つのだなつおさんの映画レビュー・感想・評価

つのだなつお

つのだなつお

映画(101)
ドラマ(1)
アニメ(0)

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

ラストカット。エンドロールが始まるあのカット。全ての映画はあそこのためにあると言ってしまってかまわない。私とあなた、社会通念の周縁の外、スクリーンの向こうとこっち。他者の文脈への越境が映画なのだ。

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.5

ほんの少しでもフランクオーシャンに感化されたことがある人は全員見るんだ。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.5

東京のストリートを舞台にこんな作品を撮るんだ(2回目の発言)

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.5

色によるストーリーテリングが素晴らしい。人が動くシーンのほとんどで、進行方向に必ず青がある。サーフボードのライン。インディゴのジーンズ。机に本、彼女の傘。ゴミ収取車の青。そして、海。物語の主人公・シゲ>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

 男が女の、大きな黒目が印象的な瞳について語るシーンで、この映画が白黒であることの意味がわかった。眼はカメラだ。瞳が、レンズの絞りが光を取り込んで陰影が記録される。時代の片隅に確かに存在していた人々が>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.5

とんでもないものを観た。ちょっとすごすぎてなんて言ったらわからない。。。
このリヴァイバル上映が毎回満席で、しかも客層若めだったことは記憶に残したい。

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

2.5

哲学書や文学でやればいいじゃないか。映画である必要と必然、映画的快楽がこの作品からは得られなかった。

「ノスタルジア」とかかなり良いと思うので、タルコフスキーアンチではないです笑

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

東京のストリートを舞台に、こんな映画をとる。おれは日本のルカグァダニーノになってみせる。

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.5

7は傑作。脚本も、演出も、メインヴィジュアルに至るまでウェルメイドだ。もう一度、これをつくるという気概を見せてほしい。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

2.5

再評価の兆し出てるらしい。 渋谷のスクランブルで、海外ではこの映画の聖地として有名らしい。とにかくハンがカッコいい。彼のドリフトの哲学はたまらない。エアマックス文化とか今見ると笑えていい。

この映画
>>続きを読む

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

2.5

デヴォン青木が最高だっただけ

ワイスピのいいところの一つで見過ごされることがあります。かなり早い時期から、ヒスパニックやアジア人をメインカルチャーの中で輝かせていたこと。あと女性もしっかり戦うし強い
>>続きを読む

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

西海岸カルチャー感が出てるので、1が一番好きです。結局その後も、ドムの白T姿を見るのがワイスピの1番の楽しみだったりする

宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.0

高3ぶりの再見。今年見た中で一番いい映画これかもしんない。黒沢清ゼロ年代ベストこれらしい。

長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

4.0

そこに空間を作り出す演劇や漫画、アニメに対し、まず空間があって(ロケ地を選び)そこで人が撮ったり撮られたりする映画というフォーマットにおいては、その地と役者の調和が為されれば為されるだけ作品の出来がよ>>続きを読む

ローマ帝国の滅亡(1964年製作の映画)

-

見るメモ 
アンソニーマン、ニコラスレイ、映画崩壊時代の象徴(はすみ)

>|