もじゃ太郎さんの映画レビュー・感想・評価

もじゃ太郎

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督の新作映画。彼は映画館での上映にこだわりがあるのでぜひ観たいと思っていたが、なかなかチャンスがなく、本日ついに観れた。

とても手が混んでいて緊迫感があり、あっという間の3
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

総じて良かった。
①設定を戦後まもない日本に置き、軍事力に制約を課し、緊張感を増した展開になっていていた。機雷撤去という仕事を通してゴジラに出会うという自然な導入だった。
②「ゴジラ」を通して人間の成
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

簡単に言うと、「大切な犬が殺されたからその復讐する」映画。

超シンプル、短尺で分かりやすい。よかった。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.2

『ジョジョ』シリーズはもちろん、本タイトルのスピンオフ作品も読んでいるが、この映画は同名本の内容に幾つかの軸を追加して膨らみを持たせて深いものにしていた。その意味で映画化の意義は深く、作り手の原作への>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

漫画を読んでないけど、面白そうだから鑑賞。映画館で上質な演奏を聴くことができる、それだけでも良かった。ブルーノート のレイアウトや、出演者の登場がかなりリアルでびっくりしたし、オリジナルの音楽を気持ち>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.7

東映70周年記念の威信をかけた作品。
織田信長を主人公に添えながら、桶狭間の戦いや長篠の戦いなどの歴史的戦ではなく齋藤道三の娘濃姫との夫婦愛にスポットを当てた挑戦的映画だった。

終盤の展開はラブスト
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.7

『アンタッチャブル』や『ニュー・シネマ・パラダイス』、『荒野の用心棒』シリーズなど映画音楽の巨匠が亡くなって2年。良い映画には素晴らしい音楽が付いているなぁと感心させられるたび、この方の名前を観て納得>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

原作ストーリーが最高な上に最高の山場を描いているので外れるはずがない。その上、原作で少しエピソードの薄かった宮城リョータの過去を描いたことで、ゾーンプレスからドリブル突破した場面や桜木花道との「問題児>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.1

とんでもない映画体験だった。
前回の映像体験から約10年、ジェームズ・キャメロンの映像体験の追求は続く。

リアルすぎてまるでCS放送の番組見てるみたいだった。技術の進歩により、空想の世界をリアルと変
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大河への道(2022年製作の映画)

3.8

とても面白かった。
日本地図というと、「伊能忠敬」と言うイメージがあるが、日本地図の完成には伊能チームの名もなきメンバーたちの努力があり、そのメンバーたちの頑張りにスポットを当てたことにこの映画の価値
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

地球の平和を守るウルトラマンを地球防衛軍サイドから見た話。
最後のオチがこんなのでいいの?と感じた。
そこはかとなく漂う、庵野臭、エヴァ臭がカッコ良くもあり、ウルトラマン感がなくもあった。ダサそうなウ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.3

信仰することでこんなにも争いが起こるのか。深く悲しい物語だった。

とてもヘビーで観ていて辛かった。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

最高にカッコいい!シンプルでわかりやすいストーリー、前作と海軍従事者にに最大限のリスペクトを持って作られた愛の深さ、極限までリアリティを追求したカッコよさ。どれをとっても一流だった。

唯一、残念な点
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.7

実在の人物であるから、よくありがちな幻覚オチで終わりではないはずだが、結構早い段階で幻覚が分かったあと、どのように展開するのか楽しみになった。
統合失調症を乗り越える描写がとても良かった。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

通信技術の発展により情報拡散のスピードが上がる等何不自由なく暮らせるようになった一方で、新型感染症の流行により不確実性の増す現代になった。

彗星が地球に落ちる、という科学現象も人間が止められない、対
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.5

ロシアのウクライナ侵攻が始まった今、ウクライナがどんな国なのかを理解したくて観た。

政治の腐敗に人民のデモで立ち向かう民衆の姿はとても逞しく、現在戦っているウクライナ人の国民性が垣間見える。もし、腐
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

子供嫌いのトランス・ジェンダーの人間が養育費を目的に子供を引き取り、共に生活をしていく、その中でお互いの感情に変化が芽生えていく物語。

LGBTなど人権の問題が取り沙汰されるようになった昨今にピッタ
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.2

