komsさんの映画レビュー・感想・評価

koms

koms

映画(1193)
ドラマ(0)
アニメ(0)

阿賀に生きる(1992年製作の映画)

-

好きな映画監督がこぞって「尊敬する監督」として名前をあげる佐藤真、やっと鑑賞できて嬉しい。
「暮らしの思想」、まさに。「阿賀に生きる」は、阿賀の人びととスタッフたちの3年間の信頼関係の結晶。
佐藤は「
>>続きを読む

蛇の道(1998年製作の映画)

-

映画としてはめちゃくちゃ面白いけど設定がキツい…。商店街のシーン良すぎて鳥肌
令和版楽しみ。
YouTubeで限定無料公開中!!

バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

-

世界が不平等すぎてきつい。
監督の怒りを感じる。
フランスすごい事になってるじゃん…
日本もだが…

しかし邦題(副題?)どうにかならんのか…

関心領域(2023年製作の映画)

-

隣の隣でずっとApple Watch?でLINEか何か見てた観客がいたけど、無関心すぎでは

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

-

SFファンタジーなんだろうけどあまりにも淡々と進むから本当にギリシャにはこんな病院があるのかと思ってしまうくらいだ。
関係ないけどエリセの新作も記憶喪失だし、日本の今季のドラマには記憶喪失者が5人いる
>>続きを読む

メーヌ・オセアン 4Kレストア(1985年製作の映画)

-

ロジエの映画をひさしぶりに見た。昨年のリバイバル上映時にことごとくスケジュールが合わなくて逃してたけどやっと見られた「メーヌ・オセアン!」
ロジエ、何作か見ててどれも好印象だったけど、この映画は本当に
>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

-

ラストが唐突すぎて「これは、君の話になる」と言われても笑

まぁ好きです。あまり深く考える映画ではないのかなーと個人的には思う。タイトルは、そう思うときもあるし、そういう事が言いたい映画だということも
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

-

物語として強いしホラー要素も強くて面白い、そこにしっかり反戦要素も入れ込んでくると言う凄技。横溝正史的な世界観でなおかつ手塚治虫「奇子」のような腐った戦後の田舎村。エヴァのシンジ君のようにように目をひ>>続きを読む

パリでかくれんぼ(1995年製作の映画)

-

長かったけどときめきながら観られた幸せ。リヴェットの映画ってフェミニズム、ではないんだろうけど、有害な男性が出てこないから好きなのかもしれない(ストーキングは迷惑だけれども)。

成功したオタク(2021年製作の映画)

-

監督やインタビューされている人たちが賢いことは前提だけど、昔の自分と折り合いをつけつつも軽やかに会話をしていてなんだか気持ちがよいドキュメンタリーだった。もちろん個々の事件自体は軽いものではないが。>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

ノーランの映画はいつも良い顔の俳優が出ているな〜なんて思いながら観てたらエンドクレジットで知ってる俳優ばかりだったことを知って驚いた(マット・デイモンは流石に気づけた)。
トルーマンが「広島」にだけ言
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

-

がっつりシニカルだけど洒脱で良かった。アジア人もめちゃくちゃステレオタイプに描かれていて(もちろんシニカルであろう)、今年のアカデミー賞のアレコレを思い出してプチ憂鬱。
ストリート系の服のつもりが「セ
>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

-

最近韓国の歴史がわかる映画を観ていてしんどい気持ちになることが多いんだけど、これは音楽がメインだしまあまあ楽しいだろうと思ったけど結局辛くなるという。
女の話しも描いてるところに深さを感じる。よく出来
>>続きを読む

Here(2023年製作の映画)

-

故郷に帰ろうとする移民がスープを配るという設定がもう好き。映像はでも「ゴースト・トロピック」の方が好きだったかもしれないな、夜やネオンがすごく美しかった。非常にヨーロッパ的というかミニマムで洒脱だけど>>続きを読む

英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)

-

グリーナウェイ履修しないとな〜と思い何を見ようか迷ったけど今回の特集上映の予告編を見る限り今作が世界観的に好みだったので選んだ。
思ったより分かりやすいし何回も言うけど世界観が好みなので他の作品も見て
>>続きを読む

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

-

ユ・へジン良すぎでしょ韓国の歴史を背負ってるような顔ですわ
韓国の歴史ものの映画は本当に辛い話しかなくてしんどいが、まぁ日本の植民地支配が原因のひとつなので…。しっかり見つめます。

シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

-

実話だと思うとエンタメっぽいというか(こんな悲惨なエンタメは無いけど)、脚色やキャラクター設定が大袈裟で好きではないけど、この惨劇が映画によって大衆に周知されることになったのは良かったのだと思う。しか>>続きを読む

