なっちゅ軍曹さんの映画レビュー・感想・評価

なっちゅ軍曹

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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

この設定でお金が集まるのがすごいね。日本だったら100%無理でしょ。奇抜な設定だけれど中身は手堅い夫婦関係を描いたドラマ。風刺の利いたブラックコメディがなかなか面白くて楽しめました。ただ善良なヴィーガ>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

最初はどう楽しめばいいのか分からずちょっとキツイかもしれないなぁと思いながら鑑賞を続けていると少しずつ空気に馴染んで最終的には中々楽しめました。主役2人の演技は少しクセがあるけれど見ていくうちに慣れて>>続きを読む

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

1作目は国際的なロシアンマフィア、2作目は元特殊部隊に対して今作は地方マフィアなので全く苦戦せずに殲滅する様を楽しめる作品となっていました。マッコールさんの描かれ方がホラー映画の殺人鬼の文法だったので>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

作中の8割は何かしらのアクションシークエンスだったのでは?と思えるくらいずっとアクション。人によっては飽食気味になるのではないか?と心配したくなるくらいアクションばかりで最高。特に終盤の長い階段でのア>>続きを読む

映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

4.0

オールスター映画ながら数を絞った交流シーンのおかげでプリキュアたちの個性を活かした物語構成になっていたと思います。個人的には好きだったトロピカル~ジュ勢がまた見られたのが嬉しかった。こういう「好きだっ>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.6

ADHDの人の脳内は並行世界の別自分と繋がっている、というアイディアを元に構築した奇抜でファニーで新しいアイディア溢れる作品なのだけれど、それが面白さに繋がっているかと問われるとちょっと微妙でした。壮>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

4.2

最高。2023年のベスト。映画ってこういうことだよね。冒頭の小学生が考えたような食物連鎖がまず最高。そのあとの前半はちょっと退屈なところはあるけれど、海底に潜ってからは恐怖とスリルとアクションと外連味>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.8

ゴリゴリのポリコレ映画なのは時代的に仕方がないのかもしれませんが、それが作品の魅力につながっていないのが残念。ただマイケル・ベイ版より人間側が人間性のあるキャラクター像だったのが良かったです。マイケル>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

恐ろしいほどにフワッとした脚本から繰り出される、とてつもないアクションの連続で「なんかすごいものを見たな」と思わせる力強さがありました。物語に関しては本当にフワッとしている。なんか偉そうな人が重要そう>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

前作同様に程よい軽さとキャラクターの魅力でコンパクトにまとめた作品。程よいアクション、程よいコメディ、気にならない程度の薄いドラマ性で、全てがちょうど良さが良かったです。ヴェノムのキャラクターの愛らし>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.2

相変わらず最高が最高で最高でした。前半のワンカット風アクションが素晴らしいの一言につきる。緊張感とリアリティがすさまじく、何度でも見返したくなるようなテクニカルで斬新なシークエンスの連続でした。ネトフ>>続きを読む

カーター(2022年製作の映画)

2.8

全編ワンカット風アクションという革新的な表現から繰り出される新しさのないアクションと手振れカメラと粗く重さの感じさせないCGと重力を無視した動きと無理がありすぎる場面転換の連続で最後まで鑑賞するのが苦>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.3

脳死をテーマに人の死とはどこからが死なのかを映画。どこか現実離れした描写が散見されるのでファンタジー感があり、あまり重くなりすぎず鑑賞できたのは個人的に良かった点。東野圭吾らしい理系的な思想が見え隠れ>>続きを読む

目撃者(2017年製作の映画)

3.5

傍観者効果を題材に、実際のエピソードやサイコパス診断の有名エピソードを盛り込んだ、なかなか面白いサスペンス映画。殺人現場を目撃したけど通報しなかったことによってどんどん悪い方に進んでいく。さっさと通報>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.5

ヘンリー・ルーカスの韓国版。捕まってから「あの事件は私が犯人です」「死体はここに埋めました」という感じで刑事に情報を小出しにして刑期を軽くさせたり恩恵を得ようとしたりする話。恩恵を受けようとする犯人側>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.1

本作最大の欠点はシリアスな内容ゆえにスターロードのコミカルな面がほぼなくなってしまっていることなのですが、それを補って余りある熱い物語と展開の連続なので端的に言うとめちゃくちゃ最高でした。過去作を見返>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.9

個人的には完全に飽食気味になっている本シリーズですが、ジェイソン・モモアの悪役演技がどことなくヒース・レジャー・ジョーカーを思わせてなかなか楽しめました。終始楽しそうなモモアを堪能できる素晴らしい作品>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

