にさんの映画レビュー・感想・評価

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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.4

映画好きの友人2人が絶賛していたので、ようやく視聴。

ライブ後のシーンは、自分と星野の境界がわからなくなっての行動があれなのかな。以降、リリイ・シュシュの曲をちゃんと聞いている描写もないですし…。こ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

よかった。主人公らの声がすごくあっている気がしたし、ここからもっと面白くなるだろうと期待を抱かせてくれた。
まだ前章だけなのでストーリーの評価はできないけれど、謎が色々散りばめられていて、後章を見るの
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

救いのない話…。洗濯機を回し、風呂に入れ、堕胎を試みる3連続は見るに堪えなかった。
かつて仲良く室内ピクニックをしたレジャーシートで子どもの遺体を包むところは、冒頭のロールキャベツを作るシーンとの対比
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.6

映像が美しく、宇宙の神秘を感じた。
終盤、吹っ切れた様子になってからのストーン博士は応援したくなる気持ちにさせてくれたが、それまでは、自分の内にハラハラドキドキを超えた苛立ちのような感情が出てきたこと
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

突きつけられる無理難題と、それを成長しながら乗り越えていく姿が痛快で面白い。
仕事も恋も大変だろうけど、一生懸命な人は美しいと思った。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

同じようで、少しずつ違う日常が描かれている。
平山が後半で感情を昂らせるところがあり、人間味を感じるとともに、自分の何気ない時間を奪われることが嫌なのだろうと思った。
仕事をして、ささやかな喜びを守る
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.3

起承転結がしっかりとあり分かりやすいストーリー。音楽も心地よい。
幼いときに欠乏していたものを、人は誰しも追い求めるのだろう。自分もそうかもしれない。それでも、身近な幸せも忘れずに、大事にしていきたい
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

アクションやセットには迫力が十分ある。信と漂の絆にも感動した。
めちゃくちゃハマった!というわけではないが、無難に続きが気になるので見てみたい。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

個人的には刺さらなかったかも。
荒唐無稽な話で、映画の概要を知った時は面白そうだと思ったが、鑑賞中はあまり笑いのポイントが理解できず…。
奥さんの性格が良ければ、冷めゆく夫婦仲を修正しようとする夫に感
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

迫力あり。
そしてキャラクターの外見が原作に忠実で、製作陣、俳優陣のリスペクトを感じた。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

映像を白黒、カラーで使い分けていたり、不安を煽る不気味な音楽があったりしたところが印象に残った。
また、主人公ベラがストレートに求めるものとして、安全→性的欲求→知的欲求というように変化していったこと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

主人公の心情について、多くを語らずともしっかりと映像に表されているように感じた。
最後の方の展開も、とんとん拍子な気もするが自分はすごく好き。もっと深く考えたいと思ったので、また見たい。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

美しく、恐ろしさも伝わってくる映像や、儚く、強い人間関係が印象に残る。
月並みな感想であるが、日々の何気ない会話、生活がどれほど大事であるか、しみじみ感じた。

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.2

取り戻したいがどうしても取り戻せない、そんな悲しい雰囲気が漂う。そんな中、歌で自分の居場所を示すキリエの姿に心打たれた。
また、イッコの思いや行動、どうなったか等に関しては不明な点も多い。しかし、境遇
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.5

感動したのはもちろんのこと、終盤の展開が非常に綺麗にまとまっている印象。山本の優しく、強い意志が受け継がれていることを感じた。

ナポレオン(2023年製作の映画)

3.2

人間臭いナポレオン。
ポスターにあるキャッチコピーは「英雄か、悪魔か」の二点を強調しているが、戦場での勇姿(最後以外)と母性に対する飢えから来るであろう幼く自己中心的な精神の二面性が印象に残った。