直緒さんの映画レビュー・感想・評価

直緒

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TAXi2(2000年製作の映画)

3.9

前回よりもコメディ色が更に強くなっている。
キャラもタクシーもパワーアップしている(酷い意味で)
会話が軽妙。
マルセイユの街を貸し切ってほとんどCGなしで撮影なのに驚愕。
ヤクザの日本車は三菱。
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

記憶用メモ
ハリー・キャラハンの使ってる銃やけに大きいなと思ったら動物用なのね。
西部劇、ガンマン、弁護士を呼べ、ゾディアック

TAXi(1998年製作の映画)

3.9

リュック・ベッソンは日本のオタクカルチャーとの相性がとても良さそうだと思った。
ストーリー割とメチャクチャなのだけど、ノリの良さが気持ちいい。
そして主人公にお前絶対頭良いだろとツッコみたい。

ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.0

「神は助けてくれんぞ」の牧師を中心としたメンバーが困難の中で生きる為に選択を重ねていく。
パニック映画の元祖とも言われ、70年代パニック映画ブームの先駆けと言われた今作に従うなら、パニック映画の本質は
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ギャング忠臣蔵(1963年製作の映画)

4.0

これぞ東映タッチ。
東映にギャング路線ブームがきてた時につくってしまった怪作!
その名の通り、ギャング✕忠臣蔵。
オープニングでこれでもかと鳴り響く銃声に東映ファンの心は早くも鷲掴み!?

忠臣蔵の名
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この頃の子ども向け映画は大人も見られる仕様になっている、コナンも然り。
だって元ネタの1つが新幹線大爆破だよ、青木君!って声が聞こえてきそう。
そう、この映画はタイムリーなので観た、千葉ちゃん…

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殺しの烙印(1967年製作の映画)

4.1

いいか、大切な事だ、よーく聞け。
この映画はな、拳銃と無数の死んだ蝶とパロマの炊飯器でできているんだ。

何を言ってるかわからないって。
安心しな、映画を観てもそんな感じだ。

じゃあつまらないのかっ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

政治と会議のシーンが恐らく踏み絵で、このシーンをどう見るかはきっと庵野秀明さんの人の好き嫌いに一致する気がする。
ジャンプ漫画のようにはみ出し者たちが日本を救う、プロットは暑い、しかし庵野秀明さんがゴ
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夏の終り(2012年製作の映画)

3.2

画面はいい。
彩度もいい。
間が悪い。
繊細さが足りない。

野火(1959年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争描写のリアルさ、戦場で生きることが生々しく描かれている。
組織的な統制が崩れ、各々に散らばった兵隊は自分が生き残ることが第一の行動原理となる。味方はいない。食うに困る敗戦濃厚の戦場では、自分が手に
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太陽の墓場(1960年製作の映画)

4.0

血を売る
女を売る
戸籍も売る
失業者達の叫びを聞け、世の中ほんまに変わるんか?(DVDパッケージ記載より)

暴力を見る若者の何も感じない目。
この映画をみてるとドキュメンタリーのように見えるのは、
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陸軍中野学校 開戦前夜(1968年製作の映画)

3.9

開戦前夜
第5作まで来てしまうと真珠湾攻撃の成否がかかる色んな意味で大きな展開に。
大味だなあ…

陸軍中野学校シリーズは
第1作目が一番面白かった。

陸軍中野学校 密命(1967年製作の映画)

3.8

はい来ました!市川雷蔵主演陸軍中野学校シリーズ第四段!
堪りません!
市川雷蔵は画面を通して見てると次第にかっこよく見えてくるタイプの俳優さんで、表情を変えないクールな感じが良い。それだけだとあまりに
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戦場よさらば(1932年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アメリカの文豪、A.ヘミングウェイの代表作のひとつ、『武器よさらば』原作の映画。

ゲイリー・クーパー演じるアメリカ人中将フレデリックと、ヘレン・ヘイズ演じるイギリス人看護婦キャサリンの愛の物語。舞台
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

声なんですよ。
萬谷錦之介さんの声がとてもいいんです。スーツの裏地が洒落ているように、仄かに滲む色気と緊張感。誠に琴線に触れるような声であります。ずっと聞いてたいわー

大石内蔵助を演じる萬谷錦之介を
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.9

正直に申し上げますと、途中まで何が何だかわからず周回遅れで映画に付いていってる感じでしたが、途中からきっとこういうことなんだろうなと漠然と感じながら観ていたら気持ちよくなってきて、ラストいえーいって感>>続きを読む

すべてが狂ってる(1960年製作の映画)

4.0

戦争の砲弾のけたたましい音が響くオープニングから始まり、現代の"若者"の奔放さをより強く印象付け、71分には感じない厚みがある。
ヌーベルバーグしてます(途中からいきなりでしたよね?)

内容は日活の
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