2020年 29本目 ★ ★ ★★「なるほど、この映画のタイトル」
「ディック・ロングはなぜ死んだのか? 」は事件の全てが終わったところから物語は始まる。デックロングを病院の前に置いた主人公ジー>>続きを読む
神を信じずにタバコとコーヒーを愛して90歳まで健康に生きてきた主人公ラッキー。長年続けてきたルーチンを毎朝こなし家をでる。そんな彼の老いて死に向かう何気ない日常を描く。
彼は状況をありのまま受け入れ>>続きを読む
目の見えない元婦人警官と、捜査に気乗りしないスケボー高校生のコンビ。
目の見えない探偵が主人公のミステリーは過去にも小説とかであったと思う。
ネグレクトで家出を繰り返す女の子たちとか、社会問題も一応>>続きを読む
2020年 28本目 ★★★「悪が勝利するために必要なたった一つのことは、善良な人たちが何もしないことである」
性的虐待を行っていた神父が「自分は子供に対して問題がある」と自ら認めるシーンが恐ろ>>続きを読む
1925年の冬にアラスカ州ノームでジフテリアが流行した際、州全体に激しいブリザードが吹き荒れ、飛行機では救命のための血清が届けられなかったため複数の犬ソリチームのリレーで血清を運んだ“ノーム血清走行”>>続きを読む
2020年 27本目 ★ ★ ★★「自分で自分をたいせつにする」
ジョン・F・ドノヴァンの死と生は、オープングからタイトルがスクリーンにでるまでの流れが最高にカッコ良かった。これは良い映画が始まる>>続きを読む
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
「さて、この物語では誰が一番悪いのでしょうか?」という物語だった。ウディアレンの映画には、大体この要素あるけれどね。
元女優をやっていた主人公がケイトウィン>>続きを読む
2020年 26本目 ★★★「親子という呪いにも似た関係」
「Mother」は、実際におきた祖父母殺害事件が元になってるから、物語の結果は実際の事件と変わらないのだけど、小学校もろくに通えていな>>続きを読む
2020年 25本目 ★ ★ ★★★「ベネトンとミチコロンドン」
「はちどり」は、韓国独特の父親中心の家庭の息苦しさをリアルに表現している。兄の進学だけを心配する父親、父親の浮気を疑う母親、主人公>>続きを読む
2020年 24本目 ★ ★ ★★「作品は変わらない、作品を見るあなた目が変わった」
「ペインアンドグローリー」は、落ち込んでいた映画監督が再び浮上していくストーリーで、物語としてはとてもシンプ>>続きを読む
2020年 23本目 ★ ★ ★⭐︎「アジア的親子関係の難しさ」
イギリスに移民してきたパキスタン家族の物語。物語としては、これがアメリカ人とかなら素直な青春映画になったかも。しかし、パキスタン>>続きを読む
釈迦と弟子の会話で、弟子が「沈む船があって、老人、子供、妊婦を助けるときにまず誰から助ければよいのか?」と問うと、「まずは、自分の手の届く人を助けなさい」と釈迦が答えたとか。
全身の筋力が徐々に衰え>>続きを読む
「クロール -凶暴領域-」、ジャンルムービーは楽しければそれでいいじゃないってとこはあるから十分に合格点かな。
ワニにこっちがやられるかと思ったら「そっちかー!」とか、ジョーズやエイリアンを彷彿とさ>>続きを読む
ビリー・ホリデイの有名な曲「Strange Fruit」。アメリカの人種差別を告発する歌。「奇妙な果実」とは、木にぶら下がる黒人の死体のこと。このドキュメンタリーはその歌を思いださせる。
ニクソン、>>続きを読む
アルビー・シンガーとアニーホールの恋愛物語。
主人公は、皮肉屋で女好きなコメディアンのアルビーシンガー。彼は友達の紹介で、アニーホールと出会い2人は恋におちる。
物語は、アルビーがアニーと別れたこ>>続きを読む
2020年 22本目 ★ ★ ★ ★「What's Going On」
映画はモハメドアリの記録映像から始まる。モハメドアリはベトナム戦争への徴兵を拒否してチャンピオンベルトを剥奪された。彼曰く「>>続きを読む
2020年 22本目 ★ ★ ★⭐︎「大切なのはユーモアだ」
まずドキュメンタリーとして非常に見やすい演出と編集だった。時代背景や人物紹介が的確。
特筆すべきなのは、三島由紀夫のユーモア精神だ>>続きを読む
2020年 21本目 ★ ★ ★★「障害のある人が暮らしやすい世界は誰もが暮らしやすい世界」
「だってしょうがないじゃない」を仮設の映画館でみた。仮設の映画館とは、ネット配信で映画を観ることで街>>続きを読む
