縄文ねぇさんこはるさんの映画レビュー・感想・評価

縄文ねぇさんこはる

縄文ねぇさんこはる

バービー(2023年製作の映画)

3.5

映画はしばしば気づきを与えてくれる。
「女性だから」や「男性だから」という性差のバイアスを疑問に思わず、「これが当たり前」だと思い込んでいる。なんなら「当たり前だよね」という意見にならず、すっと受け入
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

映像で示される美しい自然といがみあう人間の対比を見ていると、友人から聞いた話を思い出す。

ある国の国立公園では、ゾウと人間が一緒に暮らしている。時々ゾウが人間を踏みつけて殺すこともあるそうだが、同じ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

「いまこの時代にこの映画をみる」地球上で息をしている1生物として鑑賞する意義を感じざるを得なかった。
意思決定のプロセスに怖さを感じ、映画『Don't look up』鑑賞後のような心のざわめきだった
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ジェニファー・ロペス ハーフタイム(2022年製作の映画)

3.5

その美貌から勝手ながら順風満帆な人生を歩んできたと思ってたが違った。強靭な精神力と絶え間ない努力の賜物だった。プロ意識とはこういうものかと見せつけられた。

恋は光(2022年製作の映画)

3.0

「恋は光」、何千万年経ったって「恋は光」なんだ

ファザーフッド(2021年製作の映画)

3.3

「何が人生において大切なのか」
主人公は終始しっかりと言葉にしてるし、言葉をしっかりと受け止める仲間たち。そして、みんなで我が子のように娘を育てている。
縄文時代は「ムラの子」としてみんなで育てていた
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

「自己肯定感の低さ」がもたらす影響を考えざるを得なかった。マンションの片隅で泣いてる子たちはたくさんいる。そのことを決して大人であるわたしたちは忘れてはいけない。

20世紀のキミ(2022年製作の映画)

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「誰かを想う」という行為は最も人間らしい発想ではないか。大人になるにつれ、生産性を求める傾向にある。けれど、縄文人が「子孫繁栄」の想いを込めて土偶をつくったように、わたしも「誰かを想う」ことをおろそか>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.6

「できない理由を並べるのは簡単」
いままでの人生、年齢のせいにしていくつもの夢を諦めてきた。「始めることに遅いことなんてない」という映画メッセージに感化されたわたしは早速ギターを始めることにした。
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

3.5

「世間から求められれば、求められるほど自分がなくなっていく感覚」ある有名セレブがインタビューで答えていたのをいまでも覚えている。
テイラーはその境地を超えた気がした。
世間で求められた自分に合わせるの
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

過去って過去だからゆえに美化されるって思ってたけど、あの頃はあの頃でたしかに人生最高に楽しかったんだ!生きてる限り最高を更新され続ける!

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.5

観終わったあと、高所恐怖症のわたしは足の裏まで汗がびっしょりだった

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.2

没入できず俯瞰でみてしまったが、少ないキャストで飽きさせない総合芸術に拍手を送りたい

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

「生きてる人より死んでる人のほうが多い」というセリフが響いて仕方なかった

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.7

ブリジットジョーンズは、どんなに失敗しても自分を1番に愛してる姿勢が本当に最高

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.8

アラサーになって観るブリジットジョーンズは最高。
冒頭の泣きながら大熱唱するシーンは格別。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.3

いままで多くのSFを巨匠たちが描いているなかで、あえてSFに挑戦した心に拍手を送りたい

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

「ヤクザが輝いていた時代を描いた」すべての映画のその後を知ってしまったような気持ち

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

主人公が陰キャ設定だとやはり共感数は少なくなるのだな

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.6

世間体という宗教に当てはめさせない母の愛や周囲の優しさが社会にとって必要とする存在を守ったと言っても過言ではない。

それにしてもドラマが起きなそうな場面をあえて描かない演出に脱帽した

シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.4

みんなベース素直だから成り立つハッピームービー

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

毎年誕生日になったらちょっとだけ思い出す人いるよな〜歳を重ねるごとに思い出補正がかかっていくよな〜

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

大人と言われる年齢になったときからだろうか。子どもと話すとき、子どもがどう考えているのか感情や気持ちを聞こうとする。
これは大人が大人同士で話すときこそ、実践しなければならない対話なのではないか。

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.5

旅がしたくて映画を撮ったのではないかというくらい、とにかくロードシーンは最高だった。