Nonoさんの映画レビュー・感想・評価

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関心領域(2023年製作の映画)

3.7

それぞれの暮らしで「関心」が一体どこに向けられているのかがフォーカスされているけど、
展開や場面描写から我々鑑賞者側の「関心」にも問いかけられる作品で、個人的には結構ゾッと、というかヒヤッとした。
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ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

2.9

清水尋也を観たくて、、って感じだけど、終始よくわからん。

なんか監督の?癖が強いな。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

がむしゃらに好きでやれることが、頭で考えてやろうすると途端にできなくなったり、他人と比べてどこか自信がなくなって楽しさを忘れてしまったり。

大人になっても訪れるその感覚と、自分との向き合い方を思い出
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.7

自分を肯定して愛せるようになる。
そんな映画。

マーニーとの時間を通して紐解かれていく過去と主人公の人柄が素敵。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

タイ版エクソシスト。

って感じだけど、いわゆる東南アジアの土着信仰をテーマに、モキュメンタリーで描かれたほどよく緊張感が持続するホラーで、文化人類学専攻だったわたし個人的には結構怖おもろな作品だった
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

いろんな意見ありますが、意外にシンプルに受け取って解釈できたような気がする。

細かいところを突き始めたら寝れないけれど笑)、結局のところ、小説版の最後にも掲げられている、「すべての人が友達であるよう
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

大好きA24の作品、MEN同じ顔の男たち。
いや〜気色悪い!!笑

描写が、とにかく気味悪いので無闇な問覧は注意です。
ただ、個人的にはめちゃくちゃモチーフがわかりやすく描かれているなと思ったので、考
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.7

心が温まる良作。
逆風ばかりの環境で根を張って努力する人はどんな形であれ美しい。
見ていて勇気が湧いてきます!

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.8

シャーロックホームズ好きなら観ないわけないがない本作。

ストレンジャーシングスでお馴染みのミリーが主演、そして私がこの作品で見つけた新たな推しメンがルイスくんです。

テンポ感もよくそこまで気難しく
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

とにかく気持ちが悪い且つ後味が悪い。笑

ただ、劇中のところどころで「あれ、、?」とドキッとしたところが、ラストのラストで全て伏線回収されて特大ブーメランで返ってくる怖さは、A24流石の展開力という感
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

まず、泣きました。
私は号泣です。そしてブラピがカッコ良すぎる。

生きること、死ぬこと、愛の素晴らしさが言葉や理屈では言い表わすことができないくらいにひしひしと感じて、もう中盤からすっと鼻を啜りなが
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

心の空虚感というか、得体の知れないぽっかり空いたものが、温かいものでスポッと埋まる感覚。

見たらわかる。きっと。

思春期の成長と葛藤に"LGBTQ"とか"マイノリティー"とかそんなものは関係ない。
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

Netflixオリジナル。
この手のスリラーものは、単に恐怖を煽るかよくわからないストーリーが多い中、個人的には久々に見応えと考察のし応えがある作品でした。

わたしがキーワードだと思っているのは"繋
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.7

映像のつくり、カメラワーク、リンクする音楽、兄タイラーから妹エミリーへと劇中で視点が変わる瞬間の演出、全てがA24だなぁと。
この映画は見方によっては色んな解釈ができると思う。一見は"愛"を軸に、挫折
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アス(2019年製作の映画)

3.7

単なるホラー映画ではなく、アメリカの時代背景や社会格差をテーマに描かれた作品。登場する全ての描写に意味があってかなり見応えがある。個人的にここ最近で観たホラー系の作品でTop10には入りました。

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.2

個人的に内容には少し物足りなさを感じたけれど、会話劇と雨とNYの雰囲気、そしてピアノのメロディで描かれた世界観はウディ・アレンだなぁと。若者青年の恋と人生の葛藤がカジュアルに描かれてて、見やすい映画で>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

久々にレイトショーで鑑賞。
『若草物語』の著者ルイーザ・メイ・オルコットを描いた、主人公ジョーを中心に、マーチ姉妹4人がそれぞれの"女性としての幸せ"を問い続けながら逞しく生きる姿にもの凄
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海街diary(2015年製作の映画)

3.7

生活風景や会話のテンポ感がとてもリアルで、兄姉がいるわたしにとっては、懐かしい気持ちに。家族だからこそ対立したり分かち合えたりすることがたくさんあることを改めて思い出す作品。
女優陣が素晴らしい。

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ナルニアは個人的に大好きなシリーズなのですが、特に第3章のラストはとても考えさせられる良シーンにぐっときます。

ナルニアの象徴でもあるアスランと、ナルニアを去るルーシーとの会話。

ル「会いにきてく
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

映画の良し悪しっていうよりも、このタイミングで観たからこそのリアルさしかなくて、ちょっとヒヤリとした感じ。
ただ、実際裏でどんな風にウイルスと闘っている人たちがいるのかということを、イメージすることが
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.9

描写が美しく、文学や絵画を接点にしたアデルとエマの会話がすてきで、個人的にはすごく好みの作品。あと、とにかくレア・セドゥがかっこいい。
決してハッピーエンドでもバッドエンドでもないから、最後はいまいち
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ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

3.7

ジョニー・デップ、ティム・バートン、そして忘れてはならない、ヘレナ・ボナム・カーター笑 このタッグももちろん醍醐味となっている本作は、ティム・バートン作品の中でもわりと初心者でも観やすいダークファンタ>>続きを読む