

ギターと太鼓の部隊は
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

配信で見た「ロブスター」も「聖なる鹿殺し」もゾワゾワするような不穏な音楽が流れていたけど、今回もそう。
映画館で見ると より一層ゾワゾワきて、鳥肌が立った。

この奇妙な世界観を伝える全てが凝っていて
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

この極限状態の中で、誰かを必死で助けたり、誰かを励ましたり、嫌なことをやる役を自ら買って出たり…ほんとにすごい。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

3時間半。
一気に見ることは出来なかったけど、よかった。

とにかく金、金、金。
オイルマネーを貪り尽くす白人たち。

ディカプリオがずっと不満そうなへの字口だった。浅はかで愚かなアーネスト。

リリ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

なんじゃこりゃ。めちゃくちゃシュール。

カップルでいれば こんな危険も回避できますよっていう勉強会みたいなの、しょうもなすぎておもしろい。笑えた。

無理矢理にでも共通点を作ったり…人間って健気で滑
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