ノップちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ノップちゃん

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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

リバイバルを機に初鑑賞。
今の時代だとアウトな台詞もあったりしてモヤっとする所はあるものの他に悪い点は特に無くてあとは好みかどうか次第。
無難に楽しめた印象。

日常を素敵に彩る金言が散りばめられてい
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

5.0

個人的にはあまりキャラクターに感情移入がしづらいところもあって、何がしたいのかイマイチ掴みにくかった。がしかしなんだかんだ面白かった。
話の筋自体は通ってるからこそ面白く見れるし良い物語だと感じた。
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.0

高所演出はしっかり怖くて素晴らしかった。
ストーリーはワンシチュエーションにしては頑張ってるしそこまで退屈しないで見れはしたけど前半以降は割と飽きもきてしまった。
正直興味自体はあまり持続せず。

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

5.0

デスロードの世界観をしっかりと拡張させ、時系列的には続きとなる前作に深みを持たせ、更なる高みへ押し上げる完璧な前日譚映画。

映像がめちゃくちゃ綺麗で、轟くエンジン音、迫力のカーアクション。シンプルで
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

画や展開的に熱いシーンはあるものの終盤まであまり物語が面白くない感じで進んでいくので残念ではあった。
話も今までのと変わり映えせず。

ただ終盤のバトルは普通に楽しいし、マクシマル(ビースト)のトラン
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.5

予想以上のヘンテコ映画で笑いながら楽しく鑑賞。
そして勢いで進んでいく映画で無理矢理感がおもしろい。

森や川など自然メインの画だけど綺麗に映し出せてるし、なんせ他の映画で見れない映像や演出が多いので
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

5.0

やっぱりこの映画は圧倒的。

カラーで情報マシマシの綺麗な映像も良いけど、白黒にする事でコテコテ感が減ってより見やすいかも。

とりあえずどっちも最高神映画。V8!!!

関心領域(2023年製作の映画)

4.5

冗長や無駄なシーン多いなどの意見も割と散見される本作ですが僕は非常に楽しめました。

アカデミーで話題になった音響面はもちろんのこと、映像も素晴らしく、綺麗で印象深いロングショットの多用も個人的には好
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

人間味と生活感溢れる物語と映像。その中に確かに輝く愛や幸せと日常の美しさにふと気付かされる映画。

思春期の自分自身がまだまだ獲得出来ていない時期の悩みや苦悩、親、周りの環境との軋轢がひしひしと伝わる
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

毎度毎度であるが、物語は面白くないし、後々考えたら色々気になるところもある。
しかし、やはりゴジラとコングの活躍を見たらもうそれで良い気分。

とにかくコングもゴジラも可愛いし、愛嬌満点。

もうなん
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

例によって物語的な面白さは無いし、どうでもいいシーンも散見される。それでもど迫力の戦闘シーンは良くて、ゴジラとコングが見れればそれで十分感があってずるい。
特に香港の街が破壊されまくるのは笑える。
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

いつも通り人間ドラマは全然面白くないし、ご都合主義的なところはあるものの、暴れ回る怪獣のバトルが見て全て許せてしまう。
でもやっぱりマシになったとはいえ、暗めのバトルシーンが多いのはちょっと残念。
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

外連味ある映像や迫力あるアクションシーンがたくさんあって楽しめた。
バトルシーン以外は正直見応えも内容もあまり無いけどそんなことは事前に分かっていることなので問題なし。
たまに入るギャグが割と好きだっ
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

つらい。あまりにもつらい。
正直感想はこれしかない。

丁寧に描いて描いてどんどん落としていくからすごい効果的に観客の心に刺さってくる。
特に映像的に超良かったとか無いけど、じっくり楽しめた。

派手
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.0

肝心の大怪獣バトルが暗く作られてるのが残念。こういう映画で夜にするのはナンセンス!!CGがんばれ!!!

でもムートー(?)とかゴジラとかクリーチャーの造形とか音響とか好きだった。

物語は何もないの
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異人たち(2023年製作の映画)

3.5

観客のマナー的な問題でだいぶ集中力を欠いていたことと出来の良すぎる予告編でハードルが上がりすぎていたためあまりハマらず。

1人の時間好きだし、楽しいけど寂しいし孤独で辛い時あります。
あまりにも生々
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.5

自分でもなるべく何かに縛られたり「常識」というものに囚われないように生きているつもりだけど、この映画を見るとまだまだ社会に刷り込まれた常識に毒されてるなと気付く。
子供に「理解できないから」とウソをつ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.0

