ギャグと狂気が混在してかなりジャンル越境型だった原作に比べると、よりはっきりと作品のトーンを分けて、オチも一定の情感を感じさせて、全体的にとっつきやすさを増した映画化だけど、タイトルが出るタイミングの>>続きを読む
レンワイズマンのアクション演出は嫌いじゃない。というか、結構好き。
CGふんだんに使ってちょっと変わった見せ方で…とかやってると映画を軽くしがちだけど、なんというかギリギリのところで荒唐無稽になりすぎ>>続きを読む
レンタル始まるようだし、劇場で見た時のことを思い出しつつうろ覚えで。
出だしは絶好調。中盤の放浪シーンも、クライマックスへ向けてのタメとして十分な面白みがあった。しかし、本題たるアウトレットモールに行>>続きを読む
ロッキーといえばやはり一作目がずば抜けた傑作。。という評価に異論はないけども、シリーズ最終作のこちらも負けず劣らずの名作。
最終ラウンド前、一瞬だけディクソンと交わすやり取りがほんとに素晴らしくていつ>>続きを読む
前半は良かった。新海監督、こういうストレートなギャグできるんだ、という驚きがあった。他ではアニクリでやった一発ネタ的な猫の集会くらいしか思い付かない。
しかし話がシリアスになるにつれ、ひるがえって前半>>続きを読む
クローバーフィールドの名前冠してるしJJ絡んでるし予告も思わせぶりだし見る前から勘ぐる要素満載なのだけど、思いのほか正調な密室サスペンスだった…いや、変と言えば変かw
ジョングッドマンの顔面せり出し力>>続きを読む
映像も迫力あるし、話もテンポいいし、細かい前振りと回収も気が利いてるし、ぐるぐる動いて平衡感覚を狂わせるようなカメラワークもアトラクションとしてはありだと思うんだけど…何だろうこの地味でこじんまりした>>続きを読む
まさに、おもしれ~!の一言に尽きる1本。
時代背景を考えると複雑な議論もできる作品ではあるのだけど、とりあえず難しいことは脇において、サスペンスあふれる復讐譚としてほんとに楽しんだ。
タランティーノと>>続きを読む
単なるファンムービーという枠は明らかに超えている。さりとて1本の映画としてキレイにまとまっているかというとそうも言えない。
やりたいことを詰め込みまくった結果、何か異様なポジションに着地した1作。
登>>続きを読む
見終わったあとの第一印象は、この監督とにかく演出上手い!だった。
ロッキーの話、アドニスの話、敵役の話と3つを同時に進行させないといけないなか、一番割りを食ったのは敵役だとおもうけど、それでも正統的な>>続きを読む
これは完全に好き嫌いの問題だけど、自分にはガイリッチーのセンスはやっぱ合わないなと…。
後ろで大変なことが起こってるのに手前ではそ知らぬ様子で別のことに夢中みたいなコメディ描写が出てくる度にイライラし>>続きを読む
非常に面白い娯楽大活劇。ではあるものの、あまりにもタランティーノ臭が強すぎるのがちょっと…という感じ。
変なズームとか露骨に表層的なオマージュであればやらない方がいいのになぁとか思った。
でもそれでも>>続きを読む
新たな物語の始まりとしてはかなり上手いことやったのではないか。
特に主人公側の描写は相当うまくいっていて彼彼女らが今後どんなドラマを繰り広げていくのか本当に気になる。
その分割を食ったのが敵側の描き込>>続きを読む
さすがピクサー、という感じで、この内容を娯楽アクションアドベンチャーとしてきっちりまとめてみせたのはホントすごいと思う。
しかしながら、5つの感情達がさらにそれぞれ感情を持っているような、いささか二重>>続きを読む
リドリースコットの映像構築力を楽しむ、と割り切れば、とても満足できる作品だと思う。
が、やっぱり率直な感想をいえばリッチな画面は堪能できるけどそれ以外は特に心に残るものはないかな…といった印象。
この>>続きを読む
見てきた。
原作のエッセンスもちゃんと拾ってるし、エンターテイメントに徹した姿勢もよかったし、ぼろくそ言うほどではないのだけど…うーむ、正直ちょっと残念な出来であった。端的に言って尺が足りてないと思う>>続きを読む
見てる間は退屈しないし、面白い映画だとは思う。
けども、一応お話の二本柱と思われる田辺誠一演じる副操縦士の試験の顛末と綾瀬はるか演じるCAの国際線デビューの顛末がどちらも特にリンクすることもなく深く語>>続きを読む
歌をテーマにしたあの映画や正義の味方をテーマにしたあの映画でどうも満足出来なかった方には、特にオススメ。
サントラがレコードでも発売されてれば完璧であった。
とにもかくにも娯楽として圧倒的に面白くて、それ以外に何が必要なんだと思わせる作品。
