くまさんの映画レビュー・感想・評価

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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

3.0

雰囲気はとてもいいし、ぐっとくるところも多いし、ロケ場所も完璧なんだけど、ちょっと長すぎて… 何度か「あと何分あるんだろう」と思ってしまった。同じ幽霊系なら、『岸辺の旅』のほうがずっと好き。ダゲレオタ>>続きを読む

過激派オペラ(2016年製作の映画)

3.0

毛皮族の舞台を観たのは『銭は君』の一度だけ。でもそのたった一度だけでも、ジュンリーさんの魅力にやられたっけ。ほんとに、女性にたくさんモテたんだろうなあ!映画で、それをヒシヒシと感じた。色々事実と照らし>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.0

渋い映画だったなあ。山下敦弘の映画は大好きだ。生きていると色々あるね。心がぎゅうっと痛む。それでも生きていく映画。ある意味たくましい映画。上手いこと言えない。けど、好きだなあ。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.9

とても繊細な映画。誰にでもきっと覚えのある感情の琴線を、何度も揺すぶられる。人間は複雑で、でもだからこそ、いろいろな思いを乗り越えて人と心が触れ合えた時、感動して涙が出るよね。私も気づいたらたくさん泣>>続きを読む

バーガンディー公爵(2014年製作の映画)

4.0

今年のレインボーリール映画祭で、一番面白かった作品。レズビアンSMのあやしくも微妙な空気感を、笑いと官能のいいバランスで織り交ぜて描く。日本で公開はされないだろうなあ、残念だなあ。すごく面白かったし、>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.8

観終わったあと、数日この映画のことばかり考えていた。私は好き。ただ、とても重い気持ちになる。映画に娯楽のみを求める人や、作られ方が完璧な映画を求める人には勧められない。

神聖なる一族24人の娘たち(2012年製作の映画)

3.0

予告編が面白すぎたが、本編はもっとゆったりペース。24人のOから始まる名前の女性たちの、面白いエピソードと雰囲気だけエピソードの差が激しい。篠原信一似の森の精霊に旦那を横恋慕されるオロプチーのエピソー>>続きを読む

レッドタートル ある島の物語(2016年製作の映画)

4.2

これはいいものを観た。見逃さなくて良かった。全身で映画を浴びて、体内の水が溢れでるように泣けた。哀しいからじゃない。受け止めきれないほどの大きなものをもらったから。

SCOOP!(2016年製作の映画)

4.0

ゲスでヤサグレな福山雅治がとにかく最高。リリーさんはいつものいいとこ持ってくズルイ感じはなく、鬼気迫るヤバイ演技で震える。役者みんないい。面白くないところは1つもない。「面白かったよ〜!」と言って回り>>続きを読む