mbaasさんの映画レビュー・感想・評価

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

絵を受け付けることができればSF好きには刺さる内容。それなりに上映時間はあるが展開が色々あるのでまたずっと楽しめた。早く後章も見たいがスコアが前章より低いのが気がかり。
ウクライナやガザなど現実でこの
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

原作未読なのであくまで映画として。
途中までは面白かったけど終盤に屋上に雪崩れ込むシーンからラストまでがいまいち掴みきれず。原作はどうなってるんかな。
放課後の高校感はうまく表現できていてどこかに自分
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.4

衝撃のラストはいまだに忘れられず。
一時はみんな知っている映画だったけど数十年が経って知らない人も出てきているので、未視聴の人には是非お勧めしたい映画。ただしホラー耐性のない人は除く。

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間の業や悪に触れた映画として、直近でシステムクラッシャーや人間の境界、悪は存在しないを観た後だったので、演出の妙は光るものの個人的にはいまいち刺さるものがなかった。
というか途中で何度かうつらうつら
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.1

原作は読んでいないけれど結構な仕掛けがしてあって、うまく映像で表現できたなあと感心。
エンドロールで流れる曲が思いっきりネタバレしているので未だ観ていない人は事前に聴くのはやめておきましょう。

渇水(2023年製作の映画)

3.6

いろいろ勿体なさを感じた映画だった。ストーリーや演出は普通に観られるし、生活困難者とそれに対峙する水道局の人の葛藤の一端は感じられるものの、もっと面白くできた感じがする。

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.8

ドルビーシネマで鑑賞。その迫力も相まって最高に面白かった。
前作も好きだったけど今作は今作で別の魅力があり、荒唐無稽の世界観を受け入れられるなら最高に楽しめると思う。
主演のアニャの目力がすごく演技も
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.7

ミュージカルではLALALANDに次いで好きな映画。今度4Kリバイバル上映があるそうなので20年ぶりに大きなスクリーン、大きな音響で楽しみたい。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ストーリーは普通だけど映像と相まって面白く感じられる映画だった。話の筋はわかっていてもまた見たくなる魅力がある。真剣に見ていなくてバックミュージック的に流していて何度も観てしまった。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

泣かせようとする演出は若干鼻につくが、ストーリーはいい話。日本人なら知っておきたい。北川景子の号泣は渾身の演技でもはやエンタメ感すらある。
雪山讃歌の元歌が耳に残る。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.2

まずはその設定が面白すぎる。内容もコミカルだけれど印象に残るシーンも多くて明るい気持ちで鑑賞できる。BLに抵抗なければ良質のラブコメ。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

観ると温かい気持ちになれる。途中意地悪な人が出てきたりうまくいかない場面もあるけれど、最後にはいい感じに落ち着くので安心して鑑賞可能。胸糞映画に疲れた時の清涼剤。誠実に生きることとオシャレでいることの>>続きを読む

人間の境界(2023年製作の映画)

4.4

この世界のひどい現実の一つを描いた映画で、観る前と観た後で世界の解像度が変わる。自分にできることは何かを問いかけてくる。
ドキュメンタリー風にするためなのか回収されない伏線もあるけれど、それがリアリテ
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

映画館の音響のせいなのか、途中で地鳴りのような音が流れるシーンで映画館全体が震えているような感じでめちゃくちゃ怖かった。あれは映画館でしか味わえないだろうから劇場で観てよかった。
この映画のようなクー
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.8

いつものステイサム映画なので頭を空っぽにして楽しめる。細かいことは考えず目の前のサメとの戦いにハラハラしどおし。途中でさらにひと盛り上がりするシーンの衝撃が忘れられない。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ミステリー小説ですよくある叙述トリックをうまく映画に落とし込めている手法が素晴らしい。
ラストの片足を引きずって歩いていくシーンが鑑賞後20年以上経った今でも頭に残っている。当時それぐらい衝撃を受けた
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.0

レイトショーで鑑賞。1週目なのに500人のスクリーンに対して10人ほどしかいなかった。悲しい。
映画自体は白石監督の時代劇ということで殺陣シーンに期待値をマックスに持っていかれていたが、そこは期待しな
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

