Nikkaiさんの映画レビュー・感想・評価

Nikkai

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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

久美子が部長として、部員全員に気を配って、悩んで、問題を解決していって…頼もしい。
アンサンブルメンバーへの的確なアドバイスに、私まで感銘を受けてしまった。

1年生のグループが2年生のグループよりも
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画館で観たけれど、新1年生の名前と顔があやふやだったので、再視聴。
久しぶりに観る響け!は、殺傷能力がある。

新しく入った1年生は皆なにかを抱えているようで、皆の成長の過程がトゲトゲして痛々しいけ
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キャロル(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

暗くて、もやもやする映画。

ずっとキャロルに良い印象を持てなかった。夫にも原因があったとはいえ、女性との不倫を始めたのはキャロルだし、娘の親権が懸かった離婚訴訟中にテレーズと逃避行のような旅をするの
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たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あまりに青春していて、胸がぎゅってなる。
たまこともち蔵が一緒に育った幼馴染という関係を変化させて、「好き」という気持ちを伝え合うまでの物語。

もち蔵の男気と、ピュアで初々しいたまこの動揺が見どころ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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アプリコットの味がする映画。甘酸っぱい!
爽やかな夏の日差しとピアノの音が印象的で、どこを切り取ってもおしゃれ。
作曲、読書が趣味の17歳と大学院生の24歳の一夏の恋、この要素すごくセクシーだと思う。
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マスク(1994年製作の映画)

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カートゥーンアニメ好きの冴えない銀行員がマスクを付けると、最強の力を手に入れて、言いたいこと、やりたいこと、全部できる!
マスクはヒーローでも悪役でもなく、共感して愛おしさを覚えるような存在なのは珍し
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

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今さら初見。子どもが見ていないところで、おもちゃが自我を持って動いている、という幼少期の妄想をそのまま映画にした作品で、とにかく楽しい。ストーリーの展開も、山場が複数あって見ていて飽きなかった。「この>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フレディ・マーキュリーの人生とQueenの名曲が重なって、最後のライブシーンに繋がるという、感動するしかない激アツ映画。知っている曲が、試行錯誤しながらできていく過程を見られるのが楽しい。レコード会社>>続きを読む

劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テレビアニメ24話で収まりきらなかった伏線の回収。オカリン以外にうっすら別世界線の記憶が残っているという設定は冷めるな、と思っていたのだが、この劇場版に繋がるなら許せる。人の存在が跡形もなく消える怖さ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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SFかと思いきや、意外とファンタジー。
主人公が細身の美形で、人を操る能力者だという点が、コードギアスっぽいなと思った。ティモシーはビジュアルが2次元なので、ほぼルルーシュ。
行動を共にする相手が、ヒ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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ホラーかコメディか、はたまた何か壮大なストーリーがあるのか、と考えながら見ていたけれど、結局何もわからなかった。途中で、これは考えるだけ無駄だと悟り、監督がやりたいことやってる映画(「君たちはどう生き>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

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思っていたより日常(ギャグ・ラブコメ)シーンが多く描かれていて、堅いSFや戦争モノが苦手でも、とっつきやすかった。ガンダムをはじめ、他のSF作品を先に見ているから、新鮮さはなかったけれど、これが原点だ>>続きを読む

少女は自転車にのって(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サウジアラビアでは、女性が自転車に乗ることは、不妊に繋がるはしたない行為とされている。そんな社会で、強気に夢を叶える少女の物語。
日本との文化の違いとしては、女性が男性から隠れて生きている様子が印象的
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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前情報一切なし、子供向けのよくあるアニメかなーと思って観たら、めちゃくちゃ大人向けでしっかり面白かったので、なんか得した気分。序盤の展開が、閉ざされた村で謎の薬の製造方法と人々の死因を探る、というコナ>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

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弱々しいドジっ子だった千尋がしっかりもののお姉さんになっていく過程や、嘘の物質でしか存在価値を示せなかったカオナシが、自分の居場所を見つけるとか、そういう成長にいちいち感動して泣いてしまう。
久しぶり
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

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「絶対こうなる、気をつけろ、絶対こうなるからな…………ほらー!やっぱりこうなるーー!!」の連続。この家族は、常に我々の期待に答えてくれる。下品でバカバカしいギャグは、予測できても面白い。
しかし、散々
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(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

北野映画は初めて見たが、予想外に良かった。スパスパ飛んでいく首と、丁寧に描かれる男色、たけしのアドリブっぽい面白シーン……笑いあり、グロあり、胸キュンあり、裏切り多数の超大作だった。

