ターミガンさんの映画レビュー・感想・評価

ターミガン

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

2022年11月11日公開
原作・脚本・監督 新海誠


『君の名は。』『天気の子』で、一躍日本アニメ映画のTopへ登り詰めた新海監督。
最新作で何を見せてくれるのかという期待とは裏腹に、SNS等では
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フラガール(2006年製作の映画)

4.0

2006年9月23日公開
第30回日本アカデミー賞受賞作



良い作品だった。
公開当時しずちゃん抜擢&山ちゃん狼狽で散々話題になっていたから、もっとコメディー風味なのかと思ってたけど【昭和40年な
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

2.9

2022年2月18日公開
いしづかあつこ初監督オリジナル作品
(脚本も同氏)



田舎の高校生・ロウマと優等生の親友・トトで結成された『ドン・グリーズ』
高校進学を機に活動するのは長期休みに限定され
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

2022年12月23日公開
辻村深月の原作小説は未読


鏡の中の城に招かれた7人の中学生男女
その城の中にはどんな願いでも叶う部屋があり、そこに入る為の鍵を探す事を命じられるファンタジー作品。
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

2022年4月公開
2021年放送のアニメ全13話を再構成して、更に最終話のその後を追加した総集編
(※アニメ本編を見てからの方が楽しめる気がする)



練馬の女子校生行方不明事件を発端に、それぞれ
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きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

2.9

『時をかける少女』『サマーウォーズ』を手掛けたMAD HOUSE制作のオリジナル長編アニメ
2017年8月25日公開作品




神奈川県の海辺にある町のミニFMを舞台にした夏の学園モノ、って事で嫌い
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

2022年公開のマット・リーヴス監督作品。
(※2021年に公開予定だったが、パンデミックにより2度の延期)


日本語吹替版&字幕で鑑賞。



手に取る際に『ダークナイト』三部作があまりにも傑作だ
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現代やくざ 血桜三兄弟(1971年製作の映画)

3.5

1971年11月19日公開
シリーズ第五弾

舞台は岐阜の広道会
そこへ大阪の誠心会・川島譲次(小池朝雄)が縄張り拡大を目論んで乗り込んでくる。
バーを経営する小田武(菅原文太)と、その弟で広道会の組
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現代やくざ 盃返します(1971年製作の映画)

3.0

1971年4月3日公開
シリーズ第四弾

舞台は昭和43年・大阪
堂本組の組員・関山辰治27歳(菅原文太)は、敵対する萩原組へ鉄砲玉を命じられ単騎特攻の末に自首、服役する。
2年を経て出所後、カタギへ
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現代やくざ 与太者仁義(1969年製作の映画)

3.0

1969年5月31日公開
シリーズ第ニ弾
ヤクザ屋さんといえども拳銃が当たり前には流通していない時代の設定
かいつまんで言えば、勝又三兄弟の兄弟喧嘩編といった感じ。


一応、時系列としては前作から4
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現代やくざ 与太者の掟(1969年製作の映画)

3.0

1969年2月1日公開
菅原文太の東映移籍後初主演作
「現代やくざシリーズ」の第一弾
キャスティングは時代劇でよく目にした顔ぶれ。


服役から仮釈放された勝又五郎(菅原文太)は、荒尾組の福地(待田京
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

4.0

群馬県高崎市をモデルとした架空都市・小田市のショッピングモールの中にあるデイサービス「陽だまり」で働くチェリーこと佐倉ゆい17歳。
その町の人気動画配信者スマイルこと星野ゆき16歳。



思春期特有
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

4.4

2019年2月公開の『新宿プライベート・アイズ』から4年半…また劇場の大スクリーン&大音響で新作を観られる幸せ。
エンドロールが流れても席を立ってはいけない。



本題へ入る前に少しだけ私事を。
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

劇場版第26弾ということで、ほぼ毎年恒例になっている人気シリーズ。
“マリオの日本公開を遅らせた一因”と言われてるだけあって、公開24日目では悲願のシリーズ初となる興収100億突破がトレンド入りしてい
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

法務部が最強と名高い任天堂と、米イルミネーションの日米合作。
ちなみに出資はユニバーサルピクチャーズで、日本より先立って海外で公開され5日で500億を突破するというアニメ史上最高のBダッシュをかました
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

首都圏に巨大怪獣が襲来したが、それは青い閃光に包まれ突然死んだ。
怪獣の死骸から半径10〜15km圏内は立入禁止区域となる。
首相直属の独立舞台である特務隊は、怪獣撃退の為にいわゆる赤紙で招集されてい
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.5

辻村深月の原作小説は未読。

【アニメ】というジャンルの市場規模は2兆円
毎クール50本の新作が生み出されていると言われている業界で奮闘する人々を描くヒューマンドラマ。
(※恋愛成分は極めて薄め)
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

字幕版にて鑑賞

舞台は1984年、ナイキ本社。
ランニングシューズでシェアを獲得したものの、バスケ部門ではコンバースとadidasに押されて世間では“NIKEはダサい”の象徴だった。
そのバスケ部門
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

