(あえて、寄り添わずに書きます)
「映画作品」としての「出来」は、かなりビミョウ。
特に「音響」が悪い(ホームビデオ品質)。
「あの河原は関東関西どっちなのよ」モンダイ(コレも論外。脚本段階で誰か指摘>>続きを読む
満員の観客、全員の集中力が凄かった。
エンドロール終わりまで誰も立たない。
日本人監督が撮ったら、きっと「現実を見てない」、とか、「掘り下げが薄い」とか、コテンパンにやられるんだろうな。でもヴェンダー>>続きを読む
ホントは「マネーボール」観たかったのに、間違えて見ちゃった(笑)。でもフツウに面白かったので、ま、いっか(阪神も優勝したしー)。
森下愛子ちゃんの爛漫さと、小林薫の新人さ(笑)、に尽きるなー (島村佳江さんの××さも嬉しい誤算?)
内容については(真摯かつ雄弁な他の皆さんの語りに委ねよう)あえて触れない。
たぶん彼は、初の劇作品を「きちっと」作りたかったのだろう。だが森達也は、映像と音楽のチカラ、を、もっと信じて良い(前者はま>>続きを読む
吉野原作を読了、その直後に鑑賞。
予感はしてたが、タイトルは「宮﨑駿inspired by 『君たちはどう生きるか』」と改題した方が良かった。その方が誤解を招くまい。
なので、一度の鑑賞では、作中のキ>>続きを読む
ニコールはもうサマンサだし、設定も出だしもまずまずだったのに、後半の本がダメダメやね……残念。
肉欲すなわち純愛、の話。
「定」は素材にすぎない。
ちっとも勃起しない以上、ポルノではない(少なくともワタシにとっては)。
ハードコアなのは、確かだが(笑)。
オペラにしたら「サロメ」と並ぶ傑作にな>>続きを読む
悲惨な事実に笑いを塗りたくって、なおかつ、その根っこから眼を逸らすことを許さない。こんな映画が撮れた時代の日本国を愛おしく思った。
(同日追記)
無邪気に「愛おしい」などと書いてから気がついた。本作>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
だって当の「夫人」は、入院でもして急に居なくなっただけでしょ、と思ってズーーっと観てたので、最後の展開がヘンチクリンで全く腑に落ちず。両義的な解釈を可能とすることで「見なかったことを確信させる」作者意>>続きを読む
はなから、解ろう、と思わなかったせいか、想像してたよりわかり易い! と。
町山智浩によれば、オブリビオン博士はMマクルーハン教授をモデルとしていて、1970年代に、人間はテレビによって中枢神経を拡張さ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ナルホド。NHKの「サブカル」番組の見立てによれば、コレはヲタク・タランティーノの による1960年代カウンターカルチャーに対する古典的アメリカの暴力権威主義的アンチテーゼ、なのだが、町山見立てによれ>>続きを読む
アメリカン・ニューシネマお勉強鑑賞シリーズ。あまりにも有名なあのラストシーンを知った上で観てるから、常にそれがいつ訪れるかという興味でしか見れてないのが、とてもとても悔しかった。
古典的名作といえど>>続きを読む
アメリカン・ニューシネマのお勉強鑑賞。
と思って見たら、ヨーロピアン&ノワール調、結末のモヤモヤ感も欧州風でチョと、びっくり。
これを根っこに、いろんな映画が育っていったのね、というのは得心しました>>続きを読む
自ら好んで観るタイプの映画じゃないのだが、町山本ちゃんと味わいたくて、アメリカン・ニューシネマのお勉強鑑賞。
アメリカ大陸のロードゴーイングは、画見てるだけでも楽しいな^_^
なんでCE3Kにトリュフォーなん? という長年の疑問が晴れました(^^)//
町山本「映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)」に感謝永>>続きを読む
やっぱ、三十年前にチンケな「パート2」作ら(せ)なかったのが、エラい❗️
あれ、なんで宮本亜門が出てんの?!って(笑) (見た目、だけじゃなく、素行も言動も)
てのはオイトイテ、王道から1ミリもブレないプロットが、これポチも陳腐に見えないのは、演出、脚本、役者のチカラ、>>続きを読む
もしご子息が「航空部入りたい」て言いだしたら、是非一度ご家族でご覧になると宜しいかと。
最初に独りで飛ぶ(ソロ、というらしい)まで、と、最後に真相を知る(ネタバレ禁止)までを、もう少し丁寧に描けたら>>続きを読む
三人の復員兵と連なる人々が、互いに、そして、それぞれに、終結した「戦争」を受容してゆく物語。という意味では、名作「ディアハンター」の原点ってここにあったのね!、という発見。納屋で無心にライフルを撃ちま>>続きを読む
なるほどね、って。
しかし、まだ「歴史」にもなっていない、ナマナマしい(実?)話を、堂々と映画に出来てしまう米国映画界の懐の深さよ……
ふと思い立って「グラン・プリ」と、マックイーン曰く付き、の二本立て鑑賞@home。
あまりにも非説明的な構成は賛否両論だろうが、個人的にはしっとりとしたタッチが、想像力を掻き立てて、充分に愉しめた。>>続きを読む
モンツァのバンク! メキシコのHONDA横断幕! フェラーリの工房! 葉巻のF1が疾走するだけでもたまらんのに、え゛ー、ブルース・マクラーレンだぁ、フィル・ヒルだぁ、ジム・クラークだ? いったいどーな>>続きを読む
シロウト目にもヘッタクソなジョディのお化粧が、彼女の本気度を感じさせてくれました。お見事です。
予備知識ほぼゼロで鑑賞。
やっぱ、ワタシにゃ村上春樹はムリだわ。全てがあざとく見えてしまう。いかにも、なエピソードが、束になってかかってくる。
うーん。
でも映画としちゃ悪く無い。
いや、良く出来てる>>続きを読む
(映画としての出来栄え、は措くとして)アメリカ参戦前の1940年にコレを作れた慧眼には、ただただ感心するばかり。
映画というよりも、オペラ(もしくはオペレッタ?)に近い印象を持ったのは、ここぞ、の劇伴>>続きを読む
「君の名は。」の同工異曲。しかも出来悪し。とくにプロット。やはり新海誠には、これ以上大きな物語はムリなのかな。もう一度「秒速5センチメートル」から出直して欲しいと切に願う。アニメであの哀切を描ける才能>>続きを読む
少しもダレない展開の速さ。
八千草薫の初々しい妖しさ。
入ってみたい教授の実験室。
幕切れまるでオペラの如く。
日本映画恐るべし。