まさんの映画レビュー・感想・評価

ま

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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.2

ベタだけど面白いし、こんなに昔からこの問題って大変なんだなぁ…と色々考え怖くなった。画角の切り取り方とか音と空白の演出が良い!!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

毎朝心から待ち望んでいたかのような笑みで朝を見上げる主人公が愛おしい。毎日の全て、過去も今も未来も、影すら真摯に愛でる平山は、平山の世界の中で誰よりも幸福であろう。

スマイル(2022年製作の映画)

2.9

最終形態の造形が良かった。友達とワーキャー言いながら観るのにピッタリ。

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.2

観てるだけで喉が渇くようなカサカサに乾き切ったバディの表情に湿度の高い言葉たちがぽとぽとと落とされて少しずつ世界が艶やかに見えてくる

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

大丈夫じゃなくてもいい。
メチャクチャでもいい。
それは当然の反応だから。

自分の両親は何を思い私をどう生かそうとして、今まで戦ってきたんだろう。
この映画で発せられる全ての言葉が重く深く刺さり、た
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

はい好き〜はい楽しい〜はい胸熱〜〜
あなたのUFOの概念変わります

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.6

なーーんも考えずに観れるしハッピーだから、映画詳しくない人に何かおすすめある?って聞かれて尚且つ変な人と思われたくない時に勧めるのに持ってこいの映画です。いつもお世話になってます。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

ラストのティモシー・シャラメの演技で全てが満たされる映画です。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あんな自己中極まりない態度の無精髭男が家族愛について悩んで「生きていけない…」てトイレで泣き崩れる姿を見て彼を聖母のような眼差しで包み込むクリスティーナ・リッチに共感してしまった

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画を撮っている映画は初めて観たかも。ラストの畳み掛け(「眠りたいなら目を覚ませ!」みたいなこと言ってた所)がよかった。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

今までのミステリーに対する経験則や作品についての前知識、観たという記憶などを全部消し去ってからもう一度観たい映画No.1。
でも何度見てもこの映画のラストから得られる快感は色褪せない。足にズームしてゆ
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雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

2.4

凄かった。なかなか好みだった。と思ったのは覚えている。
観た後すぐにレビューを書くのを忘れていたので、自分にはあまり刺さらなかったのかもしれない。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

王道だけど素敵な映画。
最後ソーニャとの電車の再会のシーンが刺さりました。
人を信じ続けることの大切さが分かる。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.3

これを観て私は何を感じれば良いのだろう。
マーティンの孤独も虚しさも自分が自分に届かない感覚もとてもよく分かる。
彼は彼なりに届かない自分を純真無垢に追いかけている訳だけど、多分途方もなくその目指す場
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ナンシー粋な計らいすぎる。正直ご都合主義っぽく感じられる所もあったけど、最後の息子の「最高だよ」が聞けてオールオッケー!最高!な映画でした。こんなに情緒の変化や主人公の成長を丁寧にストレートに伝えてる>>続きを読む

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.0

人間の何と愚かしい事か。
人類は動物たちを劣っている物として見がちであり、動物愛護運動も結局極論人間のエゴでしかない。しかし多分今作登場する生命の中で1番尊ぶべき物はこのロバ、EOである。
ただただ彼
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

もうそろそろこういう題材も陳腐になってきた。あーまたこういうやつね、と思って見てたらミンミが不甲斐ない母親に心情をぶちまけるシーンで泣いてしまった。でもこのシーンで全て回収できるほどではないかな。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

え、最高。
お父さんの肘横で少しずつ形が顕になっていく2人のポラロイドのシーンが今年観た映画史上1番印象的で泣けた。そこからあのダンスシーンとビデオカメラを持って去っていくお父さん……こんなん大号泣だ
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

マイケルが家族が死んでるところを見て絶望して首切ったら全然誰も死んでなくて「1人で死ぬ事が1番悲しい」を回収するとこめっちゃ好き

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

似たような系統なら「透明人間」の方がエンタメ性があって好きだった。多少の差異はあるけど…男という力に支配されてる女性が自立していく系?で私は共通してると思った。
最後のモーテルで土を無心に食ってるハン
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ほとんど邦画見ないから分からないけど、主人公のヤンキー口調がぎこちない(これは原作では感じないかも)のと男の人が終始めちゃくちゃ良い人なのが作品の重さと釣り合わない感じがした。ラース・フォン・トリアー>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.3

変な映画観て変人の頭の中を観るのは楽しい。
という私の感覚そのものが、マルコヴィッチの中に入りたいという変身願望と同じなのかもしれない。
中々な胸糞映画。

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.9

久々にインタビュー映像まで見た。
それくらいこの話の意図が分かんなかったし、尚且つ一体この時間は何だったのか知りたくなる凄まじい魅力があった。
監督・主演のグザヴィエ・ドランの一言で全部腑に落ちた。多
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.6

大好きなアニメのオマージュ元という事で知った今作。
変な映画!がまず最初に出てくる一言。
起きてる出来事は大ごとなのに登場人物全員ゆるくてバカでアホでめちゃくちゃ。でもみんななーんか愛されキャラで憎め
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.5

暗闇に遠ざかっていく街の灯りの中で会話するシーンがとても好きだった。
ボタンを掛け違えたからこそ分かる愛。旅に出たくなる映画。

8 Mile(2002年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「いつ夢に諦めをつければいい?高望みを捨て、地に足をつけるのはいつだ?」「まだ朝の7時半だぜ」

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.8

物事の可能性を無限に考えていくとこうなる、という感じの映画だったのでとても疲れた。もう終わりにしよう…頭がおかしくなるから…と何度も思った。しんどいけど良作。

隣の影(2017年製作の映画)

3.9

終始、全然、誰も共感できん。
ずっとうっすらモヤモヤイライラ。
バトルシーンが最高。
劇的な展開はないのにすごい後味濃い映画。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.0

ラストが本当に好き。
重ーいし長ーい話なので体力がある時に観ましょう。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.6

私はハマった側の人間でした。
生まれてこのかた観た映画の中で1番泣いた。
色々映画のオマージュもあってテンポも良くてちょくちょく下品だけど最後は泣けて胸熱で始まってからずっと前のめりで観てた。
選択に
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エゴイスト(2023年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

映像と演技が良かっただけにそんなに人が死なんと人の悲しみを表現出来んのか?人が死なんと映画作れんのか?と思ってしまった。人はそんなに簡単に死なないから人生って辛いと私は思うんだけど。方向性の違いかな。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

刺したり切り刻んだりするグロは大丈夫でも、生身の人間が生身の人間を食べるグロはなかなか個人的にキツかったので、人を選ぶかも。
ティモシー・シャラメのみ目当てだと多分しんどい。
ラストは大体予想出来る展
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

友人から事前情報を入れずに見てと言われ、何も知らずに観ましたがそれが正解でした。
どんでん返し系で久々にしてやられた感じ〜
腰に焼印の跡がなかったり、急にスマホの音が鳴ったり親切すぎるくらいの違和感の
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