yojyoukikakuさんの映画レビュー・感想・評価

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.9

夏が待ち遠しくなる映画で
アンニュイな感じになるとこまで、somewhereに似ているなと思った。

水面やガラスの反射や残像が効果的。
掴めそうで掴めない歪んだ反射物やまなざしがみえた。大人になった
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.7

個人的にドイツの戦争映画にかなり好意的で、この作品もほぼ史実に基づいた淡々とした作品なので観てよかったと思いました。

ただ、淡々とエピソードを列挙する分、映像作品における凝った演出などは感じられませ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

和山やまファンだけになかなか厳しく。
あの漫画特有の空気感を映像にするのは難しいのはわかるので、仕方ないかな。
なんでもない話な筈なのに観終わった後、爽やかな気持ちになれたので、これは原作以上かも。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

かなり覚悟はしてたけど、人間ドラマパートが暑苦しすぎて、耐えられなかった。

完全に好みの問題にはなるけど、余分な感情表現をつけなかったシンゴジラの方が圧倒的に好み。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

メメントやtenetに次いで、ノーラン監督の作品では好き。

大作になってくると、画面に映されるスケールが広くなりがちだけど、空から海や艦隊を映すのもトム・ハーディの視点が殆どだったから、なぜその画を
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと期待しすぎたかな。
昨今の流行に斬り込んでるんだけど、差別問題の歴史が描かれてる訳ではないから、なんか思った以上にポップ、、ってなる。いや、「イマジナリー黒人」じゃなくて目の前の黒人を観ろやと
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

ジェンダーや人種など作為的にとられた均衡だなあと分かってもなお、面白く感じた。作品全体にポジティブで前向きな空気が漂いつづけているからだと思う。

作品の趣旨とズレるだろうけど、めちゃくちゃ「コロナ直
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アレックス(2002年製作の映画)

4.1

ちょっと前の己の発言が鈍器になって、後々、脳天ぶん殴ってきてヒリヒリ。自分で自分の首を絞めるような、毒を撒いてた犯人は自分でしたたみたいなのは、平々凡々に生きてるつもりの自分でもわかる。
時系列逆にな
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

怪獣映画に関しては、怪獣が街を破壊するシーンだけで満足できるので評価は高め。シン・ゴジラは、世間での評価と自分の感じた事に齟齬があり歯痒い。


人間ドラマや感情の抑揚を徹底的に削ったストーリーと評す
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.8

所謂、オシャレ映画と呼ばれるような作品ばかり観てきた、サブカルもどきな自分だが、おバカ映画(褒めてる)という新ジャンルを開拓できて何より。ビッグバッジェット系の映画の楽しみ方がわかってきた。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

連日、過去のトラウマからくる悪夢にうなされていたので、夢と潜在意識は密に繋がってるってのが感覚的に理解できて、難解だけど世界観には没入しやすかった。悪夢をみる効能かな。ノーラン監督って人間ドラマの方は>>続きを読む

怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

3.5

ベイビーヨーダ好きな自分は、もちろんミニラも好きだった。

シン・ゴジラやマイゴジ(この略称でええのか?)など怖い怪獣ばかりでなく、可愛い怪獣がいてもええじゃないのと。

本筋の方は思いっきり人間のエ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.3

2人の織りなす重厚な空気感が本当に良かった。映画を観る甲斐があるなぁと心底納得できるというか。

クライムものの中でもシンプルな筋だし、暗殺者が実は寡黙で無垢なキャラってのもよくあるけど。
出尽くされ
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プチ・ニコラ(2009年製作の映画)

4.2

高校にあまり行かない時期に観た記憶。

脳裏ではずっとこの映画のことを覚えてた気がするのに、ずっと題名が思い出せなかった。

実際のフランスはどうなのかはともかく、アメリと並んで可愛らしくて好きな作品
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.7

ヒーリング効果を求めている人には向いていないと思う。
やさしそうな画作りなのに、ガーゼで何重にも巻かれたナイフに刺されるんじゃないかという不穏さを常に感じた。
白城さんの存在で、やさしい≒甘っちょろい
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.5

色の使い方は好みだったし、なかなか画期的だった。この系譜で何作も作ってるうちに名作は生まれそうだなって思うけど、そういう考え方で映画を作る人はいないだろうな。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.9

あー、これがパルプ・フィクションに繋がるのかーという納得感。

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.2

映画1作目観て、ドラマ観て、ドラマ面白いじゃん!ってなって映画みたら、やっぱり失速感感じちゃった。邦画ってなんで画面暗いんだろ。

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.4

ドラマの方が面白いと感じた。

邦画ののっぺり感が苦手なのかも。凹凸、立体感を感じない。

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.1

the 1975のrobbersの元ネタらしいという噂を聞いてから観たんだったか、こっち先に観たんだったか忘れた。10年くらい経っても好きな曲なので、その思い入れと共に相乗効果で映画のスコアも以前より>>続きを読む

かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

3.1

絵本の世界を上手く映像化しているんだけど、ストーリーが面白いかと言われたらそうではないかなという。けれど、あまり学校に行けない時期にみて癒された記憶はある。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.2

演者の人はみんなよかった。若さ故の軽薄さと切実さどちらも伝わった。

愛の渦(2013年製作の映画)

2.9

最近、気づいた。
過激な描写をするなら、それに負けない面白い筋書きがなきゃ、それだけの映画に見えてしまうかも。

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.7

生きていて、こんな出会いがあったらいいなと思う話ばかり。

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.3

坂口健太郎のハンコ注射の跡がみれてラッキー。
テンポが良くないことはそういう映画じゃないと割り切れるけど、暗いキャラの人達が深刻そうに色々話すんだけど、いまいち感情輸入ができなかった。

女たちは二度遊ぶ(2010年製作の映画)

3.0

2010年代前半ってネトフリとかはまだまだ出てこないけど、ネット発ドラマの黎明期って感じでこんなノリの作品結構あった気がする。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

何かと不評な最近のディズニー映画の中では、ポリコレとエンタメのバランスしっかり取れてるのではないかと思った。

闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.1

人身売買も児童売春って別個と考えていたけど、根っこは繋がるということはわかった。

映画が作られた当時、タイから反発されたとどこかで読んだけど、現在になって未成年への性加害が大問題になっている日本のこ
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来る(2018年製作の映画)

3.1

そんな多作な監督ではないにしても、下妻物語とか告白らへんと差がありすぎる。

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.4

恋する寄生虫より好みだったところに、わたしの好き嫌いの基準がありそう。

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