monomiyuzanさんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

ストーリーの勝利

後半ちょっとダレ気味でしたがストーリーが細かい設定まで丁寧に描写されてたのでどうにか最後まで持ちこたえました。もう少し内容を絞って尺が短ければ。

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

4.0

掘り出し物

あのダチョウ俱楽部のジモンさん監督ということで1ミリも期待せず土屋太鳳目当てに鑑賞したのですが予想外に良かったです。ああこの人ほんとに焼肉が好きなんだなあとひしひしと焼肉愛が伝わってくる
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.0

消化不良

さあいよいよ裁判劇の始まりか・・・というところでパッタリと終わってしまいました。途中までは緊迫感のある展開でぐいぐい引き込まれたんですけどね。史実に忠実とはいえ消化不良の残るラスト。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.0

名前も中身もエロイーズ

フランス映画お得意の官能系ですね。生々しい視線が艶を超えてもうエロい。と思ったら主役の一人の名前もエロイーズという。もうエロいことしか思い浮かばない。

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.0

作品の価値を下げるふざけた邦題

原題は英語なら「エルネストの目から」でほぼ盲目となった老人の目を通して世の中の何が見えるのか?という結構深いテーマで実に優しい作品なのですが。なんでこの秀作のタイトル
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君の誕生日(2018年製作の映画)

4.0

物事を内側から描く韓国映画らしい構成

セウォル号事故という悲惨な過去を事故には直接触れず遺された遺族の心境と葛藤を描くという韓国映画らしい脚本。お涙頂戴に留まらない丁寧な演出でもれなく号泣します。

ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

4.0

少々強引な脚本だったけど

音楽系のサクセスストーリーなら余程じゃない限り失敗はないという見本。ダンはエルトンジョンがモチーフなのかな?

ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

4.0

キレのあるサスペンス

国家権力の腐敗を描いた韓国映画お得意のサスペンスもので特に目新しさはないですがキレのある展開力はさすがです。主役の二人が実生活でも恋人同士と後から知りました。だからどうだって話
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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

3.0

着眼点は良かったけど

心臓移植の募金で命を救われた子供のその後の人生の葛藤。という着想は良かったのだけれど宝くじで4億当たるとか逆デリヘルで30万円とか脚本にリアリティがないのでいまいち作品に感情移
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.0

ド直球の感動

男性優位の競馬界で僅かな隙間を切り開いた女性騎手の感動系サクセス物語。実に解りやすいので競馬に興味ない人にも刺さるはず。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

エマストーンが超絶カッコいい

101匹ワンちゃんちゃんと観たことないですが話は独立してるので普通に楽しめました。最初から最後までキレのある展開でとにかくエマストーンがカッコいい。これから悪役は全部エ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.0

まるで消化試合

恐らく監督さんの情熱は前々作の志々雄編で燃え尽きてたのでしょうが。制作会社や配給会社がまだまだいけまっせ稼げるだけ稼いどきましょうや。って唆したのかな。
ファイナルもひどかったがとに
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木洩れ日の家で(2007年製作の映画)

3.0

間延びが過ぎる

ただただラストの感動シーンを撮るためだけに延々と老婆の日常を描き続けたのでしょうがちょっと間延び感が過ぎるか。犬の演技は見事です。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.0

ある意味韓国映画らしくないが

ストーリーにリアリティがないので一瞬醒めちゃうかな?と思いましたがラストはもれなく号泣してしまいました。空想でも丁寧に演出すれば意外と入り込めるのだな。以降あまり出てな
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.0

引き込まれた

終始どんよりとそしてちょいエロと陰鬱な空気に包まれてますが画面にのめり込むような生々しさがあります。勝地涼良かったですね。

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.0

経験者ならではのリアリティ

ラストの試合は圧巻。脚本家か監督さんかいずれにしても実際にボクシングやってたのでしょう。細部の描写がリアルでどっぷり感情移入できました。結局彼らが戦う理由は勝ち負けとかそ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

思ってたのと違ったけど

パッケージから想像してほのぼのとしたコメディタッチの映画なのかな?って思ってたら予想以上に重かったです。光州事件初めて知りましたが今のミャンマーの状況によく似てますね。報道の
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

現状打破のエネルギー

うだつの上がらない現状を打ち破りたいという青春時代の鬱屈とした苛立ちを丁寧に描いた良作。佐々木のキャラはもっと強烈でも良かったかとは思いますが。言葉では表せない想いを何とか伝え
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.0

シンプルイズベスト

先の読める単純なストーリー構成ですがシンプルだけにキレがいい。謎解きハラハラドキドキというよりそれぞれの役者さんの軽妙な演技を楽しむ作品かと。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