映像はとても良かった。スポーツの動きを取るのはとても大変だったと思う。

ただ、映像を撮ることに躍起になるあまり、心情描写が疎かになったように感じた。後半の盛り上がりシーンもイマイチだった。黒人だった
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.7

録音技術の進歩とグループの成熟により顔を合わせずに録音ができるようになっていた。衝突により緊張感はピークに達し険悪なムードになっていく。その状況を打開して原点回帰(GET BACK)しようと、ポールの>>続きを読む

靴ひも(2018年製作の映画)

4.2

良いお話、良い映画に国境などない。どこの国で作られようが伝えようとするメッセージは万国共通だから。

「靴ひも」が結ぶ家族の絆を描いた作品。発達障害の子どもが、家族を捨てた父親の腎不全を治すため臓器移
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

恥ずかしながら今回初めて観た。正直、見くびっていた。単なる現代版「ロミオとジュリエット」ではなかった。

単純なタイタニック号沈没までのストーリーかと思ったら、冒頭の20分ほどはその沈没した船をサルベ
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.8

クリント・イーストウッドの出世作、マカロニウエスタンの祖となる作品。

たしかに見応えがあってカッコ良かった。、

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.1

ポツダム宣言受諾を決断し、玉音放送までの激動の24時間を映画化したもの。

それまで戦争で負け知らずたった島国が敗戦を受け入れることは大変なことだっただろう。軍部の責任逃れにも見えるが、戦前の受諾を渋
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.7

イランとアメリカの緊張状態を映画的に巧みに描けていてハラハラの連続だった。

映画のような出来事が映画化されたような作品だった。映画化するのに十分な出来事だった。

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5

日本の伝統芸能「タイムリープ」かと思いきや、他のタイムリープにない独自の視点を取り入れた作品になっていた。

特に、(いい意味で)学習しないところ。タイムリープものは時間を繰り返すことで学習して成長を
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.0

エディ・マーフィの演じるアフリカ人王子が、王子の生活に飽きてしまい、アメリカに旅に出て結婚相手を見つける、とても愉快な映画だった。

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.1

落ちこぼれの学生たちをバスケットボールを通して更生させ、強いチームに生まれ変える元敏腕プレーヤーで新任コーチカーターの物語。

負けまくって勝てない、でも勝たなきゃいけない理由があるから頑張って練習す
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

2.3

イマイチ。
単純すぎるカードゲームで引っ張りすぎ。
さらに同じようなネタを2回も持ってくる。

また、ストーリーも弱い。残念。時間の無駄だった。

おくりびと(2008年製作の映画)

3.6

人気俳優を並べて適当な映画が多くてガッカリするので、暗に避けていたが邦画の中にもいい作品が埋もれているんだなぁ、と思った。緊迫と弛緩が絶妙で良かったです。

インターステラー(2014年製作の映画)

-

中途半端に見てしまったため、内容が入ってこなかった。そして気づいたら寝てた。いつか見返そうと思う。

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

3.6

女の妬み、嫉みというのは怖い。
とても良くできたストーリーと素晴らしく「醜い」演技に釘付けになった。

ベスト・キッド(2010年製作の映画)

3.5

父親を亡くした子どもと子どもを含めた家族を亡くしたおじさんの血縁関係を超えた子弟愛を描いた作品。
リメイクかもしれないが、師匠がジャッキー・チェンど息子がブルースウィルスの息子というのが良い。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.6

「KING OF POP」。その名に相応しいパフォーマンス。

歌だって、ダンスだって、ステージ演出だって超一級。それを感じられる、そして、彼に対する敬意を纏めた作品だった。
映画としてのクオリティは
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

戦争映画の中でもリアリティはトップクラス。
主人公の2人を追ったカメラの視点でみるため、自分がまるで3人目の登場人のように感じた。長回しで撮られたシーンがどんな風に撮られたのか気になりながらも見ている
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.8

MCU作品鑑賞6作目。

のフェーズ1ラスト。
これまでまでの作品のオールスターが地球防衛のために力を合わせて戦う話。

すっかり身内になった仲間が、一緒に飲むから来ない?って誘われた気分。

ただ、
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