韓国映画が大好きな幼なじみ男女の設定を韓国映画っぽく描くのではなくアメリカのインディー的文脈の、リアリズムで描きましたって感じだろうか。
しかし期待を超えるサムシングには本作はならず...。
てか『>>続きを読む
ボス格の別の二人の人間が同じハゲ方をしていて、わかりにくいぞ。
そして"真の支配者"がラストに出動して悪党どもを一掃するわけだが、あれはあれでいいのか...。
ポスターはメタルのアルバムのジャケみ>>続きを読む
なんとなくダメな気がしてブランドンの方は観てこなかったんだが、初めて観てやっぱりダメだった...。まず120分近くあるのがイケてない。脚本が良くないふうに上に積まれているように感じられる。
表現も過>>続きを読む
いやーこれはおもろかった。
大好物の90年代スリラー。
レイ・リオッタってほんとにイイ俳優だなぁっていうのを感じる映画である。さすがに上手い。犯罪起こすタイプの自己愛男をなかなかリアルにやっている。>>続きを読む
いいですねぇ。
主人公が殺したはずの人間がまだ生きているかのように、主人公のまわりを「うろつき」、それによって苦しめられるという、ちょっとヒッチコックがやりそうな。
主人公はただただセルフィッシュ>>続きを読む
なんか...パク・フンジョンて基本マンガやねんな。『魔女』もそうだったが。
ゆえにけっこう「なにこれ?」みたいなスベってる時間がいくつか発生してたりする。
ゆえにこれも「ノワール」なのかもしれない>>続きを読む
これぞアメリカンニューシネマな、どこ行っていいか何していいかわかんない、精神的に漂流しているような男の話であった。
おもろ...。
一人一人(完全なモブキャラまで)バックグラウンドを丁寧に重ねていくのが160分の理由。
わりと光の魔術師的側面もあるよね。
ギカギガさせるわけでもなく、そのさりげなさが美しかったりす>>続きを読む
法廷シーンのカット割り、これ大変そうだな〜と思って、でもどっかで同じような感想書いたことある、と思ったら『或る殺人』だ。でその原題は『ANATOMY OF A MURDER』なのね。参考にした作品にタ>>続きを読む
これ超好き。
スリラージャンルにホラーの要素が入ってるやつ、みんな好きなのではなかろうか。それがもうここでなされているっていうか。
特に殺人が起こるシーンはほとんどいま我々が主にスラッシャー映画で観る>>続きを読む
旦那が犯すソレも致しかたないと思えてしまうほどの嫁のカスっぷり。
全体としてはちょっといま観るにはテレビドラマっぽすぎるかもしれない。
死体隠すor 捨てるとこは別に見せないというやり方。
子ど>>続きを読む
鍵のやりとりどうこうがややこしくないか...。こういうの好きじゃない。
後半かなりどうでもよくなってしまった。
『洗浄』が圧倒的に良いと思う。物語における不条理/アンチモラルの徹底と、撮影におけるカットへの意識という点で。
引きと寄りのバランスの良さ。
ただ、テーマをごちゃごちゃ喋るのとかやたら引き伸ばされた肉弾戦はやっぱりいらん。
ちなみに庵野の仮面ライダーのドキュメンタリーってめっちゃ批判されてるけど、おれは庵野が>>続きを読む
不倫にハマってってバレるまでにたっぷり7、80分くらい使うからそこからさらにもう一ドラマ展開するため120分の映画になってしまう。ハリウッドらしいですネ。
未見の90分で終わるオリジナルのシャブロル>>続きを読む
これ本国でヒットしたのは確かなんだが、なんでこんなに日本でもちゃんと観られてるんだ?YouTubeとかでバズったりしてるんだろうか?
民家の地下には...っていう『恐怖のいけにえ』みたいな昔ながらの>>続きを読む
なんだかなぁ...この語りの鈍重さは。体感的に全然進まなくてキツいタイプのやつだった。
善悪どちらのキャラも丁寧に描きすぎなのだろうか。
リチャード・ギアは超絶悪いヤツのはずで、実際悪いことを重ねて>>続きを読む
遅ればせながら初鑑賞だったんだが。
よき。
古くは『アスファルト・ジャングル』『現金に体を張れ』のようなノワールのサブジャンル、いわゆるケイパーものの伝統的なスジ(盗んで堕ちる)に、90年代らしいサ>>続きを読む
相変わらず話を遡って遡って現在時制では特に何もせずウジウジやったあと最後なんとなくなにかを見つけた気分になって終わるやつをやっている。
海に家族でバカンスに来たら旦那が崩れた桟橋の木に足を挟まれ動けなくなる。
その妻は車に乗って海を離れ、助けるために必要なモノを取りにいくのだが、その途中で脱獄犯と遭遇してしまい人質に取られてしまう..>>続きを読む
精神異常をもった人物が乗ったバスで銃を奪った後、入ったバーで5人を人質に取り籠城する。
犯人は25分以内に医者を呼んでこいっていう要求を出すんだが、25分って短さが意外と斬新。ゆえにほぼ映画の尺と同>>続きを読む
ドキュメンタリー調で淡々と捜査が続き、中盤の見せ場の戦闘場面も音楽なしで銃声だけが響いてコロっと死ぬみたいな、超しびぃ映画。ちょっと北野映画的な。クール。
ノワールらしい陰影強めのライティングに、あ>>続きを読む
シリアルキラー側の視点で進む、ヤバいヤツの日常を覗くタイプの好きなやつ。
ヤッた女が寝てるとこにハエが歩くみたいな、ああいう細かくてイヤな描写がいい。
タイトル、かっけぇよな。
中盤、主人公(てか誰の話かもわからんくなるのだが)がただのコマになって特に危機も迎えず、延々と状況の説明のために動くみたいなことになる典型的バカ邦画脚本。最後ちょっとだけ危険な状況に陥るも、まったくア>>続きを読む
美術とかVFXとか、思いのほか高いプロダクションのクオリティ。このシリーズ儲かってんだなぁ〜っていう。
梶原善が年齢を重ねたこともあるのか、すっごくよい。
海外の渋めインディードラマでわりと重要な役>>続きを読む
これエロ映画として日本に入れられてるけど、実はヴェネチアとかテッサロニキとかのわりとアーティめ映画祭でちゃんと評価されてる作品なのよね。
レイプされたことでなにか解放されるものがあるのか。それとも何>>続きを読む
フランシス・マクドーマンドのマージのちょっとした浮気心についての描写があるってこと忘れがち(精一杯のオシャレであろう花柄ワンピかわゆい)。
犯罪パートは犯罪パートとして、それと並行して徹底的に地味な>>続きを読む
この映画、12個のロングテイクだけで構成されている。
役者のテンションが高めなのだが、それをあんまり違和感なく観れるのはやっぱり演出の力がある。
終盤のスプリットスクリーンとかちゃんと映画的高揚があ>>続きを読む
わりと凡なリベンジ(?)アクションでなんだかなぁ。いまさらシュレイダー(脚本)にこれはあんまり求めとらん。もっと歪なサムシングがこちとら欲しいのだ。
主人公の移動が多いとどうでもよくなってくる問題。>>続きを読む
これは最高じゃん。
犯罪者たちがさらなる犯罪に手を染めていき、"狂犬"の暴走がありーの、仲間うちの裏切りがありーの、結果的にヘタこいて堕ちるだけ堕ちていく、っていうある意味"正統派"のノワール。強め>>続きを読む