2020年 20本目 ★ ★ ★★「なぜ警官3人がメガネ?」
「デッド・ドント・ダイ」は、もうジムジャームッシュらしさ全開の映画。クロエ・セビニー、ビルマーレー、アダムドライバーが「三人なぜメガ>>続きを読む
2020年 19本目 ★ ★ ★★「それでもやるんだ、やり続けるのさ」
(Netflix)この映画、とにかく主人公のフランシスが何をしてもうまくいかない。親友は突然引っ越すは、プロを目指してるダン>>続きを読む
2020年 18本目 ★★★「あたたかい愛」
開始10分でポロポロ泣けた。
映画が始まってから終わるまでの間、8割5分は涙目で観てた。泣ける映画=良き映画ってわけではないけれど。全体的に、過剰>>続きを読む
2020年 17本目 ★★★「ならぬかんにん、するがかんにん」
交通事故で両親を亡くした主人公の小学生「おっこ」が旅館の若女将として成長していく物語。
両親が交通事故で亡くなって、祖母が経営する>>続きを読む
2020年 16本目 ★★「ドンドンパンパン」
子供を守りながら敵と戦うジーナローランズの「グロリア」のような「子連れ狼」のような映画。しかし、子供を亡くし生きる意味を失った男が、再び立ち上がる映>>続きを読む
2020年 15本目 ★★★★「愛は一つになりたいという願いである」プラトン
べらぼうに良き映画だった。「これはラブストーリーではない、誰かが欲しいものを手にいれる話でもない」と映画の冒頭にあるが>>続きを読む
2020年 14本目 ★★☆「仁とは思いやり」
「初恋」みた。「仁」がテーマの映画だったかな。
仁とは人を思いやるという意味。主人公のレオはヒロインのモニカを思いやることで、初めて生きる意味や>>続きを読む
2020年 13本目 ★★★★☆「落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です」
「落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です」て映画だった。最悪で最恐のホラー映画なのに、ハッピーエンドで心がホッコ>>続きを読む
2020年 12本目 ★★★★「走らなあかん夜明けまで」
ワンカットじゃない、ワンカット風の映画だった。ただ、主人公と一緒に経験する地獄巡りはなかなか過酷だった。
1917の舞台になる第一世界>>続きを読む
2020年 11本目 ★★★「ナルホド、ナルホド、ナルホドな」
ミステリーは「犯人しか知り得ないことを、犯人が自供する」と言うことをいかに探偵が自然に導くかが物語のキモだが、この映画はそこが上手か>>続きを読む
2020年 10本目 ★★ 「ホラー・ファミリー映画」
犬鳴村は、ワザとだと思うけど「メジャーな怪談話」のネタを物語に織り交ぜてた。詳しくは言えないけど「これ、稲川淳二のネタだな」とか。
ホラー>>続きを読む
2020年 9本目 ★★★★ 「この世に不思議な謎などないのだよ」
007よりキャプテンアメリカより「ヘレデタリーの人がで出てる!」ってことが気になる映画だった。
ナイブズ・アウトは、探偵の謎解>>続きを読む
2020年 7本目 ★★★★ ☆大人とは恐れずに人を信頼するもの
ジョジョ・ラビットを見た、その両手は銃ではなく誰かを抱きしめるために。その両足は誰かを踏みつけのるのではなく、ダンスをするために>>続きを読む
2020年 8本目 ★★☆「ドキュメンタリーとは真実か?」
さよならテレビみた。メディアが担う「ニュースを伝える」「権力の監視」「弱い人を助ける」この3つを3人の登場人物に当てはめて構成されていた>>続きを読む
2020年 6本目 ★★★ 「権力は必ず腐敗する」
リチャード・ジュエル見た。まず、松本サリン事件を思い出した。警察やメディアが作り出す冤罪の恐ろしさ。
映画評論家の町山智浩さんの「良い脚本は、必>>続きを読む
2020年 3本目「コメディ、ホラー、サスペンス、ホームドラマ、何にせよ最高」
パラサイト見た。展開が全く読めない映画だった。
半地下に暮らす家族、主人公の家族たちがセレブ家族を乗っ取っていくさ>>続きを読む
2020年 2本目「どうしてこうなってしまった?」答えのでない疑問
「家族を想うとき」は、お父さんもお母さんも誰も間違ってないのに「どうしてこうなってしまった?」と見てる観客も思う映画だった。家族>>続きを読む
2020年1本目「愛は薄まるが消えない」
Netflixでマリッジストーリーを見た。良い映画だった。離婚を決めたことで、相手を思いやることができるようになれるコトもある。そんな物語。離婚を決めると>>続きを読む