ラストカット。エンドロールが始まるあのカット。全ての映画はあそこのためにあると言ってしまってかまわない。私とあなた、社会通念の周縁の外、スクリーンの向こうとこっち。他者の文脈への越境が映画なのだ。
色によるストーリーテリングが素晴らしい。人が動くシーンのほとんどで、進行方向に必ず青がある。サーフボードのライン。インディゴのジーンズ。机に本、彼女の傘。ゴミ収取車の青。そして、海。物語の主人公・シゲ>>続きを読む
男が女の、大きな黒目が印象的な瞳について語るシーンで、この映画が白黒であることの意味がわかった。眼はカメラだ。瞳が、レンズの絞りが光を取り込んで陰影が記録される。時代の片隅に確かに存在していた人々が>>続きを読む
とんでもないものを観た。ちょっとすごすぎてなんて言ったらわからない。。。
このリヴァイバル上映が毎回満席で、しかも客層若めだったことは記憶に残したい。
哲学書や文学でやればいいじゃないか。映画である必要と必然、映画的快楽がこの作品からは得られなかった。
「ノスタルジア」とかかなり良いと思うので、タルコフスキーアンチではないです笑
東京のストリートを舞台に、こんな映画をとる。おれは日本のルカグァダニーノになってみせる。
7は傑作。脚本も、演出も、メインヴィジュアルに至るまでウェルメイドだ。もう一度、これをつくるという気概を見せてほしい。
再評価の兆し出てるらしい。 渋谷のスクランブルで、海外ではこの映画の聖地として有名らしい。とにかくハンがカッコいい。彼のドリフトの哲学はたまらない。エアマックス文化とか今見ると笑えていい。
この映画>>続きを読む
デヴォン青木が最高だっただけ
ワイスピのいいところの一つで見過ごされることがあります。かなり早い時期から、ヒスパニックやアジア人をメインカルチャーの中で輝かせていたこと。あと女性もしっかり戦うし強い>>続きを読む
西海岸カルチャー感が出てるので、1が一番好きです。結局その後も、ドムの白T姿を見るのがワイスピの1番の楽しみだったりする
高3ぶりの再見。今年見た中で一番いい映画これかもしんない。黒沢清ゼロ年代ベストこれらしい。
そこに空間を作り出す演劇や漫画、アニメに対し、まず空間があって(ロケ地を選び)そこで人が撮ったり撮られたりする映画というフォーマットにおいては、その地と役者の調和が為されれば為されるだけ作品の出来がよ>>続きを読む