原作をはるか昔に読んで、
あー金魚可愛いと思ったけど、
誰が演じてもこんなに魅力的にならないだろうから、
実写化は無理だろうなと思っていました。
そしてこの映画を観たら、
赤子=金魚=二階堂ふみ可愛>>続きを読む
主人公マーガレットの描いた大きな目の子供達(ビッグ・アイズ)を夫ウォルターがさも自分が描いたように売り出し名声を得てゆく。
ウォルターはどうすれば人に好かれるかを心得ておりプレゼン能力が高い男だが、物>>続きを読む
物語序盤、主人公が典型的な事務方の軍人で嫌がるのを無理矢理前線に連れて行かれるところで胸がスッとして、戦場でもがきながらも早々に惨死するところまでで既に爽快な気分になる。
そこから「戦う→成長→死→復>>続きを読む
事前にサイコパスな主人公がひたすら悪さをする映画というのを聞いていたのせいか、実際に映画を観たらサイコパスではあったけど、思ったよりまっとうに感じました。ストーリー展開もスピーディーで楽しめたけれど、>>続きを読む
売れなくなった壮年の映画監督が学校で映画を教えつつ愛人の家に転がりこんで映画を学ぶ学生に蘊蓄を語りながら、自分の観たい映画のシナリオを書いているという話。この映画の監督である高橋伴明が自身の当時の姿を>>続きを読む
ドラマ版とは別ストーリー。
「エロい」「ボッキ」という言葉がこんなに出て来る映画は他にないだろう。
エロ可愛くて、エロくだらなくて、エロ切ない。
登場するほとんどの若い婦女子のパンツが見えているとい>>続きを読む
ゴジラという災害
大傑作。
まずゴジラが巨大な災害のように街を破壊して行く姿が圧倒的で、放射能を吐きながらビル群を焼き尽くす姿は絶望的でこれは日本終わるなって気分になるけど、とんでもなく美しい。
映>>続きを読む
「ある特定の女性の胸に咲く花」というのがいきなりロマンチックであり、その研究所という設定がまたSF要素があって素晴らしいと思いました。
研究所の中の無機的な空気感とムードも、この設定によく合っていまし>>続きを読む
この映画は主人公の冴えないロックバンドに、トップアイドルのヒロインが惚れ込む所からストーリーが展開してゆきます。
ただ、その主人公達のバンドに最後まで魅力を感じる事ができませんでした。
映画の途中で>>続きを読む
序盤は北の内部闘争に南の工作員やFBIやモサドが絡んできて、それぞれの仕掛け合いが次々と交錯するので緊張感があって良かったです。
中盤は個人的にだれる感じでしたが、終盤に向けてのアクションシーン、特に>>続きを読む
この映画にはほんわか暖かい空気感、桜、出会い、
新生活の期待と不安など、春のいろんな要素が詰まっています。
なのでタイトル通り、桜が咲いて散り始める時期に観ると、
気持ちよく春の何かが始まる気分に浸>>続きを読む
世にも奇妙なローマの休日
ウディ・アレン映画らしく重くもなくサラッと楽しめて、
ああ、イイ感じだったな〜って思える映画でした。
ローマを舞台にした群像劇で、その何人かは観光客だったり
するので、ロー>>続きを読む
予告映像を観て、期待に胸を膨らましてこの映画を観始め、オープニングシーンでおーって驚いてから数分後、物語の行方を見失いました。今、何がどうなってるんだろう???
そこで物語の意味を考えるのを放棄し意味>>続きを読む
園子温監督の映画は結構観ている方ですが、個人的に毎回当たりはずれが大きく、今回の映画は大きくはずれました。
演出の味付けか過剰に濃いのが園監督の特徴だと思いますが、今回は濃過ぎました。
オープニング>>続きを読む
秋葉原無差別連続殺人事件を題材にした映画という事だったので、犯人が事件を起こす背景に迫ったりしているのかと思ったけれど、この映画では精神的に社会に順応できない人間がただただねじ曲がって犯罪を犯すといっ>>続きを読む
現在(2015)から観るとそれほど映像に斬新さがあるわけではないけれど、凶悪なサラマンダーには迫力があり炎に包まれる世界は絶望感が漂う。でもなんだか心が躍らないのは、そんな絶望的に強いサラマンダーを倒>>続きを読む
これは笑わせようとしているのか?それとも本気なんだろうか?と思う微妙な演出が各所にあり、ラストシーンもちょっとこれは、、、、となりましたが、そんな事より二階堂ふみ演じるヒロイン里子の劇中に次第に艶やか>>続きを読む
普通の人が極限までにいつめられる事によって現れてくる狂気的な世界を描いてきた塚本監督ですが、今回もまさにそんな塚本ワールド全開でした。仰々しい音楽、激しく振動する画面、グロテスクでありながら狂気の度が>>続きを読む