kohei1813さんの映画レビュー・感想・評価

kohei1813

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湖の女たち(2023年製作の映画)

2.5

原作に多少の疑問の補正はあったがほぼ原作通りの映画であった、結局何を言いたかったのか分からない映画で変態警官の映画なのか731部隊の話なのかと言うところだが、日本の司法に対する国民の不満が積もりに積も>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

3.0

泣ける映画かなと思ったが、大半は忌み嫌う話だった、事件も公園から300メートルの間でいなくなっているのだから、明らかに誘拐じゃないか警察は広域捜査体制を取らねばならない大事件だ、こんなのを放置したら警>>続きを読む

碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.5

清原果耶目当で見に行った、原作は落語のようだが原作があるものは安心して見られるが、時々原作レイプしてしまう監督もいるから困ったものだが、本作はほぼ原作通りだろうと思う。清原果耶ゃ゙國村隼は流石の演技だ>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

「青春18✕2」を見たら「Love Letter」を見ざるを得ないであろう、恋人を山で亡くした渡辺博子が死んだ恋人の住所に手紙を送ったところ返事が帰ってきたという話だが、その住所には恋人と同姓同名の藤>>続きを読む

陰陽師0(2024年製作の映画)

4.2

あまり評判も良くないので見るつもりもなかったが何となく見てしまった、それで出来が結構良いのでびっくりした、清明に山崎賢人を持ってきたのはどうかと思ったがもう少し美しい若手を使ってほしかった。しかし源博>>続きを読む

トラペジウム(2024年製作の映画)

4.5

最近話題の小説「成瀬は世界を取りにいく」とほぼ内容はいっしょと言っていいくらいの小説が6年も前にもう登場してたじゃないか、片方はアイドルを目指すが成瀬は京大を目指す、これは学歴差別ではないか、両作をほ>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.5

話は単純、美人薄命と言う話であるが、とにかく撮り方が美味かった、こう言う映画は低予算映画になりがちでTVドラマでいいんじゃねえと言うことが多いが、本作は実に丁寧に撮って十分予算もかかっていた、「新聞記>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

5.0

先日英国映画「異人たち」を見て、NHKFMの「朗読の世界」を聴き、原作も読んだ、大昔に大林宣彦監督の映画も見た、英国映画の方は主人公をゲイにしてしまい、これでは子供時代からずっと孤独ではないか、とうと>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

3.0

大林宣彦監督の映画も見たし、最近のNHKラジオの朗読の時間も聞いて、どうもゲイの話らしいとは聞いてあまり見る気はなかったのだが、シネマサロンの評価が良いので見てみた。しかしやはりゲイは余計だった、ただ>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

怪獣の対決ものになると日本でもアメリカでもこうなってしまうのかな、まるで怪獣総進撃だった。確かにCG技術の向上によって画面の迫力は増したが、話の内容は似たり寄ったりで人間は出る必要はなかったんじゃない>>続きを読む

あまろっく(2024年製作の映画)

4.0

超和風映画、超低予算映画、鶴瓶必要だったのか、松尾諭でも充分老け顔だぞ、おまけに息子まで出ている、しかし話は面白かった、原作なくても脚本家がしっかり書けば良いもの出来るではないか、でもよく考えればTV>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

4.0

ほぼ30年前のアニメ、CGも使わず手書きだけでここまで表現するのは凄い、しかしヒットしそうな題材ではないので才能の無駄使いといった感じ、ところで大友克洋の消息を全く聞かないがどうしているのだろう。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

流石アカデミー賞受賞作だけあって作品的には素晴らしかった、「エブエブ」よりは100倍良かった。やっぱりユダヤ人の宿命なのか、キリストを殺して世界に悪の宗教を蔓延させたし日本人を大量虐殺したあげく核の恐>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

この原作者の作品は皮肉れた作品が多い気がするが、本作もSFと言う形を取っているが随分込み入った話である、この前半だけではこれからどうなっていくのかさっぱり分からない、これでは後半の5月にならなくては死>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

2.0

前作の「百花」の出来が良かったので原作も再読して臨んだががっかりに出来だった、川村元気も一応共同脚本に名を連ねているがこの換骨奪胎の映画を許容したのだろうか、これは監督の責任だろう何故川村本人が監督し>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

こりゃ金かかってるなあと言う映画であった、昔のデイヴィド・リンチのはこのpart2で終わっていたのかな、part3は宇宙戦争になるのかなあ、原作読んでないから分からないが、この映画は原作を読んでから見>>続きを読む

映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

3.0

アニメもドラマも見たがやはり続編は作るべきじゃなかったんじゃないかな、編集者が調子こいて先生もう少し引っ張りましょうよと無理矢理書かせたんじゃないだろうか、だから随分ご都合主義の無理な展開になっていた>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.5

