Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価

Fisherman

Fisherman

コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

4.2

前作は南北融和が見え隠れ、本作はそれにアメリカまで参戦し"共助"するものの、ハードなアクションに加え、ユ・ヘジンならではの"情け無いおじさん"要素も強くなり映画としてパワーアップ。
北のヒョンビン、F
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.4

アルゼンチンもいい映画作るので期待してたが、これはそれほどでもなかった。
最大の武器は"歩けないこと"と言うけれど武器として使った場面はないし、ここまで母娘に肩入れする理由も弱い。
情緒的な理由よりも
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.4

う〜ん、残念と言うか勿体ない。いい感じなのにノワール感を出したいのか、ハードボイルドなのかバイオレンスに振りたいのかどれも中途半端。
岡田だけハードボイルドで坂口のサイコさもmiyaviのカリスマ感も
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

4.1

愛妻に先立たれ酒浸りになる老作家がいろんなハンディキャップを持った人々と触れ合うことで生きる希望を取り戻す。

モーガン・フリーマン演じるモンクの言葉が作家だけあって一つひとつに重みがあったし、3人の
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スーパーヒーロー ムービー!! -最’笑’超人列伝-(2008年製作の映画)

3.1

"さえない僕"の登場シーンのボケ3連発で掴みはOK。ライミ版スパイダーマンをベースにMARVELのファンタスティック・フォーやX-MENを足したパロディ。
1分に1回くらいある小ボケは序盤は笑えた🤭が
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龍楼閣 非情都市(2020年製作の映画)

2.3

あらま〜、残念🫤、低評価なの納得。
設定は必殺仕掛人のようで、タイトルもそれっぽかったのにガッカリ。
バイクで行って殴るだけ?こんなんで恨み晴らせるわけないやん。それに、チームと言いながら、どう言う特
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エージェント・コーディ(2003年製作の映画)

3.8

期待に反してと言ったら申し訳ないが、意外と面白かった。
悪者側の本格的な計画に対してCIA側はちゃんと理由があって15才の少年エージェント、またCIAスタッフが使えなくてそのギャップも面白いし、家族が
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.3

「山桜隠したその葉が僕は好き」なるほどね。SNSで始まるのなんか今どきの始まりだな。
爺さんの想い出が詰まったレコードを探す、自分の引越しと重なる、気になる女の子に言えない、、、こういう男子もいるだろ
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湯道(2023年製作の映画)

3.8

やっぱり広い湯船は気持ちいいよなぁ、温泉♨️もいいけど銭湯もいい。そんな気にさせてくれる映画でした。
湯に浸かると言う文化は日本人ならでは、「風呂で人を幸せにする」ことをよく脚本に出来たもんだ。
天童
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マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.5

ケヴィン・ハートの巻き込まれ系はちょっと飽きてきた感じ。口ばっかりのお喋り男は見ていて情け無いので感情が😮‍💨乗らない。
アクションシーンはそれなりに頑張っているし、ストーリーに捻りもあるし、なにより
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ガンズ&バレッツ CODE:White(2022年製作の映画)

2.7

あらま🙄、なんでしょうこれは?豪華な俳優陣を揃えておきながら中身のない映画を作ったもんだ。これもウィリスの終活の一環?
少しくらいはストーリーに捻りがあっても良さそうなもんだが、、、
キュリレンコ、マ
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トムとジェリー ワイルド・スピード(2005年製作の映画)

2.8

前作「火星へ行く」よりはいつものトムとジェリーの追いかけっこらしくなった。
ケンカで家を壊してしまいTV局主催の豪邸が貰えるカーレースに出場して意地を張り合ういつもの展開に。
レース前半はアメリカ大陸
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トムとジェリー 火星へ行く(2004年製作の映画)

2.6

トムとジェリーの追いかけっこはTVの30分だからオチるのであって75分もの長尺になるとキャラクターも増え、ストーリーが必要になる。
そうなるとトムがジェリーを追いかけ、痛い目に合うと言う王道の鉄板パタ
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大名倒産(2023年製作の映画)

3.2

もうワンパターン化した感じのある若手俳優によるコメディ時代劇。
「参勤交代」「引っ越し」「忠臣蔵」ともに歴史考証をしっかり行なっていたり、貨幣価値を現代に置き換えたりしているので見やすい背景があると言
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.6

全世界の女の子が憧れる王道中の王道、シンデレラストーリー。
みんなが知るシンデレラをもう一段上の映画にしたケネス・ブラナーの手腕も👍
舞踏会のコバルトブルーのドレスの際立つ美しさ。

吹き替えは台無し
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.4

前作がステイサム映画最低の駄作で最大ガッカリだったけど、やっぱりステイサムは見とかないと。
もしかしてと思ったが、国際法を無視して海洋進出する中国が制作に参加しているだけでもうダメ。
ステイサムに加え
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BAD DADDY 史上最悪のツアーガイド(2011年製作の映画)

3.6

どこかで見たことあるような王道ストーリーではあるが、刑務所で覚えた「孫子の兵法」と「Dr.マージョリーの教え」によって改心していくと言うのが新しいし、デカい体に太い腕の風貌を逆手に取った真面目キャラコ>>続きを読む

デッドマン・ダウン(2013年製作の映画)

3.6

評価がそれほどでもないので期待してなかったけど、面白かったけどなぁ。
死んだはずの男の復讐、未来を奪われた女の情、組織でのし上がりたい男の思惑が交錯する。ハラハラもあったし、コリン・ファレル、ノオミ・
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ハンサン ―龍の出現―(2022年製作の映画)

