2組の男女が別れに至るまでの30年間の物語。決定的な瞬間がひとつも登場せず、その瞬間の前後のみを見せていくため、何が起こったのか観客は頭の中で補完する。シャーネレクの作品は見方がわかるとスリリングで俄>>続きを読む
アマプラ滑り込みで鑑賞。最後に激しく燃える命。ハッとするシーンが多い。子どもの仕草、薪でお風呂を焚く、元夫の元にいく子どもを2階の窓から見送る、手術シーンの乳房、手鏡で目が合う男女、細部に命が宿る。
コメディかと思いきや徐々に真面目モードに。誰ともどことも繋がれない孤独な感覚。どこにも証なんて刻めない「自分」の映画。パーカー・ポージーがキャスター付きの椅子で華麗に動くアクションが最高。
30年間宇宙人探し続けてる編集長の哀愁が半端ない。ジリ貧なのに編集部員多すぎやしないか?とも思いつつ。彼が宇宙に執着する理由がわかる終盤からしんみり...。鍋少年がかわいい。望遠鏡屋のおばちゃんがミラ>>続きを読む
この2人の憎しみ合いがいまひとつ腑に落ちない。周りの人がめちゃくちゃ振り回されているぞ。クリエイター同士のきょうだいてこのように嫉妬の応酬みたいになるのだろうか?
デプレシャン監督と大九明子監督のト>>続きを読む
最初から最後までカオスだけど愛さずにはいられない珍品。ウルフのオーランドーのエッセンスはちょこっと。モンテツマさんの緑のPVCドレスとかハーッと溜息が出るくらいステキ。1936年にナチスがプロパガンダ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゴブリンの音楽かっこいい。アール・ヌーヴォー調のバレエ学校の外観も内観も贅を尽くしてて最高。幽霊譚なのかと思っていたら魔術系のオチでした。バレエのシーンは全然ないよ。
中華系移民の家族問題を壮大に描いていて、面白く見たけど下ネタをはじめギャグがやや上滑り気味かな...?でもそれを還暦を迎えたミシェルヨーが大真面目にやってるところに感動。シャーリークラタの衣装は眼福。
グレイガーデンズと呼ばれる朽ちたお屋敷に住む年老いた母と50代の娘。娘イディは監督であるメイスルズ兄弟のデヴィッドに恋していて、髪の毛は抜け落ちてしまっているが毎日工夫して着飾っている。相当なおしゃれ>>続きを読む
試写会にて観せていただきました。
とても面白く、私にはとても刺さった映画だった。
ヒロインのポーラは破天荒過ぎて、大丈夫か、これ?と思いつつ、どんどんつき物が落ちて、最後にはすっかり応援している自分が>>続きを読む
オープニングの火の粉が散るシーンから引き込まれて、あっという間に71分が終わる。
地獄のように劣悪な環境と条件で働く工場労働者たち。疲れ切った子どもはうとうとと船を漕ぎながら作業を続ける。危険だと思わ>>続きを読む