久々に見たが、ほとんど覚えてなかった。
嵐のシーンは当然ミニチュアだろうが、揺れる船内なんかド派手で、こうした凝り性を見るにやはりグレミヨンは信頼に足る。浜辺のシーンはロケ撮だろうか、やたらと雰囲気が>>続きを読む
若い頃は冨永作品をやたらと見ていたせいか、どこか寒いところも無闇と面白いというか沁みるというか。ついでに原作も大好き。
南博の若き回想録を15年おいて映画化するという二重のタイムスパンを、白鍵と黒鍵の>>続きを読む
久々に見る。
羅生門のセット、破れ具合も雨の感じもすごく良いんだが、露骨に説明臭いというか舞台調というか、なんか嵌まれない。
謎のBGMと三船、京マチ子のノリに押されてる感ありあり。でもまあ、面白い。
なんかリアルというか、生々しさを感じさせる作品。後半の事件に至るショットがすごい、カメラの据え方とかふわっと暴力に至るところとか。
アルモドバルを見るたびになんか好みじゃないなと思いつつ、ラストに至るとどこかすっきりと心地よさに包まれていて、その楽天的といいたくなる雰囲気にひかれる。
よくわからない世界での信を描く、いつものシャマランのようで、トロッコ問題×終末というナウい設定がかえって、わかりやすい世界に接近してしまった印象。
正直中盤がかなりだれた。
久々に見る。
ご都合主義過ぎるむちゃくちゃな映画ではあるのだが、もはや運命の映画と見たくもなる引力が漲っている。
横溝オマージュ多すぎだろ。
戦争にまつわる責任論は、もはや昨今のトレンディですらあるな。
絶望的にきついシン仮面の百倍おもしろい。ただまあ、一回きりはまったシンゴジのテイストを踏襲することで、ぺらぺらなオタク早口もけつも、なにもかもがダサいなという結論にはなる。
全てのうさんくさいぺらぺら>>続きを読む
久々に。三回か四回目?
この豊かな映像をみれば、マジリア~🚀も蛇足にさえ感じるが、そのはみだしは無論嫌いじゃない。
狭い空間に半裸ですし詰めになって麺をすすりたい。
はじまった瞬間ブレッソンみのある身も蓋もない映画を予想したが、いい意味で裏切られる。すごい。
意味もなくただ独りゆくだけで、こうも世界が豊かに広がるのかと。
脚本まあよく出来てる気はするけど、なんで最後みなピンクにしちゃうの?
ケンらのわかりやすい造形はフェミニズムからのツッコミというにはわかりやすすぎて、逆に人間性への不信でしかない
久々に見る。
喜捨の哲学をかじったロック・ハドソンが、ガチャでいきなりSRを引いたかのごとき勘違いをする、その素朴さに泣く。それでも素朴さは純朴に転じる。
盲目のジェーン・ワイマンに捧げられた、これで>>続きを読む
また、えらい古臭い映画やなーとは思うが、はったりみたいな感じは嫌いではない。
湖畔の廃ビルが実にボロくてよい。
やはりというか予想の斜め上をいくというか、へんな映画。
権力の逆転をにまつわる歪なメロドラマ。あるいは逆転を許す不器用な優しさの映画?
なんだろう、これは。
久々に。
近未来的なというのか予知的というのか、生殖にまつわる話が結構長くてだれる。
風よ嵐よ、暴力的で好ましい。
こーゆー感想抱いて下さいね、こーゆー感想もちました、と誘導されるだけの凡庸な映画。
あと、その音楽の使い方はちがうよね。
シンなんたら見るたびに、いつも昭和の亡霊みたいな話でなにがシンなのかよくわからないが、とりあえず虚無を食むような二時間だった。
浜辺美波がさむすぎてきつい(演技力はよく知らないが)
柴崎友香のコメントにつられて見る。
そして、あまりにご都合主義な謎の展開をみるに、単純なカットバックによる追跡映画とは思えず、柴崎の小説『わたしがいなかった街で』のように想像力についての映画なのではな>>続きを読む
エリセにだけ許される引用。
最後の最後(?)でものすごくストレートなのきたね、そして瞳の映画。