suさんの映画レビュー・感想・評価

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SELF AND OTHERS(2000年製作の映画)

4.0

途中から、あれ?なんか聴いたことある声、と思ったら声:西島秀俊だった。昔っから良い仕事してるなぁ〜

約20年振りに観たけど、当時は牛腸を知る為の映像としか観てなくて、全く佐藤真の視点や作品ということ
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まひるのほし 4K(1998年製作の映画)

4.0

障がい者を扱った作品は時々どう観たら良いかわからなくなる。

井上陽水の音楽ってこんなに良かったのか。

阿賀に生きる(1992年製作の映画)

5.0

傑作中の傑作。ドキュメンタリーの金字塔過ぎて泣けた。

ドキュメンタリーにありがちな搾取的な視点が全くないのが観ていてほんと安心する。

クラウドファンディグなんて言葉のない時代に1400人のカンパで
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美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

5.0

憧れから嫉妬に変わるまでや、気になる存在から憎い存在に変わるまでの心理描写が最小限過ぎて、、なんで??ってなるけど、振り返ると一応描いてはいる気がする。

この映画に限らずダンスシーンには言語化出来な
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関心領域(2023年製作の映画)

5.0

とにかく音響がすごい。映画館の音量で観れて良かった。

シーンの挟み方や時系列を崩した編集など、想像してたよりずっと攻めてて驚いた。

ザンドラ・ヒュラー相変わらず最高すぎる。

チラッと見たメイキン
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.0

毎回毎回シリアス演技の途中にコント挟まずにはいられない吉田恵輔監督にちょっと飽きてきたかも。

メディアの描き方は『エルピス』とか『さよならテレビ』とか思い出してしまった。

薄化粧でヒステリックな演
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逃げきれた夢(2023年製作の映画)

3.0

そういえばGWに飛行機で観てた。

会話の展開に少し意外性があって退屈せずに観れたけど、可もなく不可もなくって感じだったような。

認知症の初期段階の描写もうちょいあっても良いのにな。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

GWに海外の映画館で2回観るという貴重な経験を。

解釈難しい最後の大オチがあるのが珍しいけど、相変わらず会話劇が最高。説明会のシーンは特に濱口監督節炸裂してる。

最後の大オチまですべては繋がってる
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青春(2023年製作の映画)

5.0

3時間半あるけどめちゃくちゃ観やすい!

中国の歴史もあまり詳しくないし、自分よりも貧しい生活や長時間労働をしている人たちを上からまたは搾取的な視点で鑑賞している自分になっちゃわないかな?と少し心配し
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チャイム(2024年製作の映画)

5.0

やべー!!!

黒沢清節が45分続くの最高過ぎる。

45分どころか2時間この世界に浸れてたと思う。

カメラワークやショットが極めて映画的なのに、45分間ひたすら不気味で、霊的なホラーが苦手な自分で
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.0

(全作観れてる訳ではないけど)A24もこんなにベタであるあるな映画作るんだなぁとしみじみ。

ケリー・ライカート好きなので、ジョン・マガロにはアガったけど、こういうベタな恋愛モノはハマれたことないなぁ
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.0

絵が上手いなぁ〜。

商品名とか駅名とか具体的な表現が魅力的。

結構な頻度でBunkamuraはリバイバル上映当ててすごい。

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.0

映画観て、
あ、ナンゴールディンが監督じゃないんだ!って知ったり、観終わって(色々解決してない事も沢山あるけど)あ、諸々終わったことなのか!と、英語が下手な日本人はこんなにも世界の時事を知らないんだと
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オキュパイド・シティ(原題)(2023年製作の映画)

5.0

字幕ではなく音声で理解出来る英語圏の方とは感じ方だいぶ違うだろうけど、、

監督が言ってたメディテーションという言葉はまさにだなぁ〜と思いました。

映画における移動がこんなにも重要だとは!!!時折挟
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成功したオタク(2021年製作の映画)

1.0

題材は魅力的で社会的意義もありそうなのに、こんなにもつまらないドキュメンタリーは久々。

もっと面白く出来そうで興味深い事があり過ぎるのに消化不良。

母しゃべりすぎ〜🤭

愛と激しさをもって(2022年製作の映画)

4.0

もう少し自分が歳を取ってからの方が楽しめるんだろうなと思いつつも、、

かなり官能的な映画なのに日本の昼ドラ的にならないのがすごい。

官能的過ぎて途中ジャンとフランソワに肉体関係があるのでは?と思っ
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ショコラ(1988年製作の映画)

