みりょうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

みりょう

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

好きだった!でももっと深さと広がりが欲しかったかも。シーンも劇場だけだったのが、良いような悪いような。意外とシーンシーンが薄くて、ぴょんぴょん展開していくから、見やすい反面、考えさせる時間がなかった。>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.1

絶望的につまらなかった。結局「人間ってすばらしい」みたいはメッセージに落としたかったのかな。話の展開も薄っぺらいし、設定も掘り方が浅い。ウルトラマン好きには面白ポイントがあったのかなぁ…

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初退屈で3分くらい寝ちゃったけど、どんどん面白くなっていった。常に何かが起きそうなドキドキとおどろおどろしさが良き。最後の嫌な終わり方も個人的には好き。動画サブスクで出てきたらまた観ても良いかも!あ>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.0

ただのグロ映画かと思ったら、案外綺麗にまとまってたし、伝えたいこともありそうでGOOD。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.3

コンセプトは好き。でも映画自体面白かったかというと微妙。もうちょっとわかりやすく描いても良かったのかも。主人公入れ替わりシステム好き。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

設定落ち。ちょっと視点を広げすぎてて、もう少しそれぞれのストーリーを深めて欲しかった。特に、個人的には、電話の女性との物語。ここを深めるべきだったと思う。散らかってた印象。制度自体の設定や背景ももう少>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.7

ツッコミどころ満載。題材がいいだけに、もうちょっと面白くならなかったかなぁと残念な気持ちもあるけれど、トータル楽しめたかなぁ… オチは結構好き。SF・ファンタジーで終わらない感じ好印象。

シャイニング(1980年製作の映画)

2.9

面白さわからなかったぁ。面白くなりそうな要素はいろいろあったけど、なんかどれも昇華されてなかった印象。ただのスリル映画。怖さも迫力も物足りなかった。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.7

何時間でも乗ってられるジェットコースターに乗ってたようなテンポのいい映画。SFで世の中を華麗に風刺。ディカプリオらの迫真の演技にまばたきするのを忘れた。映像もGOOD。終わり方も好き。残りの0.3はも>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.6

解説を読んでなるほど。訓練の最後の展開が、どう映画のクライマックスに繋がっていくかという、物語を求めてしまったが、描いてたのはあくまで主人公の成長。成長という名の「幼児化」。クライマックスで手に入れる>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

セリフが極端に少なく、映像と音楽で魅せる映画。壮大な歴史ドキュメンタリーを見ているような迫力、緊迫感、雄大さ。SFのコアであり、はじまりのような作品という印象。バケモン映画。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

小説を昔読んだことあってずっと見たかった作品。音楽と映像と美術がもたらす世界観が衝撃的で、ストーリーとも最高にマッチ。もっと寓話的な物語だった気がしていたけど、新進気鋭の演劇を見ているかのような臨場感>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.3

はじめて見る世界観が魅力的。だけど、ストーリーや設定をもっと深掘りして欲しかった。終わり方も「時間切れ?」「疲れちゃった?」みたいな物足りなさを感じた。

浅草キッド(2021年製作の映画)

2.0

ひどすぎた…時間返して欲しい。師弟愛を描きたいのか、サクセスストーリーを描きたいのか、恋愛を描きたいのか、どれでもなくて、きっと題材はいいんだろうけど切り取るところを間違えてる感じ。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

エイリアンの言語を言語学者が解読する映画。まさかサピア・ウォーフというワードが出てくる言語オタクにはたまらない作品。クリストファーノーランみもある、時間論も。自分好みだなと思ったら原作はテッド・チャン>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.3

機械と恋に落ちる陳腐な映画かと思いきや、なかなか良い後味の作品。世界観も細かい描写に凝っているわけでもないけど、トーンが美しかった。言うまでもなくAI役のアリシア・ヴィキャンデルも美しかった。エンタメ>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.2

名作枠で鑑賞。名作フィルター無しで考えると何がそこまで良いのかよくわからなかった。薬物生活から抜け出したり戻ったりがするだけの話。ただ、映像技法が面白かった。あと、音楽や展開がオシャレ。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.1