やっぱりライアン・レイノルズはコメディでこそ輝くよね。物語の中で徹底的に孤独になっていく主人公と、そんな主人公に反発しあいながらも同じ目的に向かって協力し合っていくサミュエル・エル・ジャクソンという定>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.5

サンドラ・ブロックが制作も兼任しているだけあって非常に気合の入った内容。若干の痛々しさすらも作品の魅力に消化されていたと思います。ブラット・ピットがおいしいところをもっていって、チャニング・テイタムが>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

映像美は本当素晴らしいの一言に尽きるんですが、いろいろと気になることも多くてイマイチ褒めきれない作品。まずなげぇわ。もう少しコンパクトにまとめて欲しい。作中の悲惨な出来事のほとんどはスパイダーくんが原>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

数十回と読み重ねてきた山王戦をこのスピード感で描いてくれたことだけで大満足。床を触って腰を落としたり、手でバッシュ裏をこすって滑りにくくしたり、バスケ経験者ならあるあるな細かなシーンがあって感動。不満>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

岡田准一のアクションしか見どころが無いが、そのアクションが日本映画史に残るレベルで素晴らしかったので非常に満足感がありました。特に冒頭の駐車場のシークエンスはサクッととんでもないアクションだったので度>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

アクションはもう文句なしで楽しめましたが、クリス・エヴァンスのムキムキっぷりが気持ち悪くてそれが一番印象深い。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.6

だいぶ知能指数を下げた作品に仕上がっていて驚いた。まぁ前作もそこまで高めでは無かったけれど。しかし、これはミステリーなのか? ただ最後のスローの馬鹿馬鹿しさは好きです。なんだかんだ言いつつ、シリーズが>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.6

既視感が凄まじいベッソンお得意の物語を今までより増し増しの設定で盛り込みすぎた結果若干のもたつき感がありますが見どころあるアクションシークエンスでなかなか楽しめる作品に仕上がっていたと思います。世界的>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

なんだか神聖なものを観たような気持ちになって興奮と感動が凄まじいスピードで押し寄せてきてもう最高だな! と思っていたらそこから更に最高になってびっくりした! もう最高過ぎてお腹いっぱい! 感謝しかない>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.5

アイスマンが思ったより常識人でマーヴェリックの方がやばいやつなのが驚いた。スカイアクションシーンは今見てもなかなか楽しめました。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.7

あの盲目サイコパス爺さんがまさかのヒーローに!? ターミネーター2よりも受け入れがたい設定、どこが『ドントブリーズ』なのか分からない内容に頭を抱えるしかないけれど、盲目というハンデを抱えた孤独な老人が>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.5

前作より毒味が減ったのが少し残念ですが、ファミリー映画としては非常に楽しめました。砂糖でハイになるシーンが大好き。個人的には前作にあったような悪だくみを考えるウサギたちのチンピラ顔がもっと見たかったで>>続きを読む

トロール・ハンター(2010年製作の映画)

3.5

トロールが実在していて害獣として管理・コントロールしている害獣ハンターがいたら、というフェイクドキュメンタリー。伝説上の生き物が実在していたというワクワク感と恐怖感が巧みに描かれていて中々楽しめる内容>>続きを読む

エグジット・スピード(2008年製作の映画)

3.6

午後ローで見たいと思える佳作。バスのカーチェイスが思ったより早く終わって籠城戦になって失速したと思っていたら、籠城戦も個性豊かな登場人物で中々楽しめました。特に発明おじさんが良い清涼剤になっており作品>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.6

「何も考えずストレスも無くある程度楽しめてでも印象にも残らない手軽な作品」が見たい。そんな負担の無い作品も求めている時に超絶オススメです。字幕を見なくても何となく分かる軽快なストーリーとある程度楽しめ>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.6

サスペンスアクションとして面白い要素を詰め込めており、役者も魅力的なのに、いまいち印象に掛ける作品に仕上がっている。非常に勿体ない。意外性のある展開が無いのであれば、演出面で目を見張るものが欲しいし、>>続きを読む

ザ・ラスト・マーセナリー(2021年製作の映画)

3.5

冒頭のヴァンダムの登場シーンが完璧。思わず拍手したくなりました。『サバイバル・ソルジャー』の時も思ったのですが、やっぱりヴァンダムはコメディの方が映える気がする。今作でもいろいろなヴァンダムが見れて良>>続きを読む

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.7

1974年のレザーフェイスが何歳なのか分からないけれど、20代だとしても70代。マイケル・マイヤーズ然り、殺人鬼にも高齢化の波が押し寄せているのが現代的ですね。そんな老体に鞭打って大ハッスルするレザー>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.6

デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター、クリストファー・プラマー、ウィレム・デフォーとアンサンブルを楽しむ作品。二転三転する展開が程よいスピード感で描かれて最後まで緊張感があ>>続きを読む

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