nさんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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韓国映画が大好きな幼なじみ男女の設定を韓国映画っぽく描くのではなくアメリカのインディー的文脈の、リアリズムで描きましたって感じだろうか。

しかし期待を超えるサムシングには本作はならず...。
てか『
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

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ボス格の別の二人の人間が同じハゲ方をしていて、わかりにくいぞ。

そして"真の支配者"がラストに出動して悪党どもを一掃するわけだが、あれはあれでいいのか...。

ポスターはメタルのアルバムのジャケみ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

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なんとなくダメな気がしてブランドンの方は観てこなかったんだが、初めて観てやっぱりダメだった...。まず120分近くあるのがイケてない。脚本が良くないふうに上に積まれているように感じられる。

表現も過
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不法侵入(1992年製作の映画)

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いやーこれはおもろかった。
大好物の90年代スリラー。

レイ・リオッタってほんとにイイ俳優だなぁっていうのを感じる映画である。さすがに上手い。犯罪起こすタイプの自己愛男をなかなかリアルにやっている。
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追求(1945年製作の映画)

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いいですねぇ。

主人公が殺したはずの人間がまだ生きているかのように、主人公のまわりを「うろつき」、それによって苦しめられるという、ちょっとヒッチコックがやりそうな。

主人公はただただセルフィッシュ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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これにはさすがに誰も「長いMVだな」みたいなことは言わないか。

貴公子(2023年製作の映画)

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なんか...パク・フンジョンて基本マンガやねんな。『魔女』もそうだったが。

ゆえにけっこう「なにこれ?」みたいなスベってる時間がいくつか発生してたりする。

ゆえにこれも「ノワール」なのかもしれない
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ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

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これぞアメリカンニューシネマな、どこ行っていいか何していいかわかんない、精神的に漂流しているような男の話であった。

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

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おもろ...。
一人一人(完全なモブキャラまで)バックグラウンドを丁寧に重ねていくのが160分の理由。

わりと光の魔術師的側面もあるよね。
ギカギガさせるわけでもなく、そのさりげなさが美しかったりす
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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法廷シーンのカット割り、これ大変そうだな〜と思って、でもどっかで同じような感想書いたことある、と思ったら『或る殺人』だ。でその原題は『ANATOMY OF A MURDER』なのね。参考にした作品にタ>>続きを読む

毒娘(2024年製作の映画)

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佐津川愛美が劇中で観てる外国語の映画はオフュルスの『魅せられて』ですネ。

虐殺の街(1950年製作の映画)

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これ超好き。
スリラージャンルにホラーの要素が入ってるやつ、みんな好きなのではなかろうか。それがもうここでなされているっていうか。
特に殺人が起こるシーンはほとんどいま我々が主にスラッシャー映画で観る
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容疑者(1944年製作の映画)

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旦那が犯すソレも致しかたないと思えてしまうほどの嫁のカスっぷり。

全体としてはちょっといま観るにはテレビドラマっぽすぎるかもしれない。

死体隠すor 捨てるとこは別に見せないというやり方。

子ど
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ダイヤルM(1998年製作の映画)

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鍵のやりとりどうこうがややこしくないか...。こういうの好きじゃない。
後半かなりどうでもよくなってしまった。

NN4444(2024年製作の映画)

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『洗浄』が圧倒的に良いと思う。物語における不条理/アンチモラルの徹底と、撮影におけるカットへの意識という点で。

終末の探偵(2022年製作の映画)

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引きと寄りのバランスの良さ。

ただ、テーマをごちゃごちゃ喋るのとかやたら引き伸ばされた肉弾戦はやっぱりいらん。
ちなみに庵野の仮面ライダーのドキュメンタリーってめっちゃ批判されてるけど、おれは庵野が
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運命の女(2002年製作の映画)

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不倫にハマってってバレるまでにたっぷり7、80分くらい使うからそこからさらにもう一ドラマ展開するため120分の映画になってしまう。ハリウッドらしいですネ。

未見の90分で終わるオリジナルのシャブロル
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バーバリアン(2022年製作の映画)

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これ本国でヒットしたのは確かなんだが、なんでこんなに日本でもちゃんと観られてるんだ?YouTubeとかでバズったりしてるんだろうか?