4.0

一本目からこんなに映画撮れてるのかぁ。。

マスタークラスでクレーヌ・ドゥニが、自分が子供だった当時から使用人の黒人に対する罪悪感が幼いながらにあった、と言ってたけど、今時代にこの映画を観てもちゃんと
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スーヴェニア 私たちが愛した時間/ザ・スーベニア 魅せられて(2019年製作の映画)

4.0

『エターナル・ドーター』だけじゃなくこれもスコセッシ製作総指揮なのか。

ジョアンナ・ホッグ映画うますぎる。

部屋の窓前に置かれたテーブルとイスに俳優を座らせて撮るショットがことごとく好き過ぎる!俳
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ロブスター(2015年製作の映画)

5.0

遅い時間から家で観たので流石に途中で寝るだろうなぁと思ったら2時間あっという間に完走してしまった!

どの作品観てもこの監督の映画は面白いなぁ!

無理矢理共通点を作りに行くんじゃなく、支えて合ってこ
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エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

4.0

ちょっとした違和感とか色味とか劇伴とか、細部に渡るまですごい映画的。

こんな感じの一人二役、下手したらチープになりそうなもんだけど、ほぼホテルのみのロケーションという最小限のセットも相まって、めちゃ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

風刺でもしっかりエンタメ度が高いのがさすがアメリカって感じ。

映画的なショットやタメが少なく、(家で観たせいもあって)ドラマを観るような感覚で観れた。

配信にあると途中で止めたり深夜に観れるのが良
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すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

4.0

『わたしたちの家』や『ひとつのバガテル』ほどはハマらなかったけど相変わらず映画がうまいなぁ。

すごく個人的な連想になるけど、5人のダンサーにつられて夏が踊り始めるシーンは、快快『Y時のはなし』のラス
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コットンテール(2022年製作の映画)

1.0

多分つまんないんだろうなぁと思いながらタイミングが良かったので観たのが失敗だった。

ストーリーはご都合主義で、脚本も支離滅裂で、撮影はやたら顔のアップが多い、、

こんなにつまらない映画久々に観た。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

5.0

予告の印象と違って、ここまで法廷劇だったとは!観て数日経ってからしみじみと面白さ噛み締めてる。ありがとうトニエルドマンの時からザンドラ・ヒュラー好き過ぎる。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

前情報入れずに観たので全く分からなかった!鑑賞後公式解説観てなんとなく分かってくるけど基本不条理なので、、マジでよくわかんない。

けど、劇場出た直後、日常のちょっとした光景や違和感がめちゃくちゃ不気
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

完璧な映画だった!
恋愛要素がないのがほんとに良かった。

Hi’Specの劇伴も今までで一番良かった気がする!

三宅唱監督の映画大ヒットしてくれ!

瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

映画を撮る才能っていうのは枯渇しないんだなぁ、、

何をどう撮れば良いのか分かってる監督のショットは惚れ惚れする

劇場で結構笑いが起きてたのも良かった!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

劇伴がめっちゃ良かった!

『聖なる鹿殺し』や『女王陛下のお気に入り』より、だいぶエンタメ度増してて驚き。

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

5.0

ただ行って帰ってくるだけの映画。

映画監督の多くがこのただ行って帰って来るだけなのに映画のすべてが詰まってる、こんな映画を撮りたいんじゃないかな?と思ってしまった。

少し風邪気味でいつもよりはぼー
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

5.0

ストーリー全く分からなかったけど、圧倒的!!!

まるで去年にでも撮ったかのような画質で、ここ2〜3年で観たデジタルリマスターの中で修復一番綺麗だった気がする。最近のリマスター凄過ぎ。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

セックス・エデュケーションの俳優が沢山!

バービーの文化的背景もアメリカの男女同権の進み具合もわからない自分にはハイコンテンクスト過ぎたけど、男女のあるあるとか結構楽しめた!

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

『聖なる鹿殺し』に続いて観てみたけど、こちらもめっちゃ面白い。

『哀れなるものたち』楽しみ過ぎる!

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

脚本てほんと大事なんだなぁと、しみじみ。

野木亜紀子×山下敦弘、完璧だった!

時々出てくる芸人使いも、鼻に付く感じはなくバッチリハマってて教科書みたいなエンタメ邦画でした!

男子中学生とヤクザの
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