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

-

「奇妙な戦争」というタイトルは誰がなぜつけたんだろう。例えばロシアを嫌悪するセリフとか、パレスチナに言及して終わることとかは、編集した人の意図だと思うけど(にしてもヨーロッパ人のロシア嫌悪はすさまじい>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

-

ずっと涙目。全く人ごとじゃなく観た。例えばとても怒りやすい人とか、仕事で信じられないミスをする人とか、そういう人たちを「嫌い」「理解できない」と切り捨てるのではなく、なにか理由があるのではないかと想像>>続きを読む

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

-

確かにY2Kを宣伝文句にするのも納得のY2Kで、髪やメイク、部屋の装飾、音楽もまじで2001年。話しの内容としても、2000年代前半までは定番だったであろう男女の(てか主に男が)ダメな話しなんだけど、>>続きを読む

ザ・クロッシング(2021年製作の映画)

-

ぜんぜん知らなかったんだけど良作!
作家のユダヤ人である曾祖父母の記憶が元ではあるが、全ての故郷を失くした人に捧げる美しい作品。個人的にアニメは大正解だし、国の設定を創作にして曖昧にしたのも物語を強く
>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

-

フォトグラファーとしての私に光の美しさを教えてくれたのはビクトル・エリセです。「ミツバチのささやき」が大好きですが顔の光のあたり方に関しては「エル・スール」の影響をもろに受けておりまして、たぶん今もホ>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

-

親とかが昔から面白い面白い言ってて、いつか観よう観よう思ってて韓国の歴史や兵役の興味と重なってついに鑑賞、面白い!そして鑑賞後にパク・チャヌクだったことを知る…。やっぱり結局パク・チャヌク面白いんだよ>>続きを読む

暗殺の森(1970年製作の映画)

-

いけすかないところもあるとはいえ、なるほどこれは名作だなと思った。ベルトルッチ、全体には嫌いだと思ってるんだけど今作や「暗殺のオペラ」はむしろ好みなんだよなー。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

予想以上期待以上で嬉しくなってしばらく感想書けなかったほど。
奇行を繰り返す女性が出てくる映画が嫌いだから最初は辟易したけど、なるほど後の展開とのコントラストを強くするためだったのか。ベラが経験と知識
>>続きを読む

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

-

やっぱりタルコフスキーは私の感性を作った人の1人だったなぁ。昔VHSで借りてブラウン管でじーっと見てたあの暗くてザラついた映像も好きだった。4Kリマスターはすこし鮮明すぎた印象。たぶん高校か大学のとき>>続きを読む

葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

-

2022年にTIFFで鑑賞。日本で上映されるとは素晴らしい。地味だから日本ではそこまで注目されないと思うけど、とても良くできている映画だと思った。当事者キャンスティングでありながら特定の民族や国につい>>続きを読む

ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

-

監督がアメリカの現状に怒ってるのは分かるけどクリスティンの描き方が雑すぎませんか?性欲の話しがこの映画をダメにしていて、ラティーノ移民の苦しみさえ矮小化してしまっていると思った。恋を描くならもっと違う>>続きを読む

AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

-

昨年末に芸能山城組のパフォーマンスに触れる機会があって、「AKIRA」をしっかり見てないことに恥ずかしさを感じていたタイミングでの上映!ありがとう早稲田松竹!あいつがAKIRAだと思ってたらあいつ金田>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

-

男の方の顔が実に絶妙である。面白かったし映像も好きで文句なし。しかし銃が身近にあることのなんと恐ろしいことよ。そもそもこの設定が成り立つ時点で(よくある設定だけど)銃社会の恐ろしさを感じる。

道成寺(1976年製作の映画)

-

美しいし素晴らしいんだけど若干ミソジニー。昔の話はしょうがないけど。

おこんじょうるり(1982年製作の映画)

-

おこんが可愛いすぎ。うちの犬に似てるし。ということで結果的にトラウマ映画…。いえいえ。とはいえ、子供に見せたい。わたしも子供のときに見ていて良かった。名作!

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

-

「ファースト・カウ」がとても良かったので元旦からアマプラで鑑賞。とてもとても良かった。なんだか知らんけど哀愁漂うおっさん達と美女犬ルーシーの友情旅。あまり覚えてないけど会話が面白かった。好みの撮り方を>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

-

勉強のため鑑賞。ユニ役の女の子が「お嬢さん」の俳優さんだった!売れてるんだろうか。悪人が悪人ではあるが、その背景にはもちろん戦争があって、日本も大きく関係している…と思うと苦しくもなる韓国の歴史。靴の>>続きを読む