kopmaiさんの映画レビュー・感想・評価

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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.5

多くが黒人だが、わずかに白人がいる。

70年代になってもなお、黒人という一つの人種の在り方を訴えかける非暴力の抵抗運動に見えた。

不当に扱われた女性が、キリストに捧げる美しいゴスペル "Got S
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

84年ライブを見た後だと、あ。この演出は。と思うところもあり、デイヴィッド・バーンがトーキンへッズであったことを忘れさせない。

結局ギターロックがすきなので、ミュージカル調は得意ではないけど、この年
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

デイヴィッド・バーンの圧倒的エンタメ力…
道化師チャップリン的なヒヤッとする動きと意味不明な動きが最高…

Does anyone have any questions!?

「Stop Making
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0


どうして同じではいられないのか。

同じなんて事あるはずがない。

平山は多くを語らない。
人口の中心地である東京の真ん中で、
自分の世界にいる時にだけ喜怒哀楽を見せる。

はずだったのだが、彼の周
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

5.0

「クロがないところのネジ、シロが全部持ってた。」

街の流れには逆らえない。
こんな街死んでしまえばいい。

シロ。と、クロ。安心、安心。

女は女である(1961年製作の映画)

4.5

「半熟卵を作ってくれ。」

「私の子供を作って?」

「お願いだ。」

「私もお願いよ。」

実験的で、喜劇的で、本質的な映画。

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

5.0

波乱の2時間。心が動きすぎて良い意味で疲れた。

ラストスパートの勢いが最高で、砂嵐とドライブ逃走劇のロードの臨場感は劇場でしか味わえなかった。

2人が震えながら死を選んだのは切ないけれど、この上な
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

いつもクールなディカプリオが発達障害役。

いつも個性的なデップが至って普通な青年役。

普段見る事ないタイプの演技だからこそ、
それぞれの名役者っぷりがよく分かる。


動けなくなった母を家ごと燃や
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

戦争怖い。

これが昔の話だと思ってしまう自分も怖い。

比べものにならないくらいの人間が
今この時もずっと殺されてる。

でも私は知らない。考えても分からない。
この痛みも臭いも暑さも寒さも絶望も。
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大脱走(1963年製作の映画)

4.5

控えめに言ってめちゃくちゃ面白い。
初めて最後までちゃんと見れた。

キャラが全員良い。
特にヘンドリーとブライス。

母が大好きなスティーブマックインを見るために。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

ヘルムートが心配。

こんなにキャラが出てくるのに、これといった推しがいないというのがポイント。

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

5.0


誰か何かを失って初めて、失ったことに気づいて悲しくなったり、そこにあったことに気づいて有難いと思ったり。

若いから、言葉が足りないし、言わない、聞かないことが恰好良いなんておもって、やっぱりすれ違
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いぬ(1963年製作の映画)

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トレンチが本当の意味で似合う人種。

途中疲れて挟んだ日本のホラーが記録する必要もないクソ映画でした。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.5

ベルモンドは健気で一途な浮気され男ってこと?

でもベリーショートにミニスカに跳ね上げアイラインってやっぱ女の魅力。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.0

ジェーンが不朽の美人だ。

家族について考えることが歳を増すごとに
増えていく。また何年後かに見れば、一層感じることがあるだろう。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.5

90年代のインディペンデントの特徴がよく現れた作品って感じ。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.5

イライラして、最後少し悲しいのは思い当たるから。

まほろ駅前番外地(2013年製作の映画)

3.5

時間があればお金を使って何かしなきゃっていう強迫観念を、これを思い出して捨てたい。

貧乏で何が悪い!家があれば十分だ!

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