HotTunaさんの映画レビュー・感想・評価

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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.0

映像は圧巻だし、俳優も凄い。
ただ、映像と俳優を使ってこの驚異的な世界を作り上げながら、監督はこの世界を冷たく笑っているだとしたら、ちょっと気持ち悪い。社会学的にはアリだけど、映画としては楽しめなかっ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

-

どうにも評価するのが難しいと思ったので、単なる感想です。

この2人、なんかフツーですよね。もっと一般的に魅力的に思われる俳優を使ったら、と一瞬思ったんですが、コレはこれで良いのかなー。分からない。ど
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.0

観終わって1週間してからのレビュー。

映画の途中から兄の心の底が抜けてしまったようで怖かったです。何考えてるか全く分からない。とはいえ弟も…。

暗い水面を覗き込んだら、男がニヤニヤ笑ってる。(私の
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

ノーランは古い時代へのオマージュがあるから好き。今回も男達の着てる服に注目しながら観た。大勢の科学者たちが関係し合う妙を上手く撮ってて、長尺でも飽きずに観れた。

ただ、オッペンハイマーという人間につ
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

4.0

この監督の作品で1番笑ったかもしれない。最後のも笑

元カノを巡るという設定が面白い。

それにしても過去に執心してもロクなことは無いなあ。

テーマ曲の歌詞が良い。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.0

そっちかあ。意外だったけど、結末で興味を失ってしまった。そういうこともあるかもね。

言葉の表現がキレイで英語の勉強になりました。

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

3.0

この人はこう言う取り方なんだなあ。闘犬初めて見た。若者編は絵に勢いがあります。

怪物(2023年製作の映画)

3.0

青少年の一時期を扱うのってとても難しいと思う。どう演出しても若干ウソっぽくなってしまう気がして。

この映画もそんな理由で得意ではなかったです。でも最後まで見入ってしまった。瑛太を見直しました。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

倉庫のシーンで「?」となって、途中のカーチェイスで訳分からず…

解説読んだが腑に落ちず、その後は流し見に切り替えた。

後で町山さんの解説を聞いて、ニールが監督自身の投影であるとか、映画作りの暗喩に
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

2.0

白い鳥が部屋の中に入って来るシーンとか、最後までよく分からないシーンが多い。

誰しもに突如死が訪れることを映画的に表現したかったのだろうか。

凄く面白いアイデアなのだけど…

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

5.0

20代で観た時に比べて、キルゴア中佐に対する見方が変わった。結局のところ彼のやり方わりと正しいと思う。

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

2.0

予想以上に漫画っぽくて笑ってしまった。
コミカルな描写の中で、ショーンコネリーの漢ぶりだけが際立っていて、とてもアンバランスに見える。非常にソフィスティケートされていて、ユーモアがあってこれぞ採用の紳
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フォロウィング(1998年製作の映画)

-

金曜日の夜に見たせいか疲れていて途中で寝てしまった…。
少し観ただけだが、接写が多くて観るのにエネルギーがいるように感じた。
また機会があれば今度はちゃんと観たい。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ディカプリオが怖すぎた。
ミシシッピのパートの印象が強過ぎて、前半パートが印象に残らない。クリストフシュルツには死なないでほしかった。きっと私は2人の放浪譚を観たかったんだろう。あまりにも復讐にフォー
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

男性側から勝手に描いていた女性の性に対する観念を壊される。その点に新しさやオリジナリティを感じました。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

10畳ほどの小汚い部屋が彼の城であることが分かる。何度も同じ日の繰り返し、でもリズムがあって良い。こんなふうに自分のことを人のことも丁寧に扱って暮らせたら…。

安上がりなことが、この映画を通すと凄く
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.0

監督が好きなので鑑賞。冒頭の幸せな2人の描写が素晴らしい。観ていて幸せな気持ちになった。

ピノキオが登場してからは…、逆にもっと人間や人間社会のダークサイドを観たかった。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

2回目。3年前に観たのに全然覚えてなかった。今回は予習して観たので、ストーリーがすんなり入った。

終わった後のカタルシスというか、無重力空間から解放されたようなスッキリした感覚はやはり彼の他の作品に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

鑑賞2回目。今回はゆったり流れるこの映画のスピードに合わせてのんびり観れた。

この2人を2人とも主役にしながらよく成立させたなあ。2人ともキャラ立ってるのに絶妙な哀愁があるんだよな。意外とこういう映
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

19世紀の過酷な冬のアメリカを舞台に、争い合うハンターやインディアンたちの生々しさ。ここまでホントよく撮れたなあと感じる。

長いのは良いけど、ちょっと盛り上がりに欠けるストーリーが微妙。

最初の方
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.0

過去と現在がパラレルに展開する以外、ノーランらしさを感じられなかった。

ネタバレのインパクトもいまひとつ。ヒュージャックマンが役に合ってない。

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

5.0

ザ・マスターを観て好きになった監督。今作も道を踏み外して破滅していく男を執拗に描いてる。

徹底して突き放して男を撮ってて、柔らかさの排除されたカメラも、ダニエル・デイ=ルイスの演技も素晴らしかった。
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

トムハンクスが演じる主人公は家族の教えを守り、親友を何より大切にし、どんな時も自分自身であり続ける。大柄で優しく、正直。アメリカの美徳を体現する主人公の姿が印象的。

許されざる者(1992年製作の映画)

4.0

イーストウッド演じる主人公のギャップがスゴい!2時間以上あり、やや冗長に感じると同時に、この長さが映画の醍醐味でもある

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

5.0

この2人の兄弟を育てたのはモンタナの自然だけでなく、彼らの父でもあると思う。厳格な父が持つ揺るぎない信仰に、計り知れない大きさと安心感を感じると同時に、そんな父が年と共に変わっていく姿が印象に残った。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

5.0

障害を持つ弟がいて、母子家庭で貧しい…。アメリカンドリームから遠く離れた片田舎の一家の話なのに、全てがキラキラして愛おしく見える。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

人種差別がテーマなのにこんなにきらきら撮れるのがアメリカ。イタリア系と黒人の存在がアメリカのショービジネスには大きかった

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

淡々としてるけど、枯れ過ぎなくていいです!のんびりいつまでも観ていたい感じ。
主役のアダムドライバーはスターウォーズの印象しかなかったけど、今回はいいですね〜
彼に似た友人がいて、会いに行きたくなり
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

まず個々のキャラクターが際立ってていい!端役も含めて印象が薄いキャラがいない。
残忍さと優しさが同居していてとてもピュアな世界観です。その意味ではダンサーインザダークも同じだけど、この映画にはユーモア
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