2.9

秀吉の朝鮮出兵における韓国の知将イ・スンシンと日本の猛将脇坂安治の作戦の読み合いと海戦を描くと言えば聞こえは良いが、結局韓国の人って日本に勝つことに凄く拘るよなぁ。

人力で漕いでるのに大型エンジンが
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バンディッツ(2001年製作の映画)

3.4

ロン毛なのに生え際がそろそろヤバいブルース・ウィリス、同じ年のソーントン、女盛りのブランシェット、3人とも若い。
刑務所からの脱獄も思い付きながら冒頭の掴みはOK、ヤバそうな従兄弟と家庭生活が破綻して
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.7

実話の脱獄モノは成功することが分かっていてもハラハラ感は十分。
投獄後1年以上をかけて鍵の幅、形を一つひとつ観察を繰り返し、知恵を絞って脱獄を形にしていく。
看守の目、行動にハラハラ、仲間に裏切られる
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ホット・シート(2022年製作の映画)

2.9

「ホット・シート」和訳すると"電気椅子"、それじゃ見ようと思わないから原題でいいけど、その通りの内容だった。
でもメル・ギブソンが出てるから見たようなもので、捻りはあったもののB級からは脱していない印
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ウーマン・キング 無敵の女戦士たち(2022年製作の映画)

3.2

ちょっと思ってたのと違うかも。史実を元にと言うが1823年のアフリカで資料がそんなに残っているのか?
「アゴシェ」と言う女戦士部隊があったのは本当だろうが、どうもフィクション多めの気がする。
特に将軍
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ダニー・ケイの 天国と地獄(1945年製作の映画)

3.3

芸達者なダニー・ケイならではの映画。兄バスターと弟エドウィンの二役でかつ全く性格も職業も違う役を演じる面白さ。
真逆の職業だから演じ分けができると言うもの。
中盤にあったヴェラ・エレンのタップダンスは
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ドラゴン・ブレイド(2014年製作の映画)

3.4

金をかけ、ジャッキー映画にエイドリアン・ブロディ、ジョン・キューザックまで出演させて気合いを入れて作ったのに、散らかり過ぎて収拾がつかなくなった感じ。
そもそも長官に嵌められたこと事態必要ないし、36
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ワールド・トレード・センター(2006年製作の映画)

3.9

人間の団結力と隣人愛、家族愛の実話。ニコケイもペーニャも助ける側じゃなくて、助けられる側、暗闇の中で目と声だけの演技なのでちょっと勿体ない感じ。

オリバー・ストーンならではの911実際の映像も多く使
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.7

失敗した〜!「スプリット」を飛ばしてしまった。「ミスターガラス」が2作目だと思い込んでたわ〜。

1作目がブルース・ウィリス、2作目がジェームス・マカヴォイ、3作目がL・ジャクソンだったんだろうけど、
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レッド・スカイ(2013年製作の映画)

3.2

キャム・ギガンテッドって「ネイビーシールズチーム6」以来の主役ながら、売れそうで売れない俳優の1人かも、ビル・ブルマンも「インデペンデンスデイ」だけだし、スカイアクションは良かっただけになんだか物足り>>続きを読む

ASTROBOY 鉄腕アトム 特別編:輝ける地球 ~あなたは青く、美しい…~(2004年製作の映画)

3.3

ここまで来たら一気に3作目も。環境管理CPガイアによる長い環境破壊との闘いで得た結論、「この星に人間は必要としない」と言うアンチテーゼ。
グローバルな工業化と環境破壊、繰り返される戦争は20年前の作品
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ASTROBOY 鉄腕アトム 特別編:イワンの惑星 ~ロボットと人間の友情~(2003年製作の映画)

2.7

ASTROBOYの2作目。アトムのテーマソングにウランの存在(登場はしないが)も。
28年前の古い警備用ロボットのイワンと人間ミーニャの心の交流と書けばヒューマンドラマっぽくなるが、どっちかと言うと変
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ASTROBOY 鉄腕アトム ~特別編:アトム誕生の秘密~(2003年製作の映画)

3.5

日本初のTV長編アニメで放映されたアトム、さすがに開始当時のことは知らないが70年代に再放送で見たのが最初だと思う。
アトムの造形そのままに2003年のアトム誕生日を記念して作られた映画。手塚治虫によ
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ミス・ワイフ(2015年製作の映画)

3.7

男には頼らず生きていくと決めたキャリアウーマンと公務員の妻で2人の子持ちと言う対極の転生コメディドラマ。
男には頼らない理由の伏線もラストは出来すぎるくらいのオチだし、飛行機の中でと言うのも出来すぎだ
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スターゲイト 真実のアーク(2008年製作の映画)

2.7

TVシリーズも見たことないし初見、単に評価が高かったし、「スターゲート」'94が面白かったので興味本位で。
シリーズを見ている人には刺さったんだろうけど、一見の自分にはさっぱりですわ。
IOAとかプラ
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新・少林寺伝説(1994年製作の映画)

3.1

リー・リンチェイじゃなくジェット・リーと言う時点で本物感が薄れているような気がする。
こんなアクションコメディに走らなくてもいいのに、これもジャッキーの功罪か?

赤ちゃんだった息子がモヒカンになって
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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

3.6

「エリートスクワッド」'07の続編。部下マチアスの暴走でBOPEから辞職に追い込まれ保安局のネクタイ組に異動になったナリメント中佐の新たな戦いを描く。

どっちを向いても悪人だらけ、ギャング、警察も政
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.3

トム・クランシー原作の割に深みの足りないあっさり味。
妻が殺されたことを行動の原点にしなくても成立するし、黒幕に至る行動による謎解きが薄い。少しの人間の消去法でしかなく、えっ?と驚く仕掛けもない。
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