このレビューはネタバレを含みます
料理ってのは奇妙なものだ。
規則性が求められながらも、科学ではない。
主人公は機械的な動きでその規則性に疑問を持つ女学生を刺し続けたのは当然だ。彼は料理教室の先生、すなわちその規則の主である。
しかし>>続きを読む
陳腐なストーリーと、優れた技術とリソースを前にして、
叙述に注力して凡作にするか、絵作りを尖らせるか。
監督は前者を選んだ
原作の面白い感性を脚本を通して感じた。
一枚一枚の絵作りに工夫を感じた。が
カット1つ1つが漫画コマを再現してる感が強く、しかし変形・配置・中身省略可能なコマによる時間性は映像に不可能で、結果堅苦しい>>続きを読む
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お嬢さんは格闘選手を鑑賞するみたいに、アメフトする主人公に「まなざし」を向けている。そのお嬢さんを背負った主人公の表情は、彼女を背負った時とは真逆なのだ。
嗚呼、そんなに美しい滑落だったのに、主人公は>>続きを読む
なんてレベル高いユーモア何だ。
いつも木の横にあるそのバーにありそうな椅子が一番好きw。
それは観客の椅子だ。
全編通して意味不明な手持ち。
安易な写実志向でショットを長めにするが、形式的な表現力乏しく、役者になんとか演技で観客を感動させてくれと丸投げのよう。
前半は全知のように過去を1つ1つ大人しく辿るが、後>>続きを読む
すごい造形力です。
お辞儀する時肘が左右への尖る具合でお辞儀の程度が感じられます。
原作もすごく上手いですが、芝居作画でその特徴を一層発揮させたのは最高です。
初キャラデと作監の森田千誉先生、これから>>続きを読む
むしろ画風によるマルチバースの表現がぜんぜんたりていない
ホービーが時々主人公と同じ画風に揃えるの何なんだろう?
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怪物が何かはいうまでもないが、大人と子供のロールの違いが面白いところだ。大人は怪物を生み出しながらも忠実した実践者であり聞き耳を持たない。子供は圧迫され(一人は暴力的に、一人は精神的に)ながら、それを>>続きを読む