komugiさんの映画レビュー・感想・評価

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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.2

最悪の事態を想定しつつも、目の前にある自分に出来ることを一つずつこなしていく。前向きに。時にユーモアで自分を鼓舞しながら。そんな人間の姿勢は本当に心を打つ。

アウトフィット(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良質な緊張感が漂う密室劇。舞台を観ているような懐かしさも感じる。

仕立屋(裁断師)のシナリオにない展開が起きても、賢い立ち回りで切り抜けていく様が心地よかった。

仕立の秘訣を語っているはずのモノロ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

登場人物の魅力とやり取りの可笑しさで二時間半の長さを感じさせない。役者としてのピークを過ぎたことを自覚しながらも、もがく姿が刺さった。期待を裏切らないラストだった。

ある男(2022年製作の映画)

3.8

良作。自分ではコントロールできない要素でレッテル貼られるのはつらいな。

マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.6

マン・フロム・トーキョーー!!(泣)

さておきバランスの取れたアクションコメディだった。横断歩道を渡る近所のおばあちゃんの最初と最後のギャップがツボ。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはいいのに演出にくどさを感じるのが残念。ややテレビドラマ的。ただ邦画にしては感傷的な描写は抑えめでテンポがよかった。時効廃止日のちょうど前日に事件が起きるのはさすがに作為的すぎたかな。

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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.2

いつかどこかで見たような映えるシーンの詰め合わせ。

ストーリーに独自性はなく展開が予想できてしまう。キャラクターの背景はモノローグ風に説明される程度で、いまいち厚みが感じられない。長編のMVやゲーム
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アンチソーシャル・ネットワーク: 現実と妄想が交錯する世界(2024年製作の映画)

3.0

同質が集まることで排他性・攻撃性が高まるのは時代や人種を問わず同じだろう。規模の小さいものも含めれば私たちの日常とも言える。インターネットの普及で徒党が組みやすい世の中になったということかな。

ツユクサ(2022年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

月の石のペンダント、海に投げ捨てる必要あったかな。辛い過去を断ち切るため?あるいは自力で幸せになる決意?いや少年が可哀そう。

演出とか音楽とかユーモアとか、シニア向け映画を観ているようで合わなかった
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ザ・ストレンジャー:見知らぬ男(2022年製作の映画)

3.4

怪しまれたら即失敗という緊迫感に惹きつけられる。実話なのがすごい。

この映画を観て以来「澄んだ空気を吸い、黒い息を吐く」をたまに意識してしまう。

マクマホン・ファイル(2020年製作の映画)

2.0

話はわかる。面白さはわからない。新聞読んでるみたい。

カーゴ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オーストラリア産ゾンビ映画。ゾンビは遅いタイプ。大自然/惨状/天使すぎる赤ちゃんのギャップが印象的。

人間の五感のうち、特に嗅覚は記憶や感情との結び付きが強いと言われる。発症が避けられず治療法もない
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

見せ物たちがキレる話。衝撃的なサルのオープニングで一気に引き込まれた。SFホラーらしからぬシュールな光景満載で笑える描写も多かった。

霧の中からぼんやり浮かび上がるオレンジパーカーの画が秀逸。妙に未
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Winny(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

懐かしのWinny事件の映画化。典型的な「ひたむきな市民 vs 権力の横暴」の構図で理解しやすくはある反面、映画としてはやや物足りなさが残った。作中では杜撰な捜査・起訴を行ったように描かれた京都府警・>>続きを読む