AmeNohiさんの映画レビュー・感想・評価

AmeNohi

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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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ラストの一連のシークエンスがとても好き。ラストで個人的評価がぐーんと上がった。生きてくってのは誰かのものになったり誰かをものにしたりすること的な事を男が言って降りる。時代を感じる表現でもあるけど、そう>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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意外とおもしろかった。3時間もあるし絶対しんどいと思いながら見に行ったけど、TENETより余裕で好き。
お仕事映画としての一大プロジェクトが成功した高揚感がとてもあった。人類が新しい一歩を踏み出した感
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

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悪魔系ホラーはこういう呪いがあったからこういうことになって的な理屈があるから、自分には降りかからないエンタメとして見れるようになってると思っていた。けど本作は悪魔系だけど怖かった。よくある協会vs悪魔>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

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3部作の中だと粗が少なくて一番よくできてると言われるのもわかる。ただ自分としては、なんじゃそれ的なのがなかったからかシリーズを連続で見て慣れてきたか無難に感じた。だからシリーズだと1→2→3の順に好き>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

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古典映画は映画館で見るか仲いい人と一緒に見たい。少なくとも本作は家で一人で見てもおもしろくなかった。怖いという気持ちになる場面もほぼない。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

この感じ(ネット民感、インターネット感)を今の映画として見れたのは新鮮だった。メイン声優は令和感ある二人だけど、それ以外は平成の懐かしさがあった。「君の名は。」くらいキャッチーでずっと面白かったけど時>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

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悪趣味なのは魅力的だけど、ベタが前作に比べて多いから驚きはそこまでだった(ここからベタが定着したのかもだけど)。あとイギリス軍がいいやつなんだ。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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赤の他人目線のあの人たちの関係って何なのかしらねから始まって目が合って暗転で始まるのしゃれてる。
男性の方は危うい感じがした。笑うと安心したけど。メンタルは強いので笑のとことか。でも自分もこんなこと言
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

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思ったよりおもろい。冒頭の古代の宝が眠る空間から引き込まれる。よく考えるとなんだこの脚本ってなるけど観れる。ヒロイン像もかわいい。子どもを舐めてない感じや、ベタじゃないから一筋縄ではいかない感じがよか>>続きを読む

ビニールハウス(2022年製作の映画)

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この映画はよくない結末を予感できるから、わかりやすい鬱映画枠には入んないのかな。
たまたま前日に見たミストは予定調和を最後に壊すことで、実際はこれくらい理不尽だよなってのを思い出させてくれる。一方この
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ミスト(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画における主人公補正がない人の行く末を皮肉的に描いたものと思ったけど、主人公死んだわけではないから、やっぱり悲劇の主人公だよ。現代の映画に比べると過度に感情移入させない(子どもが大事ってこと以外よく>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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閉館する福岡中洲大洋でこれを見ることができたのが一番よかった。閉まる5日前にたまたま見れる機会を作れた。昔は良くも悪くもおおらかだったんだな。映画という娯楽が終わりかけてるのをひしひしと感じた。
ノス
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

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カルト感あふれる作品。音がかっこいい。数学は哲学に行き着くとはいうが…
オカルトは魅力的。ダ・ヴィンチ・コードのように厨二心をくすぐる。
狂った坊主は怖い。何やらかすか分からない怖さ。
最後は才能を失
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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自分の心と体なのにコントロールできないのわかる。自分のせいではない自然現象的なものと付き合っていかないといけない。あの二人は青春してるように見えた。青春とは自分の弱みと向き合い成長していく様だと思うよ>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

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前半長すぎた。思ったより普通のエンタメ寄り。凡人は見えないままでいいのかとか批評性マシマシなのは韓国映画っぽくていいと思った。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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裁判の限界、いやもっと広く、人が人を裁いたり判断したりすることの限界。こういう客観的証拠に欠ける裁判、前からどうやってんだろと思ってたけど、、
裁判で大事なのは真実じゃなくて人を納得させるストーリー。
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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死が色濃く漂ってる夏休みの間の冒険。湿っぽい画がよかった。「真夏の方程式」も沖縄描写が湿っぽかったことだけ覚えてる。後ろで米軍機が飛ぶラストカットも鮮やかだった。戦争(死)の影をちらつかせる。
女の子
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

