神原正隆さんの映画レビュー・感想・評価

神原正隆

神原正隆

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.9

シンゴジラとは違うところで、ツッコミどころは多々あるものの、映像がキレイなので見応えがある。

シンゴジラは初代ゴジラとエヴァを強く踏襲している印象を受けたが、こちらは、熱線の吐き方やフォルムなど、平
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.2

CGの作り込みのクオリティが高すぎる!
砂虫を意図的に呼ぶ場面で、遠くに砂埃が見えて、それがだんだん近づいてくるシーンはかなり緊張感があります。

また、敵の乗り物も本当に存在するかのような緻密な作り
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スクリーマーズ(1996年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーも雰囲気もほぼ理想的です。
ただ、スクリーマーのCGがしょぼいところが非常に残念です。

敵国の室内で1番レベルが低いスクリーマーがカチャカチャ歩いてるシーンや、敵国で出会ったワイルドな兵士
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

日本ではおそらく、ほとんどの人にとって直接関わりのないワイドショーのネタレベルの話題だろうけど、
信仰が厚い国の人たちにとってはもっと身近に、根幹を揺るがすレベルの問題だったのだろうと思う。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.4

終わりよければ全てよし‼︎ではないけれど、
レボリューションズの終わり方があんまり好きではなかったので、
ネオとトリニティが復活したのが素直に嬉しい

ストーリー自体も悪くないと思うが、
全体的に雑な
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

2.3

過去を語るスタイルが苦手な人は前半はしんどいかも。
後半もストーリーが特に膨らむことはないので、物足りなさを感じました。

四つの願い(1959年製作の映画)

3.2

園児の頃か小学校低学年の頃にテレビで見て以来、もう一度見てみたいと思いつづけて2022/12‼︎ようやく願いが叶い、見ることが出来ました‼︎

いい映画でした♩
原作があるかどうかは知らないですが、教
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.5

ウルトラマン、怪獣、背景など全てのCGのクオリティが低すぎて、ゲームの画面を見ているようだった。
何十年も前の映像ならまだしも、これは酷すぎます。

また主要なキャラクターたちの会話のシーンも変に個性
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ポストマン・ブルース(1997年製作の映画)

3.5

ロマンチックでステキな映画。
特にエンディングが素晴らしい。
客観的に見たら、主人公の人生は全く報われない酷い最後なんだけど
彼と彼女にとってはそうではないんですね。
こんな約束の守り方ってあるんです
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

1.5

脚本のクオリティは低いと判断せざるを得ないが、実話怪談を聞いた後にその現象を考察する様に、観た人同士でこの映画を語るのは楽しいだろうなと思う。

ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

2.5

特撮がカッコいい‼︎
レギオンのフォルム
ガメラの回転じゃない方の飛行
スライディングしながらの火炎放射
レギオンのビームによる街の破壊シーン
ミニチュアのクオリティなどなど、特撮映画の中でもこれほど
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.2

雰囲気がブレードランナー2049に似てるなぁと思ってたら、同じ監督さんだったんですね。
ブレードランナーと同じく、こだわり抜いた映像と音楽、ゆっくりしっかり見せるストーリーが特徴的で見応えがあります。
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

1.5

背景は写真のようにキレイだったが、
キャラクターデザイン、表現力など脚本がかなりズサンなため、ツッコミどころ満載でストーリーがまったく入ってこない。

木靴の樹(1978年製作の映画)

3.0

村も畑も川も街も全ての景色が美しい。
子供たちが無邪気でかわいい。
無駄な説明的な会話が一切なく、ドキュメンタリー映画よりもドキュメントを観ているような感覚。
1978年のベルガモの村はこんな感じだっ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.5

とにかく街並みや集落、工場地帯などの背景がめちゃくちゃキレイ。
それだけでも観る価値はある。

内容は、大まかに言えばベタなストーリーなのに(とくに戦闘シーンにおいて)細かい部分は何がどうなっているの
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マーターズ(2007年製作の映画)

2.0

脚本はバッチリなのにもう2度と見たくないほど、しんどい映画。
そういう類似作品としてミリオンダラーベイビーが今までで1番だったんですが、それに並ぶか超えてしまったかもしれないです。

ずっと大変な思い
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

2.5

細かい設定はビミョウだし、個人的にはタイムトラベル自体あり得ないと思ってるので全てに納得は出来ないけど、
タイムトラベルのきっかけや繰り返す仕組みなどしっかりしてるなと思った。

繰り返すごとに主人公
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イコライザー(2014年製作の映画)

2.5

ストーリーがゆっくりじっくり丁寧に進行していくし、脚本がしっかり練り込まれているためとても見やすい。

一方でジョンウィック(1)と比較してしまう作品。
主人公が元殺し屋あるいは工作員で、今は普通の一
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