民家の地下には...っていう『恐怖のいけにえ』みたいな昔ながらの
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背徳の囁き(1989年製作の映画)

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なんだかなぁ...この語りの鈍重さは。体感的に全然進まなくてキツいタイプのやつだった。

善悪どちらのキャラも丁寧に描きすぎなのだろうか。
リチャード・ギアは超絶悪いヤツのはずで、実際悪いことを重ねて
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GONIN(1995年製作の映画)

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遅ればせながら初鑑賞だったんだが。
よき。

古くは『アスファルト・ジャングル』『現金に体を張れ』のようなノワールのサブジャンル、いわゆるケイパーものの伝統的なスジ(盗んで堕ちる)に、90年代らしいサ
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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相変わらず話を遡って遡って現在時制では特に何もせずウジウジやったあと最後なんとなくなにかを見つけた気分になって終わるやつをやっている。

人妻の危機(1953年製作の映画)

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海に家族でバカンスに来たら旦那が崩れた桟橋の木に足を挟まれ動けなくなる。
その妻は車に乗って海を離れ、助けるために必要なモノを取りにいくのだが、その途中で脱獄犯と遭遇してしまい人質に取られてしまう..
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ダイヤル1119(1950年製作の映画)

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精神異常をもった人物が乗ったバスで銃を奪った後、入ったバーで5人を人質に取り籠城する。

犯人は25分以内に医者を呼んでこいっていう要求を出すんだが、25分って短さが意外と斬新。ゆえにほぼ映画の尺と同
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夜歩く男(1948年製作の映画)

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ドキュメンタリー調で淡々と捜査が続き、中盤の見せ場の戦闘場面も音楽なしで銃声だけが響いてコロっと死ぬみたいな、超しびぃ映画。ちょっと北野映画的な。クール。

ノワールらしい陰影強めのライティングに、あ
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次は、心臓を狙う。(2014年製作の映画)

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シリアルキラー側の視点で進む、ヤバいヤツの日常を覗くタイプの好きなやつ。

ヤッた女が寝てるとこにハエが歩くみたいな、ああいう細かくてイヤな描写がいい。

タイトル、かっけぇよな。

変な家(2024年製作の映画)

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中盤、主人公(てか誰の話かもわからんくなるのだが)がただのコマになって特に危機も迎えず、延々と状況の説明のために動くみたいなことになる典型的バカ邦画脚本。最後ちょっとだけ危険な状況に陥るも、まったくア>>続きを読む

リゾートバイト(2023年製作の映画)

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美術とかVFXとか、思いのほか高いプロダクションのクオリティ。このシリーズ儲かってんだなぁ〜っていう。

梶原善が年齢を重ねたこともあるのか、すっごくよい。
海外の渋めインディードラマでわりと重要な役
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モスクワ、犯された人妻の告白(2011年製作の映画)

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これエロ映画として日本に入れられてるけど、実はヴェネチアとかテッサロニキとかのわりとアーティめ映画祭でちゃんと評価されてる作品なのよね。

レイプされたことでなにか解放されるものがあるのか。それとも何
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ファーゴ(1996年製作の映画)

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フランシス・マクドーマンドのマージのちょっとした浮気心についての描写があるってこと忘れがち(精一杯のオシャレであろう花柄ワンピかわゆい)。

犯罪パートは犯罪パートとして、それと並行して徹底的に地味な
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スペイン一家監禁事件(2010年製作の映画)

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この映画、12個のロングテイクだけで構成されている。

役者のテンションが高めなのだが、それをあんまり違和感なく観れるのはやっぱり演出の力がある。
終盤のスプリットスクリーンとかちゃんと映画的高揚があ
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ノーセインツ 報復の果て(2022年製作の映画)

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わりと凡なリベンジ(?)アクションでなんだかなぁ。いまさらシュレイダー(脚本)にこれはあんまり求めとらん。もっと歪なサムシングがこちとら欲しいのだ。

主人公の移動が多いとどうでもよくなってくる問題。
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ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

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これは最高じゃん。

犯罪者たちがさらなる犯罪に手を染めていき、"狂犬"の暴走がありーの、仲間うちの裏切りがありーの、結果的にヘタこいて堕ちるだけ堕ちていく、っていうある意味"正統派"のノワール。強め
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