ellshootingstarさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

使命感溢れる保安官が悪党から街を守る話だが、英雄などではなく、住民の援助もなく、新婚の花嫁にも理解されないという設定が良い。

孤立無援で4人をどうやって相手するかと思いきや、花嫁が1人を射殺し、ラス
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.8

何はさておきオードリー・ヘップバーンのフォトジェニックさに強い感慨を覚える。

粋なセリフや、夜の室内テニスコートにシャンパンを持ち込むオシャレな映像も印象的。

ビジネス以外に興味のない富豪の長男と
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シャイン(1996年製作の映画)

3.9

ピアノには驚異的な才能がある一方、欠落もあり、古風で厳格で頑固な父のもと、ポーランドからオーストラリアへの貧しい移民家庭に育つデヴィッド。

その才能ゆえ、周囲は彼を留学させようとサポートするものの、
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

テレビの吹替版で鑑賞。

普段あまりアニメ映画を見ないので、背景の質感や光加減のリアルさ、綺麗さが印象深かった。

メキシコでも、アメリカでも、どこでも、亡くなった人、先祖も含めた家族を思う気持ちは同
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48時間(1982年製作の映画)

3.3

ストーリーに特段の魅力があるようには感じなかった。白人刑事と黒人の囚人という両極端が仕方なくコンビになって事件の犯人を追うという設定に独自性があるといったところ。

苦労を分かち合い、そこはかとない友
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.0

客船を舞台にしたパニック映画の傑作。セットや特撮が、CGのない時代の作品であるにしても真に迫っている。

『タイタニック』も同じような沈没する客船を素晴らしい特撮で描いた作品だが、この映画があったから
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パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト(2014年製作の映画)

3.9

パコ・デ・ルシアという名前は知っていたが、たまたまレコメンドに出てきたので鑑賞した。

インタビュー中、パコはほとんど笑わず、渋いに近い表情を終始崩さないことが印象的だった。ブレイクした時も喜ぶより戸
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

問題や障害を抱えて生きる男が、疎外され虐げられて感じる悲哀と怒り。

アーサーなりの精一杯で仕事をしているのに、悪い循環になっていくあたりは見ていて辛い。

ウォールストリートのエリートが殺されれば市
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

その長さにこれまで鑑賞をずっと先延ばしにしてきた。いざ見てみたら、2日に分けたこともあり、それほど長さを感じなかった。

パリの大通りの喧騒と、大衆向けの劇場の歓声といった中に、片想いの連鎖が物悲しく
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バットマン(1989年製作の映画)

3.9

イカれた人物を演じさせたらジャック・ニコルソンが史上最高。怒りより笑いに迫力を感じさせる。

バットマンの乗る車がカッコいい。

ジョーカーの最期が本人の言ってたとおりに “if you gotta
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前半は、なぜ果てしない時間を超え、行き着いた遠い惑星の猿と人が、いきなり英語の言葉と文章でコミュニケートできるのか説明もないので、そこが気になってやや不満をもちながら観すすめた。むしろ、その理由を考え>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.4

典型的な感じというのが全体的な印象。エディー・マーフィーの醸し出す雰囲気が一番の見どころ。バックの音楽が歌なしのものでもよく聞くものなのが驚いた。

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

3.5

1940年頃の炭鉱に生きる市井の人々の価値観、倫理観に触れることができる。

怒りの葡萄(1940年製作の映画)

3.8

機械に雇用が奪われる80年前と、これからAIやロボットに雇用を奪われるかもしれない近未来。この映画の時代は住む場所すらままならなかった民衆がいたことが描かれているが、近未来はどうなるのか。

母親役の
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