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主人公もその周囲も本気で誰かを救うことに向き合ってた。なかなか真似出来ないレベルで。一方、おばあちゃんの近くに住んでたおばさんは他人事だけど自分もそうするだろうし責めることはできない。
全員を救うこと
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14歳の栞(2021年製作の映画)

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中2は自分の場合は勉強を頑張っていた時期。聞こえはいいが、やりたい事見つける努力せずに褒められるものに逃げた。ポジティブにとると、自分にとっての勉強は劇中の部活に打ち込むに相当する。部活とかに打ち込ん>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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アダルトチルドレンの話。君たちはどう生きるかみたいに、元になった個人的な体験が監督にはあるんだろうけど、よく分からない。救いはなかったと思う。人間性を表すものがない部屋、自分で何かを決めることに慣れて>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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脳内にいた子の性別は明らかにされてないってのにハッとした。性や食への純粋な喜びと同じ延長線上に哲学とか他者へのまなざしがあるという考えは好き。ダンスとか貧しい人を知った気持ちは体感を伴ったもの。自分の>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

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アニメだからこそできる表現とか平沢進らしさ全開の音楽がおもしろい。内容はよく思い出せない。現実と虚構が入り交じって結局どこに着地したっけ……

市子(2023年製作の映画)

4.0

好き。たまにある邦画でピッタリハマる感じ。陰鬱としてるだけじゃない。夏、汗、セミ、花火、祭り、浴衣、夕立、生命感と夏が詰まってた。ベネデッタのようなバイタリティを市子からは感じた。2人が仲が深まってく>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

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今の幸せが誰かの犠牲の元に成り立ってる。理解できる。みんな自分で自分の首絞めてる社会だと思う。どこに行ってもある。敗北のラスト。誰かを犠牲にしないと生きていけない現実に絶望して狂ってしまった叔母さん。

VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

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パンズ・ラビリンスを連想させる、胃がキリキリするような薄くただよう悲壮感が全編を覆っている。ビジュは良かった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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「元気をあげます」「このアホみたいなお守りはなんですか」めっちゃ好き。思春期のゆらぎ。男子よりませてる女子。押し付けがましくなく自然と変わっていく中学生。ああいう純粋で美しい世界が見れるようになりたい>>続きを読む

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

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昔はこんなだったんだろうなあ。
争いが前提だから健康な男性が活躍する。女性は下に見られる。男尊女卑とか生まれる過程をミニマムな社会で見せてくれた。実際あんな状況だったら自分のことしか考えなさそうだし、
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

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熱中できる何かを見つけていることを羨ましく思う。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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ガジェット感ある小道具(鞄とか)がよかった。怪しさは薄れてたけど、チョコレート店の内装とかはやっぱり魅力的だった。帰りにチョコレート買おうとしたけどいいのなかったからクッキー買った。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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例の指名手配犯のニュースを見てこんな暮らしだったのかなと思った人はいっぱいいるだろう。twitterでも俺より人生楽しんでて草みたいなのあったけど、その通りで平山も孤独ではないんだよな。一日一日が似て>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

軽く涙が出るほど怖かった。
あまりに不安定な精神状態+リアルめのショッキング描写がヘレディタリー並にきつい。主人公の孤独な精神状態がヘレディタリー級に苦しく鬱々としていた。どんどん逃げ道が塞がれていく
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屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

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2023ラスト映画。
子どもと一緒に見てほしい映画。
大人が忘れてたイマジナリーを思い出すところはうるっときた。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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校長先生も指揮者もちゃんと生きるためにはゆるふわじゃいられない。それとは別に戦争のせいで社会全体がどんどん歪になっていく。戦争反対!(←気恥ずかしいけど書いとく)

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

これも20年前のアメリカの映画なのに共感できるところや現代にも通じる社会風刺があって驚かされた。イーニドは自分を理解できてないから色んなファッションに挑戦する。すぐに戻した髪色。ほんとに好きなものは何>>続きを読む

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