初めて観たJ・C・チャンダー監督作だが、ガツンとやられた。
まずもって、主人公夫妻の演技、演出の底堅さ。
特にオスカー・アイザックの、多少の揺らぎはありながらも、基本的に淡々と前に進んでいく秘めた>>続きを読む
オンラインで完全版を鑑賞。
長尺でゆったり観ていられるので、観ている最中にコロナで騒いでいる実際の世の中のことをすっかり忘れてしまった。
愛知を知り、そこから日本を知るってことが本筋なんだろうけど>>続きを読む
映像記録としては価値はあると思うが、ドキュメンタリー映画としての監督の主張は感じられず。
血気溢れる若者時代から、30年間国鉄に務めあげたあとの老人時代まで、不自然さなく演じている三國連太郎の力をまざまざと感じることができる。ノスタルジックではあるが、随所に登場する蒸気機関車も主役たる働き>>続きを読む
前半のグダグダ感に不安になるも、だんだんとその世界観にハマってくる、愛すべき作品。
低予算なのだろうが、グループサウンズや、主人公黒川が運転するボロボロの古くも懐かしい国産車など、テーマの選び方や小>>続きを読む
Gyaoにて。
奥田瑛二が良い。
永島暎子との倒錯的な絡みは神代辰巳ならではなのか。強く印象に残る。
前半のルールが複雑でわかりにくく、説明が多くなってダレたのがもったいない。後半の部の必要性をもう少しうまく伝えて欲しかったかな。個人的には好きではあるのだが。
作品自体を挟む量が多すぎる。もっとドキュメンタリー作品独自の映像を見せてほしかった。
自意識過剰な中学生二人。収束のさせ方が物足りなくもあり、安心材料でもあり。園子温作品常連の役者だらけ。園子温ワールドを堪能できる作品。
スイスエアー機内にて。気持ち悪さも0ではないが、そこも含めて惹きつけられる。ビジュアルの感性が求められる人は一度見ておいて損はないのでは。
AmazonPrimeにて。
低予算ながら、それをカバーする雰囲気づくりが上手い。主演の男女がともに印象に残る。
冴えない風貌のジャック・ビユレは、正義感に溢れすぎず、人間的で共感できる。ぐっと来させる脚本にぬかりなし。そしてそれが過剰じゃないところがフランス的で自分好みな仕上がり。