ミドリムシさんの映画レビュー・感想・評価

ミドリムシ

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず一言、傑作。
前編で提示された数々の骨太なテーマーー陰謀論、独善的な正義の執行等々めまいがするほど多岐にわたるーーと日常の対比がうまく「溶け合っていない」作品だと思った。

本作クライマックス。「
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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『夜が存在しなければ、地球の外の世界に気づくこともできなかっただろう。
夜がやってくるから、私たちは、闇の向こうの途轍もなき広がりを想像することができる。』

肉体の門(1964年製作の映画)

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『人間らしくなるってのは生きて行けなくなることなの?』
『あたしは脱落者です。しかし、あたしは脱落者の幸福を、たとえ地獄に落ちても離すまいと思いました。』

家族ゲーム(1983年製作の映画)

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象徴の忍ばせ方、徹底的に排除された音楽、不快感とコメディのバランス。圧巻。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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特攻しなかったこと=トラウマ=ゴジラ。
トラウマを超克する物語。
(他方でトラウマは根治しない。海底に蓄えられ、身近な人に投影され、残り続ける。敗戦は無くならない)

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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進歩。歴史の反復。読み直し。

哲学、貧困、抑圧、少数、反転世界。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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ドラ泣き。


序盤はシュールかと思った。間の使い方がストパラっぽく感じた(ジョンルーリーも出てるしね)。音楽もすばらしい。
終盤は全く違う印象。音楽は同じなのに。ギター1本なのに。
関係あるけど絶賛
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燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

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ブルース・リーの説得力。
こんなに楽しめると思っていなかったけれど、初っ端から惹き付けられてびっくり。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

beautiful femme fatale
モリコーネの美しい音楽と美しい絵画。
「どんでん返し」とか脚本で観ると予想どうり(というか前評判を知らなくてもハッピーエンドなら瑕疵のある脚本だと分かる)
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