全てがどうでも良くなるトッピングドカ盛のXXLサイズピザみたいな映画。世界遺産をド派手に壊します!おっきい猿がいっぱい出てきます!意味は無いけどかっこいいしアガるからみんなで咆哮します!
制作陣が全員>>続きを読む
序盤は雰囲気の良さと新鮮さで心地よい。中盤になるとなぜか脚本のやる気が無くなりセリフがどこかへ行く。眠くなる。気づいたらUFOがジャングルから飛んでってた。
引き算とリアリズムによって作り出された愛すべき「暇な時間」をタイ独特の死生観とともに魅せてくれる。
食卓にいきなり死んだお姉さんがスっと出てきたりオリジナル版の猿の惑星かと思うような着ぐるみが「息子で>>続きを読む
影絵のところは悔しいけど笑ってしまった。不屈の精神でのし上がっていく様は昨年の『哀れなるものたち』に通づるものも感じられた。資本主義にも階層主義にも見捨てられて、社会主義まで潰されたケティが最後に助け>>続きを読む
スピルバーグってすごいなやっぱ。犯罪者の孤独から追うもののアテンションを欲してしまうという描き方が素晴らしい。
アメリカの行き過ぎたカップル至上主義と僕の苦手な韓国系フェミニズムが織り成す"Not For Me"映画。
さすがA24また新たなセリーヌ・ソン監督という素晴らしいクリエーターを持ってきた。映像の力を>>続きを読む
オッペンハイマーが話題の中、今観るべき作品はこれだろう。いやぁ流石。
原爆投下から10年後。たった10年で人々の感覚はここまで鈍ってしまうのかな。
「こんな時勢に平気でいられる私たちが狂っているのか…>>続きを読む
傑作を観てしまった後はその余韻に浸りたいがためにひたすらに静寂を求めてしまう。この作品はまさにそれにピッタリと当てはまるような映像体験であったと言えるだろう。
これまで厨二病心をくすぐること「だけ」が>>続きを読む
全体的にヤバさ控えめ。かつPOVのモキュメンタリーにした意味が薄い気がする。
なんかリアリティが薄いし茶番やってるように見えちゃうのよね。
劇場に行けなかったことを激しく後悔。140分を超える長編のほとんどでこぶしの効いた力強い歌声を堪能できるミュージカル。是非、オリジナルバージョンのスピルバーグの物も鑑賞したいと思った。個人的に普段から>>続きを読む
やはりティモシーはイケイケな感じよりもこれくらい葛藤のある陰鬱なキャラが似合う。そんな主人公のキャラクターと劇伴として流れるピアノのマッチが「なんかいい映画観たな」と思わせてくれる。全体的な構図は基>>続きを読む
薄めのガンニバル。
恐怖描写はかなり怖かったし、チェーンソーばあちゃん見れたし楽しかったかな。妹の迫真の「何をするつもりなの?(すっとぼけ)」を筆頭に脚本の粗さはあるものの、物理的な「家」と家系を指す>>続きを読む
犬が家族の半身不随の女装家とかいう個性が爆発した主人公の人生を辿る今作。家父長制批判だったり、芸術への賛美、『ジョーカー』を彷彿とさせるフリークスのシニカルな人生観、富裕層批判、神への愛などなど個々の>>続きを読む
久しぶりに映画館を衝撃とともに去った。
『アバター』を初めて見た時のあの感触に似ている。そこに「ある」世界を覗いた感覚。それを叶えてくれたのはハンス・ジマーの荘厳な劇伴であり、フランク・ハーバートの作>>続きを読む
あと一歩で共感性羞恥の絶妙なクールさが味だったキングスマンから一転。共感性羞恥そのものになってしまった。特に終盤の畳み掛けはギャグとしても笑えないレベルに酷い。床下猫のくだりに代表される在り来りなプロ>>続きを読む
決して表立って賞賛はできないようなことはあるにせよ、今の日本には熱情と尊敬と言葉はすっかり消えてしまったのではないかな、という思いから思わず同じ大学生として羨ましいという感情すら湧いてしまった。共闘側>>続きを読む
やはり小島監督は僕のアイドル。
幼い頃にMGS3を観た時の衝撃は今でも忘れないし、デススト2が楽しみでしょうがない。これからも応援します。頑張ってください。
“マーベル初の本格ミステリー・サスペンス”ではない。この広告の打ち方は良くないだろう。
