濱口作品の良いところを凝縮した感じ。
良い絵と良い音楽しかなくて何度も泣けた。
ずっと心地良さのシャワーを浴びている時間だった。それだけで充分なのにお話として普通に面白い。バランスが素晴らしい。
主演>>続きを読む
始まり方、最高。結末を最初に見せられているだけに胸がぎゅっとなりながら彼らの行く末を見守っていた。
運ばれる道中で夫と子に先立たれた牝牛と、彼女に話しかけるクッキーの顔の切なさよ…
キング・ルーの話>>続きを読む
「哀れなるものたち」を観たあとに鑑賞。
ビジュアルだけ見ると「ひなぎく」っぽいガーリームービーみたいにも見えるし、映像自体は白基調の明るいトーンで、舞台となるおうちも大きな庭とプールがあり美しい。>>続きを読む
かなりわかりやすくフェミニズム色が強いので
男性陣の感想が気になるところ。
わたしは中盤のダンスシーンの演出に猛烈に感動した。
「聖なる鹿殺し」同様の不穏な音作りや光作りはそのままに、この作品ならで>>続きを読む
ご飯がひとつも美味しそうじゃないの最高。
バリーキヨーガンこわすぎ…
音が良い。エンドクレジットの環境音は何だ…?
この映画にはミッシェル以外考えられないし、
この映画なしに松田龍平も新井浩文も語れないし、
この映画なしにゼロ年代の青春映画は語れない。
と思ってるくらい宝物な映画
変な映画と聞いてたけどまじで変な映画だった。
言葉の概念を改めて問うみたいな感じと松田龍平のいでたちはCUREっぽかったし、演出もそれっぽかったんだけど、設定がどうも…
高杉真宙と恒松ゆりがちょっと>>続きを読む
ゴア描写のエグさが度を越してるし、同じことが何回も続くので、ずっと何を観させられてるんだと思いながら見てた。めっちゃ苦行だった。
最後まで見られたのは映像のクオリティの高さとイ・ビョンホンの顔のおかげ>>続きを読む
とりあえず、日本で今起きてる某事件で被害女性側を非難してる人たち、みんなこれ見てほしいなあ。
社会にフィットできずに人生の28年を獄中で過ごした三上を、「人間が真っ直ぐすぎる」という台詞で表現していたのが素晴らしかった。あの言葉で救われる人がどれだけいることか。
この映画の良いところは沢山あ>>続きを読む
夫役の田村健太郎さんがすごく良い…!
柔らかく穏やかな口調でトゲトゲ刺してくる感じ。いちいち陰険な雰囲気。自身の怯えを隠すような、少し高めの神経質そうな声。
エンドロールが無音なのもなんだか良かった。>>続きを読む
よくよく考えたら森田芳光とホラーって相性抜群よねと思った。
前半はとにかく奇妙、ずっと不穏。コミカルなくらい気持ち悪い西村雅彦。ボソボソ喋りの内野聖陽。物語とは無関係だが執拗に出てくるプール。下手な>>続きを読む
「正欲」からの朝井リョウさん繋がりで久々に見てみた。
なんでかわからないけど、今見たほうが断然刺さった。
11年前の映画だけどいまだにこの作品を特別に思ってる人が多いことにも頷ける。
学校における>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「多様性」という言葉の枠にさえはめてもらえない、そもそも無いものとされてしまう人たちを扱う映画。
「多様性」の表層だけをなぞってただのムーブメントとして扱う世の風潮をかなりわかりやすく揶揄していて、実>>続きを読む
みんながみんな、自分のメンツや根拠のない噂のために道を踏み外してしまう。
人間が同じ人間に手をかける、殺戮シーンの生々しさが凄かったし、観た後もなかなかに引きずってしまう。
止められない人、制御がきか>>続きを読む
UNEXTで配信始まっててうれしい。
やっぱり映画はオープニングが大事だなぁと思うなど…
やっぱり構図が好き。編集も好き。
スティーブン・ユアン、若い頃の萩原聖人みたいな妖しい雰囲気を纏ってて、色気があってすごく魅力的…素敵…
やっと観た。
駿さんは作品を作ることで世界をより良くしたいと願い続けていたけど、もう力尽きたということかな…
考察じみたことを書くのは野暮だと思うけど、個人的には、あちらの世界はクリエイションという>>続きを読む