4.5

メラニーロランのバイオリンシーンだけでも一見の価値あるかも。こういう映画で音楽に乗れないと辛いけれどこの映画は全くの逆で、演奏シーンで感動が高まる。
ストーリーもうまくまとまっているので何度観ても飽き
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.2

じんわりと感動できる映画。観ると誰かと踊りたくなる。家族とか周りの人とか毎日を大切にして生きなくちゃ。

ピザ!(2014年製作の映画)

4.3

見終わった後明るい気持ちになれる映画だった。インドのスラム街の暮らしの一端が見られて勉強になった。どの地域で生まれるかでここまで暮らしが違うものなのかと改めて実感。

イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

筋トレ、家事をしながら吹き替えで鑑賞。それでも十分楽しめた良質のアクション映画。逆に言うとそこまで真剣に観るほどのものでもなく、特殊工作員ものでスカッとしたい人におすすめ。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

観る人を選ぶ映画であることは間違いないけど、このラストで公開にふみきった勇気に感謝。
父親の行動原理がいまいち分からなので考察し甲斐あり。
偶然撮れた画だと思うがラストの霧のシーンは素晴らしかった。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.8

1番好きかもっていうぐらいどのシーンを切り取ってもぶっ飛んでるし面白い。とくに何もすることがない日にバックミュージックとして垂れ流してそのうちいつの間にか魅入ってしまっていることがよくある。それぐらい>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.7

その撮影手法にまず驚き。一つの家族、1人の人間の成長の記録の断片。映画的物語的カタルシスや高揚感があるわけではないけれど、1人の人生を追いかけると自然映画になるという、私たちの人生も皆自分が主人公と感>>続きを読む

夢見びと(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

音楽が素晴らしかった。主人公の男性にはあまり共感できず、女の子も男からの手紙で心動かされるわけだが、なぜあの手紙にそんなに感動したのかがいまいちつかめず。
シーンとシーンの切り替えも暗点ばかりでそれが
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.8

フランス映画だがしっかりシティハンターしていた。コメディ色が濃いめでそれを実写でやってるのがバカらしくて面白かった。
そのためストーリーはシリアスさに欠けていたので劇場版アニメのシリアスさを好む人には
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湯道(2023年製作の映画)

3.5

人に勧めるほどの面白さはなかったがふつうにドラマとして楽しめた。
一部ご都合主義すぎたところが残念だった。

法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.5

冤罪事件の立証と無罪の立証を同時にしていく後半は面白かった。前半の無辜ゲームのとっつきの悪さ以外は面白く見れた。花ちゃんの相変わらずの気合の入った演技に拍手。

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

プリクエル3部作が好きだったので当然のように鑑賞。期待ほどは楽しめなかった。
メイの行動も元はどういう計画だったのか。ノアとラカが偶然出会ってなかったら、メイは仲間になれなかったのでは?など考えてると
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.5

主人公のベニーがとにかくキュート。信じられないぐらい暴れ回るベニーに対して周りの大人も仕事として理性を持って対応するがどうにもならず。こういった問題は結局時間しか解決手段がないのかな。
映像の撮り方、
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.1

映像も綺麗でストーリーのテンポもよく観ていて飽きずに楽しめる。尺の割に登場人物が多いので一人一人の掘り下げは足りないが物語のオチは全員にきちんとつけられているのはすごい。墓場の鬼太郎の1話にうまく繋げ>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

最後のメカゴジラ登場には度肝を抜かれ、バトルシーンに感動。キングギドラ好きとしてはキングオブモンスターズの方が好みだけどこれはこれで十分楽しめた。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

家族愛とSFとタイムリープもの。終始ドキドキしっぱなしでラストの展開で涙腺うるうる。シュタインズゲートを経験していたので切なさはそれほどではなかったけどタイムリープものとして面白かった。

辰巳(2023年製作の映画)

3.7

日本版レオンと聞いて興味が湧き鑑賞。主人公辰巳は確かに強くカッコよいがレオンほどの強さ、ダンディズムは感じず。女の子もマチルダと比べると年が行き過ぎだしキュートさにかける。ヤクザものとして見た場合もヘ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

公開初日に鑑賞。満席。おもろくないわけやないけど他にもっと面白い作品はあるなあという感じ。傑作まではいかず。映像は相変わらず綺麗。