七尾与史の映画悲報で激賞していたので見てみたが、確かに良く出来た物語だったが、これ映画館にかけるほどのものだったのだろうか火曜サスペンスで十分じゃなかったろうか、映画的には満足できなかった。邦画でも最>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

原作の前半部分に力を入れ過ぎてまるでトランスジェンダー物語のようになってしまった、後半のキナコが愛のために奮闘努力するところはお役所の壁はなかなか厳しかったのひと言で片付けられてしまった。読者は後半部>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.5

ウィークデイにも関わらず客の入りがいいのにびっくりしたが、これ映画館でするような内容だったのだろうか、明らかにTVシリーズの続きだし、スラムダンクほどクオリティも高くなかった、ちゃんとTVで放映しろよ>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

シネマサロンも映画悲報でも激賞していたので見てみた、残念ながら原作はまだ未読だが近い内に読もうと思っている、既読者の中で原作改変だ騒いでいる人もいるらしい。同原作者の「そして、バトンは渡された」の映画>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.5

凄いヒットと言うことを聞いて全く見る気はなかったがポイントを使って鑑賞。ガンダムシリーズの中でこのSEEDはあまり好きではなかった、第一にキャラクターが変なおっさん以外みんな同じ顔と言うのが納得いかな>>続きを読む

サイレントラブ(2024年製作の映画)

2.5

浜辺美波目当てで見に行ったが、何とも古臭くて薄っぺらい物語だった、日本には数多映画化して欲しい原作があるにも関わらず、監督が原作脚本なんて、余程自惚れた監督もいたもんだ、超一流監督の中には原作も素晴ら>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

エマ・ストーンが脱ぎまくるという噂を聞いて見てみたが、エマ・ストーンはそれ程肉感的でなくエロくはなかった。物語はフランケン・シュタインの女性版焼き直しというか人造人間ベラの性と愛の冒険と言ったところで>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

漫画の実写版ということで期待と不安半々で見てみたが、原作が面白いので駄作にするのは難しかったかったようだ、結構納得の出来だった。ただ馬車でのアクションがややお粗末だったかな、お楽しみのグルメシーンも面>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

レビューどおりかなり面白い、しかしよく考えてみるとヤクザが中学生を拉致して無理難題を押し付ける物語で、正直褒められた映画ではない。ヤクザを決して美化してはだめだ、いっぺん関わりを持つと死ぬまでむしゃぶ>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

4.0

七尾与史の「映画悲報」であまり評価が高くなかったので期待しないで見てみたが、いやいや結構面白かった、原作は確かに綾辻行人の館シリーズのオマージュのような作品なので、館自体に仕掛がなかったのは予算をケチ>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.0

TVシリーズの映画ということなのであまり期待しないで見てみたが、結構よくできていて退屈することなく見ることができた。伏線も多いが口紅のくだりだけは、ちょっとそれはないだろうと感じた、コナン映画よりは良>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

客の入りが多いのに驚いたが、残念ながら年齢層は高かった、出だしは渋谷区のデザイナーズトイレの宣伝かなとも思ったが、男の淡々とした生活は続くが突然家出した姪が現れて、その後男は人生を失敗したのだと覚らせ>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

世界の評価が低いのでどれぐらいだめか見てみた、総じて見たところではそれ程悪くはなかったが前半は眠気を催した、最近のハリウッド映画に言えることはツカミが悪いし、ストーリーが協同で作られているせいかゆるゆ>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

七尾与史の「映画悲報」で高評価だったので騙されたと思って見てみた、すると何とミュージカルだった、前作がそれほど面白いと思わなかったが本作は結構面白かった、ファンタジーなので整合性を求めてはいけないが、>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.7

製作がシンエイ動画ということであまり期待はしていなかったが、想像以上に素晴らしかった、ただ大人の男の造形だけは納得できなかったが。映画館の箱は小さめだが7~8割は埋まっており年配の客が多いのにびっくり>>続きを読む

怪物の木こり(2023年製作の映画)

2.9

あーあ、原作改変しちゃったか、これサイコパスの映画だよ、ラストで因果応報にしちゃったら台無しじゃないか、監督が三池崇史監督と聞いて嫌な予感しかなかったけれど、やっぱり原作レイプしちゃったか。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.9

これは金かかってるんだろうなあって言う事と英雄たちの選択の再現シーンの連続という感じでNHK大河ドラマでやってもらいたいような映画、大雑把な歴史の再現ばかりで何でこうなったかは観客が勉強しなきゃならな>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.9

原作を読んで酷い話だったんで見るか見ないか迷ったが、たけしの最後の作品になるかも知れないと思い見てみた。映画になると金も結構かかっておりそれなりに見られたが、原作ではレイプに力点があったが映画は男色が>>続きを読む

青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.9

特に技術が優れているとは言えないアニメなのだが、量子論を取り込んだストーリーがぶっ飛んで面白い、今回も咲太が二つの並行世界を行き来する、そして観察者を確保すると世界に存在出来るという量子力学を逆手に取>>続きを読む

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