このレビューはネタバレを含みます
さすがA24と言うべきか、序盤から感じた不穏、不快、不安が終盤まで続く。
壁の向こうやホロコーストについて直接的な描写があまりない分、音に敏感になる。ずっと鳴り響いている不協和音。
一見幸福な、理想的>>続きを読む
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映画館で観たかった作品。
子供の頃に観たきりだったので、改めて観ると色々な伏線に気付けた。
私がローズを好きなのは、ただ守られるだけで周りの言いなりになるのではなく、自分で考え選択し行動できる女性だか>>続きを読む
色彩や印象的な音楽は多くの作品に影響を与えていそうだなと。
70年代の作品とは思えない画面のお洒落さ。
主人公は自業自得、因果応報、悪因悪果、同情の余地なし。
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子どもの頃に観たとき、赤いグミだけを集めて先生にあげるシーンが印象的だった。
タイトルもすっかり忘れていて、そのシーンを探してようやくたどり着いた作品。
ロビン・ウィリアムズの子どものように無垢な瞳が>>続きを読む
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嫌いじゃない。でも恋愛パートはしょっぱい気持ちになりながら観た。
せめて博士が独身なら…。
荒唐無稽なプロジェクトとは裏腹に知的なシャイフがとても魅力的。彼は一貫してるので安心して見ていられる。
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戦争映画には割と耐性があると思って見たら予想以上だった。
冒頭の上陸時の迫力が凄まじい。
まるで自分が戦場に放り込まれたような臨場感と生々しさ。命が容易く奪われるし、次の瞬間は自分が死ぬかもしれない。>>続きを読む
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トマトと豆は結局植えたんだね。
屋敷や洋服がおしゃれで可愛かった。
モーガンフリーマンが出ていればとりあえずハズレはない。
物語が淡々と進んでいくからこそ、逃れられない老いや死について考えさせられる。>>続きを読む
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ピンクと水色の対比がポップで画面は明るいのに内容はドロドロ復讐劇。
"いい人"の男性達はどうなったのかと思ったら、制裁はされているけど生きている模様。
主犯格2人にも、死より効果的な復讐を果たしたとい>>続きを読む
展開の目まぐるしさとトラブル・爆発の多さには少し疲れてしまう。
それでも最後はやはり泣けるし音楽もいい。
クラッカーのシーンが好きだった。
いわゆる魔性の女なのに可愛らしくて憎めないのはマリリン・モンローの魅力。
正反対の女同士の友情が良い。
音楽も衣装も素敵。
価値観が古いのは時代のそれとして、コメディとして笑えて面白かった。
ここまで訳がわからない映画を初めて観た。感嘆すら覚える。
みんな急に走りすぎじゃない?
セリフも説明もないので全くわからない。
青年の青い瞳と気怠げな感じが美しいなとは思った。
無邪気な郵便配達員がい>>続きを読む
細やかなダンス、演出、パフォーマンス、音楽、全てがかっこいい。
メッセージ性は強いもののストーリー性はないので、中盤で少し集中力が切れてしまったのが残念。
久しぶりに素直に心に刺さる映画だった。
情報量は多いけれども、モノクロなので集中しやすい。
大丈夫じゃないって叫びあうシーンが好きだった。大人だって大丈夫じゃない、不安で悲しくて怒りたい時もある。>>続きを読む
鬱映画に耐性はある方だし、心して観たのにしんどすぎる。
二度とは観れない映画。
『ベニスに死す』は未鑑賞。
ミッドサマー鑑賞時に「あの美少年が…」と話題になりビョルンの存在を知った。
実際の映像を見ると、不安定で妖しく影のある美しさに驚く。圧倒的で完璧な美貌。日本であれほど熱狂>>続きを読む
不穏な始まりからの猟奇事件の数々、そして結末。
途中から展開は読めてしまうけど、この犯人の如く用意周到な作品作りを感じる。
サイコ、ミステリー、ホラー、グロ。
公開当時に観てたらもっと衝撃を受けたかも>>続きを読む