仮部屋さんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

キングオブモンスターまでは真面目要素あったけど、前作ゴジコンからはもう完全エンタメ路線。小難しいこと考えないでも全然面白い。
ゴジラに勝手に友情感じてそうなコングとそんなこと気にも止めてなさそうな最強
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トラペジウム(2024年製作の映画)

4.1

アイドルの闇を見てやろうふふんってノリで行ったら全人間共通の「お前は何になりたいんだ」を突きつけられて泣いちゃいました。
主人公東のアイドルになるためだけに好きでもないことを好きと言って西南北と仲良く
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

これが後世に評価される名作になると確信。
詳細レビュー更新予定。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.7

いつ見てもハチャメチャに泣ける。

巷ではブラックホールの描き方はじめ科学考証の深さに着目されがちだが、その辺りの理屈で物語を展開した最後、それを吹っ飛ばして「結局は愛だ!!」って殴りかってくるあの感
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作既読
原作からの改編したキャラクターや出来事が多く、原作既読故にこれはどこの要素だと考えることが多かったが、原作の特徴である数多のキャラクターと各々の恋愛観とその中で迷う藤代という構図を希薄にし、
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ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

警察みたいな証拠調べとそれによる逆転裁判ばかりの日本の裁判ドラマと比べるとディテールや司法への理解が深すぎる作品。そゆのが嫌いな司法有識者でもめちゃめちゃ楽しめる。法務官という軍の中ではニッチな仕事で>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ここ最近の個人的ゴジラ観が「人間の理解を越えた神性をもつ存在」だった自分としてはスクリーンを超えて目が会い、明確に悪意を向けてくる本作のゴジラは怖くて仕方なかった。
とはいえ、物語自体は戦後民主主義と
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僕らはみんな生きている(1992年製作の映画)

4.2

日本の高度経済成長期を支えたサラリーマンの哀愁に満ちた作品。
親父世代はラストの大演説は涙なしには見れないだろう。

蒼く、刹那く(2022年製作の映画)

4.2

よくまとまった"分かりやすい"脚本でありながら過去や細部を語りすぎない余韻があり、物語の解像度が丁度良い。映像もきれいで総合点の高い作品

Arc アーク(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

原作既読、邦画はあんまり見ない人の感想
前半の無機質で未来的な舞台と色彩、対して後半のモノクロといかにも日本ドラマという演出。前半とラスト、モノクロシーンのインサートなど映像美がめちゃめちゃ良い。
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東京無国籍少女(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ビューティフルドリーマーで炸裂した押井守の問題意識は変わっておらず、むしろちゃんと目を冷ますべきものとして描いてるのが時代を感じました。今までなんだかんだボカされてたどちらが現実かという問いにこっちが>>続きを読む