小林進一さんの映画レビュー・感想・評価

小林進一

小林進一

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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

4.8

映画「ウェディング・ハイ」。俗世間を一切忘れ、ほぼ2時間ずっと大笑いしました。しかも、半分くらい涙を流しながら。
結婚式に向けて、新郎新婦だけでは無く、家族・招待客・友人・会場スタッフ、全ての人が人生
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妖怪大戦争 ガーディアンズ(2021年製作の映画)

4.5

邦画の不作半年続いていたが、下期best候補に巡り会えた。日本のの血にグッとくる全体のテーマ、妖怪、雪女、子泣き爺などの小ネタに、懐かしい大魔神まで登場。7面倒くさい 指輪物語をスリムにして無駄も矛盾>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.6

「多分めちゃくちゃ面白いです」。本日封切り、マスクを涙で濡らす面白さでした。

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

4.5

東海テレビが制作を続けるドキュメンタリーの佳作。100日間も暴力団の事務所を取材し、かれらの日常生活を映す。構成員が日常生活でも暴力団対策条例の規制で多くの人権を奪われている姿から、憲法14条との整合>>続きを読む

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.8

素晴らしい映画だった。すべてのカットで、美しい色あい・計算された照明、アルモドバル監督の得意な原色にも少しさびが感じられる作品。カンヌで評価されるヨーロッパの映画は、上品で好きです。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

音楽もさることながら 主役の心情と歌詞が上手く同期したリズムが良かった。

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

4.5

往時のウディアレンを彷彿させるオシャレな良い話でした。

蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.0

金魚役の二階堂ふみ、芥川龍之介訳の二階堂ふみ の配役がぴったりでした。原作 室生犀星が谷崎潤一郎の猟奇的美学を追いかけたのでしょうが、話の流れには疲れました。

カーテンコール(2004年製作の映画)

4.0

古い映画館を舞台にした心温まる話でした。在日韓国人問題は余計だった。

蛇にピアス(2008年製作の映画)

-

井浦新がでてきて10分でリタイアしました。気味悪い。

すもも(2016年製作の映画)

5.0

Amazon Primeが隠れた良作を発掘してくれた。
幕末にエリート武士が障害を負い、悲運の中で村の寺子屋で教え、子供達からも学び、それを支える後家さん母子、そしてその後、、。という話。
大ヒット作
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松ヶ根乱射事件(2006年製作の映画)

3.5

主人公の双子兄弟の心の動きがちょっと面白かった。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

1.5

大嫌いな映画。主演二人の怒鳴りあう熱演が大袈裟、血も暴力も嫌い、登場人物の誰一人にも感情移入できない、音楽も騒々しい、最後のテロップに書かれる説教もおこがましい。ま、目をそらせながらも最後まで引き付け>>続きを読む

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

4.7

数年前に岩木山に登山に行った時にこの映画の存在を知り気になっていた。普通なのに、とても良い映画。こういう普通の良作が少ない。阿部サダオ、菅野美穂、山崎努 三俳優の演技が光る。中村監督の映画はどれも、人>>続きを読む

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.5

林業を舞台にした、爽やかドラマ。さすが矢口監督の映画はみんな幸せになれる。子役の集団描写だけが画一的お粗末で残念。

GO(2001年製作の映画)

4.5

久々に2回目。記憶力が落ちてるのか主ストーリーを追いながら、しかも各シーンでは登場人物達の心の動きを深く考えながら、堪能しました。行定監督の作品の中でもやはりぴか一です。

さまよう刃(2009年製作の映画)

4.0

「半落ち」にも通じる。寺尾聡の父親役に胸打たれました。演出がところどころちぐはぐなのが残念。

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.4

連れ子通しの再婚、現代では普通にある形態。彼らの葛藤、血のつながりが無い家族?を粛々と描く。ラスト直前には引き込まれました。脚本家・荒井晴彦、最近多いのはポルノグラフィティだけど、こんな普通の映画の本>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.7

天皇制を標榜する三島 VS 世界同時革命を目指す全学連。その論争のドキュメンタリー。そのイデオロギー的、哲学的、美術論的な議論は素人には難解、、と思いきや、当時の当事・現在の三島研究者の解説をタイムリ>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

リリーフランキーが苦手で、ノーチャックだったけどAmazonPrime無料なので、拾い物しました。ギャンブル・借金まみれで家族に迷惑かけるだけと思って居た父親が、、実は、、という美談でした。

銃か、落書きか(2016年製作の映画)

2.2

アフリカ56か国で唯一日本が承認していない国、西サハラを掘り下げた、意義深い映画。(警察力、移民で実効支配する)モロッコ軍の目を盗んで撮影した映像、隣国アルジェリアの難民キャンプで撮影した映像は、よく>>続きを読む