前作の『モービウス』といい、ちょっとSSUは方針見直した方がいいんじゃないかな。別に海外で言われているほど酷い映>>続きを読む
プロデューサーのTwitterのせいで謎の人気を誇る今作。やっぱりキリスト教圏ではない日本人からすると何処と無く茶番感は感じてしまうけど、そこをラッセル・クロウとダニエル・ゼヴァットの神父コンビのキャ>>続きを読む
この映画をしっかりと楽しめるようになるにはもっと人生経験を深めなければなと。
「余」の美学といえばいいだろうか。御歳83歳のビクトル・エリセ監督の「余裕」が伺えるような重厚な画力。資本主義社会から1歩>>続きを読む
最高!個人的には同じ悪魔系の「死霊館」シリーズよりずっと楽しめた。
単に血がいっぱい出てくる頭の悪い映画、と評するのはまさに愚の骨頂で物語構造や一つ一つのカメラワークが非常に凝っているハイクオリティな>>続きを読む
試写会にて鑑賞。
非常に上質なアフガニスタンを描いた新たなスタイルのバディものだった。思わず終わったあとにはふーっとため息をついてしまう様な緊迫感は映像の緩急と素晴らしい劇伴によって作り出されている。
酷い。原作の良いところを全て潰している。制作サイドとしてはストレンジャーシングス的なホラー×子供の感動できるスリラーストーリーにしたかったんだろうがそれはこのゲームの実写化でやるものでは無い。さらにそ>>続きを読む
完全自己満のB級混乱映画。映画と言っていいのか微妙なライン。だけどそれを全部一人でやってんだからすごいし、自己満でいい。レンダリング大変だからunity使って映像を撮っているのは面白いなと。体制批判だ>>続きを読む
『哀れなるものたち』が高級ギリシャ料理だとするならばまさにこの映画はチーズ増し増しのハンバーガーというところだろう。固有名詞も出しまくりの熱いストーリーだった。オタク魂とインターネット上での結束感のみ>>続きを読む
ゴダール2作目。久々にしっかり頭使って映画を見た気がする。完璧に理解は出来なかったけど、まぁそんなもんで良いんじゃないかなと。ラストにかけては頭に大きなクエスチョンマークが浮かんだが、主人公はなんとな>>続きを読む
これがデビュー作品なのはスピルバーグ天才だなと。緩急の付け方やカメラワークは神がかってるし、画面への信頼度が高いが故に無駄な説名台詞が無くて良い。素晴らしい。
前作からの莫大な期待値からすれば、若干のグレードダウンの印象は避けられないものの124分間に渡って一切飽きることの無い1級品の娯楽作品であることには間違いないだろう。
ひとり親の話や兄弟愛の話というよ>>続きを読む
途中からシュワちゃんの苦しい顔の演技がツボにハマって終始ずっと笑ってた。夢オチはちょっとってなるけどまぁそれしかないよね。やるとこまでちゃんとやってるし、楽しい映画。
いやぁーやっぱ好きなんだよなこの映画。ぶち上がりたかったらコレ見ておけば間違いないってくらい最高。スピルバーグという権威と金を持った監督にしかできない傑作娯楽映画だと思う。
エンドゲームなどに見られる>>続きを読む
素晴らしかった。
個人的にオープニングシーケンスが素晴らしい映画と決め画がある作品というのは良作。これはどちらも含まれており、映像の質感も自分に刺さった。なにも前情報なしで見たのが功を奏した。最初は映>>続きを読む
ベネデッタ面白かったのでヴァーホーヴェン作品を続けてみようと思う。
自分が知ってるロボコップはリブート版の黒いやつだけだったのだがこっちの方が100倍味があって最高。100分ちょっとで見やすいのも素晴>>続きを読む
「敬虔」ではなく「熱狂的」な修道院で繰り広げられる実話を元にしたらしい話。
めちゃくちゃ面白かった。基本的にこの作品は2部構成になっており、前半は最早モンスターパニックものとも言えるベネデッタのトリッ>>続きを読む
有名なオープニングシーケンスを見るためにと、気軽な気持ちで見たのだがオープニングだけなく、100分間の間何度も何度も鳥肌の立つような決め絵があり、素晴らしかった。
オープニングはシンプルにどうやって撮>>続きを読む