Komさんの映画レビュー・感想・評価

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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.2


舞台は近未来で、人々は遺伝子操作で25歳から年を取らなくなりことが可能になり、時間が通貨となった世界。ものを買うにも国境を越えるにも自分の時間で取引する。まず設定がかなり個性的で興味を引かれる。この
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ホステル3(2011年製作の映画)

3.3

前作2作品と比べると舞台もスロバキアからラスベガスに変わって、一新されている。クエンティン・タランティーノ制作から外れ、脚本、監督も変わった影響のよう。変わったことが良いという人もいれば、悪いという人>>続きを読む

ホステル2(2007年製作の映画)

3.5

前作の「ホステル」と話が続いており、前作の登場人物のその後という形で出演したのは驚いた。こういう続編の始まり方はなかなか観ることがないので賞賛したい。バックパッカーが旅行中に事件に巻き込まれるというの>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

3.3

衝撃的にグロテスクな作品!バックパッカーが旅行先の電車の中で、スロバキアあることを耳にし、向かったが事件に巻き込まれる。目を覆いたくなるようなグロさに衝撃でした。観客は手に汗にぎり、心臓の鼓動が激しく>>続きを読む

インシディアス(2010年製作の映画)

3.2

ソウ×パラノーマル・アクティビティという文を見て衝動的に観賞。まさにその通りで、どちらの作品とも連想させる小道具が映ったり、怪奇現象が起きる。怖い感覚もありましたが、ミステリー系にも思えてくる話の内容>>続きを読む

HUNGER ハンガー(2009年製作の映画)

2.8

井戸の中に男女5人が監禁され、紙には、「人間が水のみで生き延びていられるのは30日間」と書かれている。食料は水のみ。
犯人の過去に触れながら、物語が進むので背景が分かりやすく理解できる。井戸の中でこう
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9INE ナイン(2009年製作の映画)

2.5

パッケージを見る限りSAW感がありますが、痛いシーンも特になかった。犯人にとって何らかの関係がある男女9人が監禁されて、なぜ自分たちが監禁されたのか、分からなければ10分にひとり殺すという。謎解き要素>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

3.5

SFって言うのは今の時代の少し先を行ったのを描かれた作品が面白い。そう思わせる作品。まるで、これから時代はこうなるのかというような、生活のあらゆる場面でロボット登場する。近未来を感じて、将来はロボット>>続きを読む

6+ シックス・プラス(2006年製作の映画)

1.8

死んだ友人の遺言をもとに6人が集まり、やがて廃墟にたどり着く。そこで何者かに監禁されてしまい・・・。はっきり言って期待していた恐怖とは違った。サスペンスを絡めたホラー作品ですが、いまいちサスペンス要素>>続きを読む

バタフライ・エフェクト3/最後の選択(2009年製作の映画)

3.7

過去に戻れる能力を持った主人公の物語第3弾。今作は今までのとは違い、バイオレンス系を織り交ぜた物語で趣向が変わっていて新鮮味を感じた。サスペンス系が好きな方はオススメ。物語が進むにつれて事件の全容や、>>続きを読む

バタフライ・エフェクト2(2006年製作の映画)

2.7

前作とは主人公を変えて設定は同様、過去に戻ることができる能力を持つ主人公が新しく人生を歩みなおす物語。過去を何度も繰り返すにはやはり限界があって、どんどん悪い方向へ向かっていく様は、観ていてあきれてく>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.1

過去に戻ることができる能力をもつ若者が、また新しい人生を歩むと決心した主人公の模様を描いた作品。緻密に計算された脚本は高い評価を受けたそう。実際複雑に絡み合う設定に、没入する時間はそんなにかからなかっ>>続きを読む

SPARKS スパークス(2013年製作の映画)

2.0

脚本としてはまあまあ面白いと思った。20年前の隕石によってスーパーパワーを手に入れた人物がいて、その人たちは悪を退治していた。だが主人公はただの何の能力も持たない凡人。そんな中で彼なりに悪行退治をして>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.0

細田守氏が監督兼脚本に携わったこの作品。テーマが「親子」ともあってか、心を揺さぶってくるシーンが多数あって感情の浮き沈みを感じた。おおかみになることができる人間という設定が、まず個性的で夢があると感じ>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.3

大手企業PG&Eから、史上最高額の和解金を勝ち取ったエリン・ブロコビッチの半生を描く作品。裁判を軸にする作品はあまり馴染みがない人でも楽しめると思います。難しい言葉が飛び交うことはなく、今何が起きてい>>続きを読む

レッド・サイレン(2002年製作の映画)

2.8

元傭兵の男が少女を助けるために古今奮闘。構図としてはレオンに似てる。その他にも手元に戻そうとする少女の母親や、その手下など、登場人物が上手く絡み合っていて良い。物語の冒頭の観客を惹きつける何かって言う>>続きを読む

モンスター(2003年製作の映画)

3.6

題名を見る限り何かモンスターが出てくるのかと思ったら違う。実在した元娼婦の連続殺人犯のお話。この肩書きだけでかなりインパクトがある作品。ストーリーが単純でそれが分かりやすいので、洋画苦手な方でも気軽に>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.2

最後の5分間で一気に、これまでの物語が覆ると、無駄にハードル上がってがっかりした感が否めなかった。それに正直2回見なくても分かりやすく編集されているので問題はない。期待が大きかった分気落ちしたけど、8>>続きを読む