実話の重み

これフィクションじゃなくて実話だというのだから韓国の社会も相当荒んでますよね。とてもハッピーエンドとは言えないズンと重たい展開ですがそれがかえって社会を動かす原動力になったという映画が単
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.0

全てがアンニュイすぎる

スリラーなのかファンタジーなのかサスペンスなのかラブロマンスなのかホラーなのか。すべてが中途半端でリアリティにも欠ける。少年だけ噛まれないのもおかしな話だし。

天外者(2020年製作の映画)

3.0

伝記物にありがちなダイジェスト感

間延び感が凄まじい。どこかワンポイントに焦点を定めて深く掘り下げないとなかなか人物像は見えてこないのかと。わざとらしく龍馬や伊藤博文を絡めてくる設定も安易。晴馬君の
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.0

さざ波かベタ凪か

特に物語に起伏がないので終始だらっとした印象が。反抗期の子供と片親の葛藤みたいなのを掘り下げれられればもう少し深い内容になったのかも。

トスカーナの幸せレシピ(2018年製作の映画)

4.0

細かいことは気にしないイタリア文化

それ飲酒運転じゃないの?無免許じゃ??そこにエロいる???と細かいツッコミを上げればキリがありませんがそんなちっちゃなことはどうでもいいじゃないか笑って呑んでエッ
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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

4.0

CGなしの奇跡

ライオンと人間の触れ合いがあまりにもリアルだったのでさすがにCGも進歩したなあ・・・って思ったらこれ全編CGなしで三年かけて訓練しながら撮影したとのことで驚きです。それほどスポンサー
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

本能寺の変みたいな

韓国映画らしい緊迫感のあるサスペンスです。忠誠を尽くしていたはずの主にのけ者にされ国のためには謀反しか残された道は・・・と追い詰められていく様は日本で言えば信長と光秀のような背景
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潔白(2020年製作の映画)

3.0

ちょっと大雑把か

韓国映画には珍しく法廷劇の展開が少し雑。実の母親を弁護するという時点ですでに強引なような(実際には可能らしいが)しかも結果的に法の番人が法廷で偽証するわけだし。

こころに剣士を(2015年製作の映画)

4.0

鋭く胸を貫く希望の映画

第二次世界大戦ではドイツにこき使われドイツが負けるとソ連にしばかれと歴史に翻弄されたエストニアという小さな国の物語。これ実話だったんですね。戦争に父親や生活を奪われた子供たち
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.0

日本版と比べても

先に日本版の方を観たのですがほとんど完コピに近い状態だったんですね。ラストの感動はオリジナルのこちらの方がやはり上か。わざとらしい日本版に比べて終わり方がうまい潔くて。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.0

10年前だからこそ可能なキャスト

スティーブカレルにジュリアンムーアだけでなく脇役でエマストーンにライアンゴズリングという今では考えれらない豪華キャスト。さすがにそれぞれのパフォーマンスが際立ってる
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ただ君だけ(2011年製作の映画)

4.0

とにもかくにもハンヒョジュ

先に日本のリメイク版観てたのであらすじは知ってたのですが(と言うかほぼ完コピだった)ストーリーはさておきとにかくハンヒョジュの表情がキュンキュンします。振り返ればこの頃が
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

初心者にはちょうどいい

予備知識ほどんどなしでビヨンドの鑑賞後初めに戻ってみました。コアなファンにとっては細かい設定に粗雑さを感じるのでしょうが初心者にとっては細かい話はどうでもいい。単純にSFファ
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.0

良くも悪くもペドロアルモドバル

ペドロらしい単調で抑揚のない人間ドラマ。よほどのマニアでない限り途中で眠気に襲われるでしょう。まあその淡々とした演出こそが彼の魅力でもあるのですが。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

コメディ作品として良

マーヴェル系のヒーローものはほとんど観ないのですがこの作品は純粋にコメディとして楽しめました。重くなりすぎてないのが功を奏したのかも。

ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

4.0

しわしわ名優大集合

ウイリアムハートにエドハリス、サミュエルエルジャクソンにピーターフォンダ、クリストファープラマーと渋すぎる名優たちが渋すぎるパフォーマンスで大集合とそんな感じの渋すぎる戦争映画で
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

全盛期のジブリに匹敵

人間と自然界の共存。もののけくらいまでのジブリが追い求めていたテーマを思い出すような良作です。アニメは簡素ですがそれが逆にストーリーを際立たせてるので純粋に物語に没頭できますね
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