上質なコントあるいはショートショート小説かのようなオシャレな短編3本立て。特に2本目はドッと笑いが起きるほど。個人的には1本目くらいの後味が好みだった。珍しくまた観たいかも。そういうテーマの作品ではな>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.7

冤罪胸糞映画だけど、おとぎ話のような読後感。刑務所の仲間達が素敵。子役が可愛い。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ひとりぼっち黒人インテリピアニストと、口が上手く粗野なイタリア男が、黒人差別が当たり前のアメリカ南部を旅する話。『最強のふたり』的でありながら、当時の黒人差別の現状の中、孤独⇔家族が待ってる、黒人⇔イ>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

4.5

無駄を省いた純度超濃厚のゾクゾクハラハラ名作。ノンストップで押し寄せる罠と感情の波に溺れます。見始めの「恐い」と見終わった時の「恐い」が違う、あっという間の1.5時間。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.6

胸糞北朝鮮物語。国家に反逆した人やその家族が奴隷のように働く施設の真実を、3Dアニメーションで伝えている。アニメでキツさが緩和されている一方で、独特なタッチのせいか感情移入はあまりできなかった。言語が>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

コメディ要素の強い警察モノ。キャラの立っている麻薬班の面々が魅力的。お笑いのノリも好きだったから、もっとコメディに振っててもいいかなというくらいだった。ストーリー的には普通。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.4

犯人探しミステリーかと思いきや…スカッとできるし、ジーンともなる。エンタメ度の高い映画だけど、一貫してある文学的な雰囲気が安っぽくなくて上質。連続ドラマ化とかされたら、それぞれの登場人物掘り下げられそ>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.6

フォーマット化された展開が淡々と続く中で、発言にかすかな違和感とぎこちなさのある主人公。何かを隠しながら、女性たちと会い、男性たちが物語を途切っていく。独特なズームアップが、「主人公の人生を覗き見てい>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

世界観や映像は、グロいシーンを除いて、良かった。文化や風習の違いというだけで、狂気に見えることも、彼らの世界では当たり前なのかも、とか考えさせられる。死刑制度とか、多分、違う世界線で生きてたらヤバい制>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

「寝ても覚めても」の意味(と言ったら大仰か)がわかったときゾゾっとした。心にあるトラウマとか、忘れられないこととか、後悔とか、懐かしさとか、そういうものを引き出される感じ。例のスキャンダルは途中から忘>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

村上春樹原作、というより原案。違うものとして見たほうが良いと思いつつも、読後感は村上春樹のそれと同じか近いものがありました。あの短編をよく3時間の大作に昇華したなと感動。特に音と色の使い方が良くて、無>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

ゾクゾク感と終盤のストーリー展開が良かった。でもまあ、よくある感じでもあるのかな。もっと、どれが本当でどれが虚構?みたいな複雑さがあってもいいのかも。

王の願い ハングルの始まり(2019年製作の映画)

4.3

音声学や音韻論をかじったことがあったり、ハングルを学んだ経験があればかなり面白いはず。文字がないと離れて暮らす大切な人に手紙すら書けないという当たり前のことに気付かされる。

ピンポン(2002年製作の映画)

3.3

話の筋は結構ストレート。男同士の友情関係がかっこいい。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.1

あっという間の1時間半。主人公と一緒に歓喜と絶望ができる。音響の効果も手伝いテンポ感も最高。欲しすぎかもだけど、最後もうひと展開あったら。

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

ただの宇宙移住モノに見えちゃうのが残念なくらい、最高のタイム&サイエンス。ストーリーはもちろん、映像美・展開のエンターテイン力・オチ(伏線回収?)もあり、絶対に面白い。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

何よりもPC画面だけで展開される話は画期的で新鮮。話もハラハラと謎解き感があり良かった。

モテキ(2011年製作の映画)

3.0

ところどころの演出と長澤まさみの可愛さ以外はあまりおすすめしない。なんとなく小さなハテナが残るけど、深く考えたら負けだろう。

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.6

奇形サーカス系かと思いきや意外と社会派。それぞれの登場人物の物語が見えて良かった。良くも悪くもきれいにまとまってた。