アフターライフ(2009年製作の映画)

2.5

事故を起こして目が覚めると、屋敷の地下室。そこにいた男に「おまえはもう死んだ」といわれるが、どうしても納得のいかない主人公アンナはこの問題に戸惑いながらも解決しようとするミステリー作品。この作品のおも>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

題名を見る限り難しそうな内容の作品ですが、戦争や数学のことに詳しくなくても比較的分かりやすい内容でよかったです。エニグマといわれる暗号機を使って、戦争を手助けする天才たちの古今奮闘する姿に目を奪われま>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.9

倦怠期のハリウッド俳優と、孤独を感じているアメリカ人夫妻の妻が、滞在先の日本で出会いと別れを描く作品。舞台が日本ということもあって、親近感も湧いて、我々日本人には手を伸ばしやすい作品だと思います。20>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

舞台俳優の人生を描いた作品で、どちらかというと裏の話が多い。舞台の裏で行われる制作にいたる経緯や、事情を基盤に物語が進むのがリアリティを感じた。そしてその模様を写し方、カメラワークに驚いた!自分の仕事>>続きを読む

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.7

生まれもって女性の体だが心は男性、俗に言う性同一性障害を抱える主人公ブランドンの人生を描いた実話。自分が望まない身体で生まれた人物を描く作品は、単純に話が広げやすそうで物語として面白そうだと思いました>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.7

主人公のトゥルーマンは生まれた時から24時間撮影されていて、その模様は世界中でリアリティ番組として放送されていた。とても斬新な物語の設定で驚きました。彼の行動すべてを視聴者側として観るのは面白いと思い>>続きを読む

ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.6

貴族のレオポルド公爵が現代のニューヨークにタイムスリップして一人の女性に徐々に惹かれていくお話。タイムスリップものと恋愛の組み合わせは、どの作品も切なくて感動的ですが、この作品はどちらかというと感動的>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

3.8

ロバート・ゼメキス監督とジョディ・フォスターのタッグというのに惹かれて鑑賞。幼い頃から天文学の類に触れて、やがて天文学に携わる研究に従事。他の惑星には異性人が存在するのか、真相を確かめるべくマシーンに>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

3.5

高校生3人組がある日、超能力を手に入れてその行方をファウンド・フッテージ形式でリアルに描いた作品。設定だけでもかなり魅力的な作品だと思いますが、いわゆる撮影方法が第三者から見たような表現になっていて、>>続きを読む

ロング・エンゲージメント(2004年製作の映画)

3.8

戦争で死んだとみなされた恋人を、生きていると信じ続けた女性が手がかりを頼りに模索する物語。主人公のマチルドの、彼は生きているという、確実な根拠のない自信には少し哀れさも感じてしまいました。しかし、これ>>続きを読む

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.4

もしも未来の自分を殺すことになったらあなたはどうする??時間軸を行き来する殺し屋を描いたSF作品。この作品は時間軸が大きな役割を果たしていて、その分設定が細かく、事前にあらすじを見たほうがいいと思った>>続きを読む

ある日どこかで(1980年製作の映画)

4.8

SF映画でタイムリープを軸に描いた作品は数多くありますが、これほどタイムリープと恋愛を上手く融合させたSFラブストーリー映画はありません。パッケージを見るからに想像しがたいSFチックな設定に少し驚きま>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

4.1

北欧の至宝マッツ・ミケルセン主演、幼稚園の先生が、ある女児の嘘によって波乱に巻き込まれる話。特徴的な雰囲気を醸し出すマッツ・ミケルセンの演技には終始釘付けでした。女児のイタズラ感覚でついた嘘が、取り返>>続きを読む

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

4.7

第52回アカデミー賞脚本賞を受賞し、監督賞もノミネートしたこの名作。高校を卒業してから、大学に進まなかった若者が自転車を通して織り成す青春映画。家族愛、友情、恋愛すべての要素が詰まっていてこの作品ひと>>続きを読む

インベージョン(2007年製作の映画)

3.1

スペースシャトルが墜落し、付着していたウィルスが全世界に広がり人々が一切の感情なくしてしまうサスペンス映画。今の時代、人々を脅かすのは核兵器か病原体どちらかと言われているが、それがまたこの作品に恐怖を>>続きを読む

HUNGER ハンガー(2008年製作の映画)

3.2

「それでも夜は明ける」の監督スティーヴ・マックイーンのデビュー作ということで鑑賞。僕には少し難しい内容だったが、簡単に言うと、囚人から政治犯の権利を剥奪しようとする政府と、その囚人が様々な方法で抗議し>>続きを読む

父の秘密(2012年製作の映画)

3.0

どこの家庭にも起こりうる家族のすれ違い。母を交通事故で亡くし、父と娘の関係がどうなっていくのかを描いた作品。まずカメラがほとんど固定された撮影方法で新鮮でした。普通車に乗っているシーンは外から中を映す>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

イラク戦争に従事した伝説の狙撃手、クリス・カイルの伝記映画。実話を基に構成された映画だけあって、リアルに描かれていて容易に世界観に入り込めました。敵とはいえ武装した女や子供を狙撃すべきか、しかし狙撃し>>続きを読む