じゃがいもさんの映画レビュー・感想・評価

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

最高ー!マーヴェリックはトム・クルーズで、トム・クルーズは映画。怖かったしクールだった。キャラや作戦や空中戦の整理が素晴らしかった。最近作品量(配信も考えると)多すぎだしリアルタイムで追ったり感想出し>>続きを読む

Guava Island(2019年製作の映画)

3.8

コーチェラ見てて思い出した。
2019年のコーチェラでのチャイルディッシュ・ガンビーノは圧倒的で、舞台袖でのジャネール・モネイとのハグから、客席で青年に年確して一緒にマリファナ吸いながら歌う姿まで完璧
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.5

区別が辛い。存在の否定が何よりこたえる。シンプルなことなのに!

そこにいた男(2020年製作の映画)

2.8

監督と脚本この人たちか!となって。話あんまり好きじゃないし何だこいつ!ヤバすぎ!やめとけ!って突っ込みたくなるんだけどその時点で乗せられてるんだよな。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.4

松坂桃李👏 撮影と音楽の満足感が良い。現実の事件丸パクリと陰謀論レベルの飛躍がちょっと……と言いたいところだけど、普通政権吹っ飛ぶレベルの件が何回もあるともうフィクションの領域が残ってない。Dappi>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

いやー絶賛の人も多いんだけどこれはだめだと思った。でも撮影かっこいいところがあるのは納得。想像以上に残虐描写に気合い入ってて良かった。ピアノ音楽ダサい。セリフダサい。でもこういうものか。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.9

岡田くんの良さ。ジョン・ウィックシリーズ出てください!
こういうアクション映画が作られるのは嬉しいが茶化さずコンパクトに撮影にこだわってやってくれやという気持ちも湧いちゃう。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.3

マ・ドンソクヤクザのいい人感と怖さのミックス。ヤクザ刑事殺人鬼の三つ巴バトル。

ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

2.9

パク・ソジュン。コンスタンティンみたいなやつ作りましょう、エクソシストと死霊館参照して、こないだ見たインフィニティ・ウォーのシーンもやりたい!てことでしょ。散らかってるけどこの企画にそこそこお金出てそ>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.6

カルト映画としか言いようがないが、「上手くいかないのは陰謀のせいだ」という陰謀論あるあるの気持ちの動きを夢の挫折で描いたということでいいみたい。
散りばめられた暗号を解こうとすれば主人公と同じ沼にハマ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

月でのカーチェイスや宇宙船での事件もあるものの、本筋は静かで内向的。結構好き。
孤独でいられるから宇宙で働くのが好き、みたいなブラッド・ピットが、ハードな孤独を経験し、父と向き合い、やっぱり人との関わ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

タイトルから予測されるこっち側の問題(主人公がただの聞き手な訳がない)はやはり予想通りだが、電話の向こう側はシンプルでありがちなものの新鮮さもある。音だけだからこそのミスリードも上手いなーと思った。撮>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.5

アゴーストストーリーの監督。同じ監督らしさは感じない。前作が特殊だし、いろいろできる人なんだろうし。上手いのは確か。
ロバート・レッドフォードの引退作だが、絶対に強盗を引退しない男の話。紳士だから良い
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

2.8

ポケモン実写化するならこれしかないという質感。後半は脚本が練られてるなと感心した。想像以上にライアン・レイノルズがジャックしてた。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.9

ネオンの色味で神話のように巨大モンスターたちを眺める。1954年のオリジナルのゴジラへのリスペクトをデザインや声や音楽に感じてよかった。人間ドラマつまらなすぎ眠すぎ、かといって怪獣もどっしりしていて低>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

前作にあたるフィンチャーのドラゴン・タトゥーの女は傑作なので相当プレッシャーがあっただろうなあ。期待より面白かった。ラキースがかっこいいし。あのスナイプ強い!
ホラーを作ってたフェデ・アルバレスが抜擢
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.8

ボクシングで稼ぐジャンキー白人がタイの刑務所に収監。コワすぎ共同生活を経てムエタイに出会う。ストーリーも気持ちも体の動きで感じてくれというセリフの少なさ。アンガーマネジメントがんば。ラストのちょっとし>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

怖い。面白い。これが長編デビュー作とは。実話映画過ぎずドラマティック過ぎず、自然に見れる。この緊張感の持続、巧みすぎないか?容赦ない殺戮とテロリストたちの境遇が悲しい。しかし久しぶりにタタタッという銃>>続きを読む

