辛すぎてもらい泣きしてしまう。
手負いの獣のように必死で娘を探す石原さとみの慟哭と、
妻を支える青木崇高の抑えきれなかった嗚咽。
心身ともに裂かれるような痛みと辛さが伝わってくる。
姉弟の会話中歌が>>続きを読む
面白い!
学校での盗難事件から生徒を守ろうとしたことが
どんどん新人教師を追い詰める。
閉じた空間で増幅する、
正義と自身が定めたこと以外を攻撃する其々の不寛容さが、
本来守りたいものを遠ざけるのだ。>>続きを読む
新人コーチ&寄せ集めの選手で
廃部寸前のバスケ部がたぐり寄せる奇跡!
失敗した後にどう行動するか。
届かないかもしれないものになお手を伸ばそうとする跳躍のために。
試合シーンが対戦チームごとに色が異な>>続きを読む
類稀なる知性を国のために捧げ、
人類に禁断の火を与えた男は、
その後自身の魂も業火に永遠に晒される。
誰も見たことがない闇を覗き込むような揺れる瞳。
なんというものを見せられたんだろう。時々震えが止ま>>続きを読む
朝目が覚め、恋人を殺した男を復讐のために殺し、
日が暮れ、翌日も翌々日も
同じ1日が始まり何度も繰り返される。
残酷に殺し殺される二人の間で
どこかユーモラスに変化していく関係性と、
現実離れした浮遊>>続きを読む
まごうことなくリアルな人生が描かれていて素晴らしい…
という惹句はこれから眉唾ものとしてしまいそう😄
出てくる女性陣が皆、素敵だった。
そして米国の中年男性が介護問題に直面する作品も
あまり見ないこと>>続きを読む
大画面でDUNEの世界を堪能。
光を浴び風に舞う砂が美しい。
過酷な砂漠の地を生き延びるための
強固な信仰に応える形で救世主として立ち上がるポールと、
それを懐疑的に見つめるチャニの未来は…。
二人が>>続きを読む
ロマンチックなラブストーリーというよりは
移民先の国で揺らぎながらも
アイデンティティを確立して生きていこうとする女性の物語と思った。
「袖触り合うも多生の縁」という感覚の落とし込まれ方が新鮮。
アメ>>続きを読む
ビクトル・エリセ監督。
期待以上に素晴らしくて169分、ずっと面白かった。
心が求める自分自身を、
辿り着きたかった場所を、
映画が記録し記憶する。
映画が終わっても目を閉じて暫し反芻したくなる。
原作未読だけれど
普通なら出会わない二人のカラオケを通じた交流が可笑しく、
ひとときの夢のようだったのがまた切なくよかった。
揶揄われてぶち切れる齋藤潤君はキュートだったし
(ドラマ「仮想儀礼」でも素>>続きを読む