81年の正月映画、当時の小遣い事情からこれと「シャイニング」二択で悩みましたが、「シャイニング」を選んで正解でした。
これも嫌いじゃないけど。
ウルヴァリン単体の方が、ドラマが拡散しない分、濃度が高くて面白い。
韓国産のコメディが苦手。アクションやサスペンスは世界トップレベルなのに、お笑いは昔の香港映画のようにバタ臭い。
ということを差し引いても、よく出来た脚本と、達者な役者陣の演技で、「猟奇的な彼女」を彷彿>>続きを読む
こう来るだろうなあと予想できるのに勿体ぶって待たせる、そんなシーンが多かった。ホラー演出にセンスなし。テンポや間も悪く、プロットも直線的で退屈。
名作である1作目と比較する意味もない残念な一作。
幼馴染との再会、24年の年月の間に互いの価値観は異なりつつも、惹かれ合う気持ちは抑えきれず‥、といったプロットだろうか。
この作品の秀逸なのは、ヒロインが韓国を離れ、ニューヨークで暮らしていると言うこ>>続きを読む
名シーンの連打。演出、音楽、カメラ、言うことなし!全編痺れる。
南北戦争の場面はド迫力。戦争映画並み。
イーライ・ウォラックって、味のある役者だな。
日本公開されたことの喜びを噛み締めながら。
めくるめく圧巻の3時間。圧倒的な情報量、錯綜する時間軸、飛び交う無数の会話、まさしくノーランテイストの醍醐味に酔いつつ、原爆に関わる人たちのミステリーとし>>続きを読む
松田優作の狂気みなぎる演技が強烈。ATG映画タッチなハードボイルドの傑作。
室田日出男、鹿賀丈史の名演も光る。
アクションがもっさりしてるが、それでも楽しめる。松田優作の動きにキレがある。
成田三樹夫のヘタレぶりが笑える。風吹ジュンがすでに美しい。
リーヴァンクリーフのカッコ良さは、イーストウッドを上回る。
やや冗長だが、目の覚めるような素晴らしいカットが多い。
オープニングのアニメからカッコいい。
レオーネの画作りに惚れ惚れ。モリコーネのスコアにも痺れる。
前作より見せ場も多く、ダイナミックな場面には魅入られたが、前作に引き続き淡々と物語が進む印象は変わらず。敢えて盛り上がりを避けているのか、それともこの監督はそういう演出が不得手なのか。そもそもこの壮大>>続きを読む
とっ散らかったままラストまで突っ走る森崎節、クライマックスは痛快。こういう社会派喜劇を撮れる監督は、もう出てこないかなあ。
寅さんアフリカに行く。
ドキュメンタリータッチの作風に渥美清の名演が、ミスマッチながら妙味あり。
先の読めないプロットに唸る。サイコパスと少年少女の心理戦に、その少年少女の成長物語が自然と絡まる展開が見事。
何より沖縄が舞台というのが効いている。絶え間なく飛び交う米軍機は不安定な登場人物の心理を暗>>続きを読む
落ちこぼれダメ軍団の奮起モノ。「がんばれベアーズ」「ザ・ドロッパーズ」「クールランニング」の系譜で、安心して笑って泣ける。これが実話というから驚く。
マイケル・ファスベンダーが好演。
何より脚本がよく出来ている。60〜80年代のスクリューボールコメディの懐かしさ、心地良かった。
ビートルズの「新曲」も効果的だし、80年代ナンバーもセンス良く配置。何より主題歌がボーイジョージというの>>続きを読む
話がよくわからないけど、見事なカーチェイス、センスの良い劇伴、スタイリッシュな映像、そしてカッコいいマックイーン(と美しいビセット)。これで充分。
この出口なき会話のやり取りは、法廷劇ながらフランス映画のエスプリ。もっとカオスでよかった気もするが、アカデミー脚本賞は納得。パルムは、‥うーん。
音楽かっこいい。
はちゃめちゃ。
007バリのスキーアクション。
ゾンビも出てくるしなんでもあり。楽し過ぎる。
スタイリッシュ、かっこいい。しびれる。
若山富三郎の殺陣は永遠に見ていられる。
日本のヤクザが入り乱れての第3弾、拳だけで敵をバタバタ倒していくのは、相変わらず快感。マ・ドンソクのアクションもキレを増して見応え充分。
ただ、その肝心なアクションが、やけに暗い場面が多くて、よく見え>>続きを読む
確かに脚本の詰めは甘いところはあるけれど、それは他のマーベル作品でも見られるところで、この作品が際立っていたわけではない。でも、女子3人組のキャラがもう少し立つとなあと思う。続きを楽しみに待ちたい。>>続きを読む
時間と記憶と、人生と老いと。映画史に身を委ねる至福のひととき。心地よいフェードアウトにウットリ。クライマックスは身悶えするほどの素晴らしさ。
ウディ・ハレルソン、もっと悪役楽しそうにやってくれたら良かったのに。
前作の方が良い。ミシェルウィリアムズとのやり取りがもっとあれば。
静謐な作品ながら、映像から伝わるものが沢山あり、なんと豊穣な映画体験。どっしりと丁寧に作られた、繊細で優しい映画。三宅監督、「ケイコ」を軽く超えてきた。