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

3.5

脚本の読み合わせが繰り返されて映画になっていく。実験的。
調味料を垂らし続けると口の中で映画になる。具はない。映画というかインスタレーションっぽい。グロッケン叩きのマッキーの話をばっさりカットした1時
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ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

4.2

思ったよりクライム映画で、長回しの連続でアクシデントに合い続けるのはサフディ兄弟っぽくて好き。いや、それともこれはキュアロンの「トゥモロー・ワールド」の影響なのか?
ヨーロッパ、難民がテーマなのはもの
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.5

序盤の手際の良い状況説明からして、とんでもない映画だとわかる。たびたび使われる長回しは繋ぎ目が分からないし、撮るものが的確でまさにその場にいる感覚になる。
撮影監督がレヴェナント、バードマン、ゼロ・グ
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.5

ラ・ジュテ(1962)をもとに長編映画化。原作に比べるとなんだか俗っぽすぎるけど、面白い。過去へ行って人類を滅亡させるウイルステロと戦うブルース・ウィリス、、というと派手だが、精神病院に缶詰にされたり>>続きを読む

デジャヴ(2006年製作の映画)

3.4

デンゼル・ワシントンが時間と格闘する佳作。息子も時間と戦ってたね。設定と説明の省き方がいかにもアメリカ映画的な大胆さ。「もしかして、これは」と思う瞬間はまさにデジャヴ。
トニー・スコットがリドリー・ス
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.0

このダンカン・ジョーンズは好き。
サム・ロックウェルひとり芝居。工夫を凝らした低予算SF。疑問を放置したり正確さに重点を置かない映画らしい雑さが気になったが、意外な展開、意外な語り方が面白い。劇中韓国
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

2.8

面白いけど。あまりにもハリウッドらしい良くないSF。ゼロ年代の空気(偏見)。SFでは理屈が通らない設定、展開は見過ごしづらい。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

実在する少し変わった建物をSFの舞台に見せるセンス、画面や光の色味が好み。実はヴィンセントの努力をほとんど描かない。

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.5

映画ファンならいつかは見なきゃいけないような傑作。だよね?
映像かっこいい。物語も緻密な、珠玉のフィルム・ノワール。見やすさと重さのバランスが良い。見終えたあとは頭がぼうっとした。決して善人ではない癖
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.2

ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督した前作が傑作で、soldadoへの期待が大きく、見逃したままになっていた。でもやっぱり脚本テイラー・シェリダンは天才だった。

今回の監督ソッリマは暴力を乾いたタッチで描く
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.1

ルーニー・マーラさすがだった。わからないこともあるけどまあいいか、いい映画ですね。シーツを被り表情が分からないのに可愛らしいおばけ。おばけ同士のやり取りやちょっとした仕草、明かりの点滅がかわいい。ずっ>>続きを読む

ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.0

正しい資質を巡る群像劇。宇宙飛行には関わらない人物を描くのは何故だ?と思ったら、飛行機の時代から宇宙開発競争への転換を見せるんだと気付いた。3時間使ってじっくり描き、しかし飛ばすところは気持ちよく飛ば>>続きを読む

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.6

スコセッシ&デニーロコンビの映画はタクシードライバー、キング・オブ・コメディに続いて3つ目。モノクロと現代的な撮影の組み合わせはかっこいいなあ。主人公はひどい男だが、「クズだね」で終わらせずその哀れさ>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.0

良かったです。期待以上。悪いデンゼル・ワシントン。ちょうどいい伏線と反復。コラテラルみたいなマイケル・マンぽさ。脱線感が気持ちいい。
脚本がスーサイド・スクワッド、ブライトのデヴィッド・エアーなの、、
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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.5

濱口竜介の短編。シネマテーク・フランセーズの日本インディーズ映画特集みたいなやつで1/4まで無料配信中。https://urlz.fr/gU0E

全然意味わからないけど良かったです。触れること、触れ
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.8

すごいよ。吉田詩織、圧倒的ヒロイン。ルックス、声、愛嬌の可愛さ憎めなさ。この子のためならボニー&クライドしますわ。あとセリフもろくになく立ってるだけでクズ感出せる成田凌がさすが。
こんな遊び方してる若
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.0

テレビ局資本の邦画にしては野心的な「映画」であることと、やはり邦画だし喋りすぎなことがぶつかってツボらなかった。演劇みたいだし。前田敦子と高畑充希のユニークさを改めて感じた。他の脇役もやけに豪華。細田>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

嫌だったー。でもそこに、女性の性欲やしょうがい者の性欲がないものとされているよねという怒りがあって、見るのやめたら負けか?みたいな