溜め込んだ怒りを爆発させる瞬間――

日本語吹き替え版&字幕で鑑賞。


会計士の仕事をしながら家族にも煙たがられ、うだつの上がらない日々を送っているハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)
深夜、自宅
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平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊(2014年製作の映画)

3.5

平成ライダー15作品目・2014年春休み公開

2023年公開『シン・仮面ライダー』を観て感じたもの、湧き上がった疑問…自分はライダーに何を求めているのか?
そんな諸々の欠けたピースを探したくて東映が
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

2016年シン・ゴジラ
2021年シン・エヴァンゲリオン
2022年シン・ウルトラマン
そして2023年3月シン・仮面ライダー

日本のオタク四天王こと庵野秀明監督の“シンジャパンヒーローズ”シリーズ
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.8

田辺聖子原作の小説は未読。

舞台は大阪。
スペイン留学を夢見ながら海洋生物学を専攻している鈴川恒夫(cv.中川大志)は、車椅子の山村クミ子ことジョゼ(cv.清原果那)を転倒から助けた。
そんな出会い
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.0

『サカサマのパテマ』等の吉浦康裕が原作・脚本・監督を務めた青春SFアニメ。

『サマーウォーズ』と『龍とそばかすの姫』とを足して2で割ったようなハイブリッド作品。


物語は星間エレクトロニクスの実験
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

4.5

TVシリーズ「遊郭編」第10、11話 +「刀鍛冶の里編」第1話で構成された特別劇場版。


2022年の2月に遊郭編が終わりを迎えてからちょうど一年。
アニメ派なのでJUSWANNAばりに今か今かと待
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

週間少年ジャンプ発バスケ漫画の金字塔
原作・脚本・監督 井上雄彦
原作第一部は1990年〜1996年に連載
アニメは1993年〜1996年まで放映
(※裏番組の視聴率に押されて半ば中途で終了)


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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.0

日本語吹替+字幕で鑑賞

ロサンゼルスにあるフォーティコ・セキュリティ社は毎日12台の車輌で計18,000万ドルを輸送する武装警備専門会社。
そこへ通称Hことパトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

尾谷組と広島仁正会の抗争は広島県呉原東署の日岡秀一(松坂桃李)の立ち回りにより終結。
それから3年後の平成三年、広島県呉市。壊滅に追い込まれた広島仁正会の傘下で五十子会の残党・上林成浩(鈴木亮平)の出
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懲役十八年(1967年製作の映画)

4.0

1967年2月25日公開
渋谷の愚連隊出身で元ホンモノとして知られるリアルスカーフェイス・安藤昇主演の作品。

戦後の昭和22年、元海軍将校・川田章(安藤昇)と、塚田義男(小池朝雄)は、特攻隊の遺族会
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.5

昭和22年、敗戦後の広島県呉市が舞台。
ナレーションにもあるが戦争という暴力が終わった代わりに、米兵がはびこり町が無法地帯となった結果、人々は自分の身は自分で守らざるを得なくなった。
復員兵の広能昌三
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聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち(1989年製作の映画)

3.0

劇場版4作目。
本編は前作よりボリュームDOWNしたものの、1作目2作目と同じ46分。

これまでの戦いで星矢達に野望を打ち砕かれた邪神エリス、太陽神アベル、海皇ポセイドンらの怨念が神の子ルシファー、
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聖闘士星矢 真紅の少年伝説(1988年製作の映画)

3.5

劇場版3作目。
週刊少年ジャンプの創刊20周年記念作品。
前作や前々作に比べてボリュームUPした本編76分。


アテナの兄である、太陽神アベルが現れた。
全知全能の神ゼウスの子息であり、故意ではなく
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聖闘士星矢 神々の熱き戦い(1988年製作の映画)

3.5

1988年3月公開の劇場版2作目。
ストーリーは完全オリジナル。


――夏がくることなく3度の冬が続き世界が戦争に突入する、世界はもがき苦しみ思いやりのない狼の世となる――

東シベリアでキグナス氷
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聖闘士星矢 邪神エリス(1987年製作の映画)

3.0

1987年7月公開の劇場版1作目。

黄金のリンゴに封印されていた争いの女神エリスが彗星レパルスによって蘇った。
星の子学園の職員である絵梨衣は、エリスと星座が一致していたことで依り代とされ体を乗っ取
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年は連載25周年であり、原作の尾田栄一郎総合プロデュースの“FILMシリーズ”としては4作目、そして劇場版としては通算15作目の本作。

原作がいよいよ最終章に入ったタイミングで、第一弾入場者
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ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース フィルム ストロングワールド(2009年製作の映画)

3.5

2009年の公開当時でアニメ放送10周年を記念して、原作の尾田栄一郎氏が総監修を務めた劇場版の第10作目。
尾田氏のリクエストで主題歌にMr.Childrenが『Fanfare』を書き下ろしたのは有名
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2018年公開の「ブロリー」より3年ぶりの劇場版21作目。
ドラゴンボールといえば「Z」な固定観念があるものの、フリークとしては見ないわけにはいかないってんで前売り券を購入してようやく鑑賞。

レッド
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