ミア・ゴス目当てで劇場に。
アレクサンダー・スカルスガルドとミア・ゴスとっても良かった。
相変わらずやべぇ女性はミア・ゴスに演じさせたらピカイチ。

ただ物語的には特に盛り上がらないし、楽しくは無い。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

観た人の感情や考えに訴える映画でとても良いなと純粋に感じた。色々な意見や感想が出る状況を作り出すこと自体に意義があると個人的には思うので賛。

ストーリーに関しては上映時間が長いこともあり、冗長なとこ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

実際に起きたテロを基にした映画で色々と衝撃的でこんな悲惨なことが起きていたのかと心底現実社会の不甲斐なさに打ちのめされる。

再現映像的な映画ではあるので自分に刺さるようなポイントは無かったけど、こう
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

自分もしくは目の前の人が存在はしているけど内面の存在が消える状態って恐怖であり、悲しく切ない。それを一本の映画で綺麗に描ききってるのがえらい。

物語も丁寧で簡潔で見やすいし、病気の症状など画的にも刺
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.5

元々新海誠とは遠い昔に合わない認定をしてから永らく見てなかったけど久しぶりに鑑賞。

絵は勿論写実的で良いとこはいいけど、綺麗に見せるやり方がキラキラ感やらでラッセン的風味でやはりどこか世界観に入り込
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

映像めっちゃ良くて、日々の暮らしに美しさを見出そうと思える素敵映画。

とにかくライティングや構図が良くて映像に関してはさすが。
ストーリーは平凡な日常が割と淡々と描かれるのみなので冗長に感じることも
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

ちょっと微笑ましいシーンもあるもののあまり楽しめず。

映像も物語もそんな特筆することなし。
特にストーリーは何が描きたいのかよく分からなず。上映時間短いのが救い。

ウッディ・ハレルソンのあの声と喋
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

色々なホラー映画を彷彿とさせる設定や死に方が次々と出てくるし、ギャグも冴えてて笑いながら見れる。
低予算ながらグロもちゃんとしてるしそこもえらい。テンポ感も◯。

グロ大丈夫な人はコメディとして気楽に
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

圧倒的映像と世界観に終始熱中。

物語は王道でもちろん良いんだけど、何よりもやっぱり映像と世界観。
終盤の合戦が始まるところののシーンではあまりにも良すぎて落涙。
こんなシーン見せてくれてありがとうと
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ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

4.0

物語としては微妙な感じでカタルシスに欠ける感はあるけど、ビジュアルと世界観は最高。

グロシーンも多く、ホラーならではのシーンがたっぷりあって満足。
グロや派手さは前作以上で素晴らしい。

ピンヘッド
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

5.0

至高のオープニングクレジットで最高にハイになったと思ったら観終わった時には超ダウンタイムに突入。
感情を急激に揺さぶられる体験だった。

映像はネオンの光でギンギラで光の暴力レベルでピカピカ。しかし見
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

良い映画だと思うし、印象的なシーンやショットも多い。犬もいっぱい出てきて大活躍するし良いんだけど好みじゃなかったのかイマイチはまれず。

主演俳優と犬達👏
最後の十字架の影で横たわるシーンとショーのシ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

皮肉やジョークがキレていて笑えるところが多くて見てて楽しい。
ただし個人的には主人公自身の恋愛や家族絡みのところがあまりノレず。
しかしその「リアル」部分に乗り切れない自分もフィクションを求めている大
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

割と「こんなもんか」という印象。
最近観た映画の中では『落下の解剖学』が似たような事を描いていると感じたけど個人的には落下の方が好みで上手かった印象。

時間軸の使い方が不親切で分かりにくいなと思った
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

ラブロマンス映画で間違いないけど、くささがそんな無くて好印象。

印象的なシーンやセリフがとっても多くて人気があるのも納得。

セリフだけじゃ無くて、印象的な長回し、街の様々な場所を綺麗に映し出してく
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

童心に還りたい気分だったので鑑賞。
好きなピッコロ、悟飯が活躍するとの前評判でこれに決めた。

正直終盤まではあまり面白いって感じでは無かったけど、好きなキャラが悟空とベジータ抜きで頑張ってくれるのは
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少年の君(2019年製作の映画)

3.0

演出が過度で気になるし、キャラクター達の感情にあまり共感でき無い部分もありあまり入り込めず。
それもあってか「?」となるシーンもあって、なんか飛ばした?と思うぶつ切り感があった。

映像はライティング
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

非常に興味深い内容で楽しめた。

真実とは何か、世に出てくる情報はあくまで一部分であって、それだけで判断してしまっている自分や社会のあり方を問われる内容でとっても見ていて楽しかった。
また、夫婦関係や
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

美しい映像美と物語だったけど冗長ではある。でもじっくり169分味わえた満足感はすごい。

「映画の奇跡」というか人それぞれの映画体験の一片を垣間見れたようでとても嬉しい気分で鑑賞後感も良い。
正直ここ
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