登場人物が皆、
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

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前半はチープなCGと、原理がわからない登場人物の言動(そんな怒る?すぐナイフ出す?)が気になって、あまり面白くなかったが、一人称視点で見る本田望結ちゃんがかわいかったのでなんとか見れた。
後半は異世界
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

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テレビの心霊番組みたいな編集。バラエティ、ドキュメンタリー色が強く、ミステリーの要素もあり、あまり怖くないかなーと思って見ていたが、口裂け女と遭遇した際の緊迫感と、謎が完全に明かされないという点が結構>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今度の舞台は1885年、西部劇の世界観。
チンピラをマーティンが成敗する展開や「デロリアンを隠せ!」など、前作から続く伝統は残しつつ、今作はドクの恋愛模様が描かれているのが印象的だった。ずっとイカれジ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

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未来を変えるため、2015年にタイムスリップしたドクとマーティン。しかし、ビフの介入によって事態はこじれ、また過去に戻る羽目に。
2は1よりもタイムパラドックスを恐れているため、ずっと緊迫感がある。過
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

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今まで、なんだかんだ見てこなかった名作映画。初見だが、知ってる車と音楽が出てきてテンションが上がる。結構前に乗ったUSJのアトラクションを思い出した。
内容は思っていたよりもコミカル。タイムスリップの
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主人公トゥルーマンの生活は、リアリティーショーとして、24時間・全世界のテレビで生中継されている。私はこの設定の倫理観に引っかかって、ずっとモヤモヤしてしまった。同意を得ずに個人のプライベートの配信を>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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カーチェイス、格闘、電車への侵入と脱出など、アクションは、トム・クルーズクオリティで、映像と音の迫力がすごかった。これを大きい映画館で見れて良かった。
アクションは期待通り面白かったけれど、ストーリー
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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登場人物の歳が自分と近く、認めたくないけれど趣味の感じも少し似ているので、見ていてすごく恥ずかしかった。学園モノのラブコメよりも、直視するのがキツい。こいつらダサいなーと思いつつ、自分も似たようなもの>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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宮崎駿の脳内世界を、全部見せびらかされたみたいな感じ。私は歳を重ねるごとに、こういう世界を妄想しなくなっていったが、宮崎駿は子どもの頃と同じように、今も頭の中にこの世界が広がっているのだと思う。

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パーソナルソング(2014年製作の映画)

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高齢者施設は社会と隔離され、命は保障されるものの、人間性や尊厳は十分に保障されていない。「パーソナルソング」は、そんな施設に入所する高齢者の記憶を呼び起こし、社会と繋ぎ、愛を与える。
何を考えているか
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レストランの少し特別な一夜の話。同じ空間で小さないざこざやハプニング、お洒落なやりとりが繰り広げられるが、最後の最後まで重大事件が起きないので、途中で飽きてしまった。ラストの復讐も、なんだかあっさりと>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

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前作のストーリーが面白すぎたので、頻繁に描かれるよくわからないけんかや恋愛要素に、どうでもいいよ…と思った。思春期の愛嬌として楽しむべきだったかもしれない。
「アバダ・ケダブラ」はチート、あっさり人が
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイムリープや過去の両親の人間関係など、「時間」を軸にしたストーリーが面白い。
狼人間ルーピン先生の「いたずら完了」というセリフにぐっと来た。すべてが繋がっていて気持ちが良い。
子役なので、数年の間で
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

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吹き替え版で見たので、cv.石田彰で展開を察し、思った通りの展開になって嬉しかった。
ハリーポッターは、めちゃくちゃ魔法の才能があるのに、概ね魔法ではなくフィジカルで戦うのが面白い。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

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今まで映画を見たり、原作を読んだことがなく、「謎スポーツがある」「キャラの濃い先生がいる」など断片的な情報のみを知っていたため、持っていた知識の答え合わせができて楽しかった。
気軽に見たが、圧倒的なフ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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試合が凄かった。
実際の試合と同じかそれ以上の選手の動きのダイナミックさが、アニメでしかできないカメラワークで描かれているので、見ていて楽しい。ゾーンに入ったときの静寂と心臓の音、スローモーション、そ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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めちゃくちゃ豪華で楽しい映画。親しい人と一緒に、歓声や野次を飛ばして盛り上がりながら見ると、最高です。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

中盤でネタバラシして、更にもうひと展開あるというのが予想できなかったので、面白かった。吐いちゃう看護師が良いキャラクター。ミステリーとしてちゃんとしてるのに、ギャグ要素が多いため、気楽に見れる。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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自然災害、一人旅、JK×東京大学生、など気分が高まる要素満載で、鑑賞後の満足感がすごい。出会う人が皆優しすぎたり、ハッピーエンドなのは新海誠の嗜好の変化なのか、妥協なのか、考えてしまう。
きれいに伏線
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