2.8

心理描写や感情表現の描き方が好き。
とくに、自分のアパートに戻ってホテルに電話をしているときに何かイヤな予感がする。…からの追っ手の殺し屋が突入してくるシーンは凄まじい緊迫感があり、見応えがあります。

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

2.5

ショップオブホラーズやイレイザーヘッドを連想させるが、序盤は重たいテーマで観るのがしんどい。
中盤からはテンポが良くなるものの、食事シーンや変態じいさんのせいで、終始嫌悪感が伴う。
最後の対決を見せな
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.4

ユーモアのあるキャラクターたちのおかげで楽しく観ることが出来た。
ハッピーエンドなのも良かったし。
ジョージに人を食わせちゃダメでしょ!とは思ったけど笑

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

3.0

ほのぼのするヒューマンドラマです。
さすがは高畑勲というべきか、完成度が高いです。
てつみたいな人が周りにいたら嫌だなぁww
関わりたくないかも。

震える舌(1980年製作の映画)

2.9

精神的にかなりしんどい映画だった。
けっこう怖いしトラウマになりそう。
最後までハラハラさせられました。

でも久しぶりに見応えのある映画を見たという印象。
子役の子を始め、みんな凄い演技力でリアルに
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ガス人間第1号(1960年製作の映画)

3.1

タイトルはいかにも特撮感満載だし、実際安っぽい特撮のガス人間騒動が序盤から続くんですが、真の見所は後半。
静かにゆっくりと展開していく、ガス人間と八千草薫の行く末に終わりまで目が離せません。
特撮映画
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.1

今年に入って映画館で観た本数が例年に比べて圧倒的に少なかったのもあるけど、
この作品は今年観た中で(自宅で観たのも含めて)1番よかった✨

最初は絵が雑なような気がするが、それは敢えて絵を崩して描いて
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地獄(1960年製作の映画)

2.0

演技も演出も雑さが目立つし、キャスティングにも魅力を感じられないが、何故か見てられるのはカメラワークが丁寧でキレイでアートチックなのと、地獄の雰囲気がどこかファニーというか、微笑ましいところだと思う。

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)

2.5

個人的に、ゴジラシリーズの中で
ゴジラ(初代)
シンゴジラ
につづいて、3位に入るかな~という映画。

ハリウッド版(エメリッヒ版も含めて)も面白いんだけど、やっぱり特撮の方が臨場感があるように感じる
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.5

7割くらい理解出来なかったけど、
凄いものを見せられてると思った。
いつもながら映像と音楽は素晴らしいです。

あと何回か観ないと理解出来ないかも。
理解できた時に評価も変わってくると思います。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ジャンルはホラー寄りのアート映画に属するのかな?
スタッフ陣のこだわりを強く感じたし、色んな意味でここまで突き抜けた映画を見たのは久しぶりでした。


初めて見るシチュエーションがありすぎて夢でも見て
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

いい映画だった!
第二次世界大戦の末期のドイツを子供の目線で、出来るだけ明るく進むストーリーが
しんどいところもあるけど、希望があってよかった。
主人公も主人公の友達も健気で微笑ましいと思った。

眠れる森の美女(1959年製作の映画)

4.5

1960年版の日本語吹き替え版(vhs)に対する評価

絵、脚本はアニメの中でずば抜けてクオリティが高く、改めてディズニーのすごさを感じます。

そこは当然として
この吹き替えもとてもレベルが高い!
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.5

映画の雰囲気はキライじゃない。
演技も凄いと思ったんだけど、
やることなすこと上手くいかない主人公が最後に暴走しちゃう…そんなイメージの内容で…。

ジョーカーってもっと狂った人なのかなと思ってたんだ
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アクアマン(2018年製作の映画)

2.2

ストーリーや進行は好きだし、ジェイソンモモアのキャラも好き。

ただカメラワークや美術に情熱を感じないし、CGに頼りすぎかなと。

CGの技術が拙い訳ではなく、でもどうしても作り物やニセモノ感が出てし
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怪談(1965年製作の映画)

3.0

数話の怪談から構成される映画でどのストーリーも素晴らしいが、個人的には「耳なし芳一」の話がとくに秀逸。

芳一の琵琶を聞く平家の亡霊たちが非常に(実際に見たことはないが)リアルで、今まで観てきた時代劇
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カオス・シチリア物語(1984年製作の映画)

4.5

海と島、そして町や村の景色。
人々の生活とそこにあるそれぞれの物語。
音楽も美しく、その雰囲気にとてもマッチしています。
大きな起伏がある映画ではないのですが、グイグイ引き込まれました。