全編にわたってコミカルな雰囲気だけど、ところどころちょっと本気で薄気味悪さを感じさせるようなシーンが盛り込まれている>>続きを読む
クライマックスに行くにつれてアクション映画としてはいささか地味になるのは3以降の伝統って感じだけど、それがこのシリーズの魅力と思う。ビジュアルがインフレするだけが映画の魅力じゃないっていうか。
それは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
緊迫感あふれるよくできたサスペンス、ミステリーであると同時に、キリスト教的な寓意も含んだよくできた作品だと思う。
個人的にはラストカットの二度見からの一気にエンドロールの流れにしびれた。
流石に演技派>>続きを読む
とにもかくにも、クリントイーストウッドのバランス感覚に唸った。
戦争に関わる人々を英雄的に描いているようにも見えるし、戦争にまつわる全てが多大なる徒労の集積でしかないというメッセージにも見える、観客へ>>続きを読む
時期的に、アニメーションがアナログからデジタルへ移行していく過渡期に作られたといえる1作。
もともとある種企画ものとして出発している作品なので尺も短く、バックボーンを感じさせながらもその辺はあまり深く>>続きを読む
アベンジャーズシリーズ2作目。
ストーリー展開はテンポアップし、アクションも前作以上のクオリティでがんがん攻めてくる作劇。
なので、一定以上の満足感はあるんだけど、2作目の宿命というか…1作目と3作目>>続きを読む
バケモノの子鑑賞に向けて細田作品を見返しているけれど、娯楽作品としてはやはりこれが一番よくできていると感じた(個人的ベストはオマツリ男爵が不動)。
まだ予算も大きくなかっただろうし、そんな中で作画を使>>続きを読む
韓国映画というと、どぎつくてエゲツないという印象が結構あるけど(自分がそういうタイプの作品ばかり見てるだけかもしれないけど)この作品はもっとスマートにというか、純粋にハラハラドキドキできるサスペンスア>>続きを読む
細田監督作品の中でも、最もエンターテイメントに振り切ったといえる1作。
批判的な感想も結構聞くけど、ここまでサービスに徹した作品というのもなかなか無いってのはひとつの事実だと思う。
しかし、細田作品を>>続きを読む
唯一、途中で映画館の席を立った映画(スペースバトルシップヤマトは友人たちと一緒に見に行ったのでかろうじて踏みとどまった)。
とにかく主人公のキャラ造形にイライラして耐えがたかった。
最後まで見ないで感>>続きを読む
この映画を見たのは、ひねくれを最大限にこじらせていた学生のとき。
ビョークもすでに世界的に有名で自分もよく聴いていたので、やっぱりミュージシャンのイメージがかなり強く、役柄でなくどうしてもビョークが演>>続きを読む
とにかく恐ろしく退屈、という印象しかなかった作品。
安っぽさはないし、きちんと作られている映画だとは思うんだけど…。やっぱり、額にAとか書いてある主人公に感情移入するのは不可能なのか…なんて思ったけど>>続きを読む
これはとにかく登場するガジェットの数々が最高にかっこよく、当然ながら鑑賞後、手ぶらで空間をしゃかしゃかする動きを真似したのであった。
今見返すと、一番ビジュアル的にインパクトが強かったフリーハンド操作>>続きを読む
超人的に強い主人公のキャラ設定ながら、アクションはそこまで押し出さずサスペンス、ミステリーで見せていく渋めの作品…と思いきや、バスルームでのコントのごとき格闘や必死顔のカーチェイスなど、所々に笑ってい>>続きを読む
はるか昔に見た映画をおぼろげな記憶だけで語るのもどうか…とは思うけど、一応忘備録として。
今やガメラ撮った人というイメージも強い金子修介監督の小品的作品。
原作が大島弓子さんということもあり、どこかフ>>続きを読む
子供の頃、深夜にテレビで放映されていたのを見たのが初見。
見逃さないようにと、新聞のテレビ欄にチェックをしておいたら母に「あんたなに変な番組見ようとしてんの!」ととがめられ、母よ、これはそういう類の穴>>続きを読む
新劇場版3作目。まさに最大までハードルを上げて見に行ったのを覚えている…が、率直な感想を言うと、庵野まーたやらかしやがった!!もういいよ!!であった。
世が世なら槍を持ったウォーボーイズがカラーに押し>>続きを読む
新劇場版2作目。これは確か初日に見に行った記憶がある。
前回に引き続き、やはりどうしてもダイジェストっぽいちぐはぐ感はあるのだけど、中盤あたりから、大筋は同じなのに微妙に違っていくストーリー展開にどん>>続きを読む